[スポンサーリンク]

一般的な話題

リニューアル?!

[スポンサーリンク]

早いもので2009年が明けて、一ヶ月が過ぎました。
この時期になると、色々なものが年明けとともにリニューアルされていたことに気づき始めるのですが。。。


筆者は、毎年Aldrichの試薬カタログの表紙がリニューアルされることを密かに楽しみの一つに数えています(笑)。毎年、Aldrichのカタログの表紙には我々の大先輩とも言える過去の化学者(錬金術師)たちが実験をしている様子の絵が載せられています。さらに表紙を1ページめくると、その絵の解説が載っています。

例えば、今年の表紙には化学者とそのアシスタントが忙しそうに働く絵が載せられています。この忙しそうな様は、今も昔も変わらないようですね。。

この解説記事によると、この化学者が持っている実験ノートには当時の錬金術師たちが使っていた化学記号(?)が書かれており、円の中にドットが書かれている記号は太陽、金を意味するそうです。

錬金術を調べてみたところ、彼らが用いていた記号は他にもあるようです。
このような絵からも昔の化学(錬金術)を垣間みることができます。
何気ない日常の中にも、興味深いことは転がっているものですね!!

 

Avatar photo

carbene

投稿者の記事一覧

博士見習い。専門は分子触媒化学。化学史や反応や現象の成り立ちに興味がある。夢は化学を熱く語ることができるサイエンスライター。

関連記事

  1. 第8回 野依フォーラム若手育成塾
  2. 徒然なるままにセンター試験を解いてみた(2018年版)
  3. このホウ素、まるで窒素ー酸を塩基に変えるー
  4. デカすぎる置換基が不安定なリンホウ素二重結合を優しく包み込む
  5. ルドルフ・クラウジウスのこと② エントロピー150周年を祝って
  6. 春季ACSMeetingに行ってきました
  7. 有機化学実験基礎講座、絶賛公開中!
  8. ADC薬基礎編: 着想の歴史的背景と小分子薬・抗体薬との比較

注目情報

ピックアップ記事

  1. 対決!フタロシアニンvsポルフィリン
  2. 今年は共有結合100周年ールイスの構造式の物語
  3. 「女性用バイアグラ」開発・認可・そして買収←イマココ
  4. 材料開発における生成AIの活用方法
  5. 学振申請書を磨き上げるポイント ~自己評価欄 編(後編)~
  6. 富士フイルムが医薬事業に本格参入
  7. Cleavage of Carbon-Carbon Single Bonds by Transition Metals
  8. ブラッドリー・ムーアBradley Moore
  9. 芳香族求核置換反応 Nucleophilic Aromatic Substitution
  10. 真空ポンプはなぜ壊れる?

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP