[スポンサーリンク]

archives

ケムステの記事を導出しています

[スポンサーリンク]

いつもケムステをご訪問いただいてありがとうございます。様々な化学の情報を配信している拙ウェブサイトですが、昨年末から「記事の導出(供与)」をはじめました。

現在、富士フィルムファインケミカルズ東京化成工業KENKO JIMANに記事及び要約の導出を行っています。それではケムステの記事がどのように使われているのか?少しだけみていきましょう。

メルマガへの利用ー富士フィルムファインケミカルズ

富士フィルムファインケミカルズは「富士フイルムグループのファインケミカル材料生産における中核会社」として、富士フイルムが手掛ける様々な事業分野における高機能有機化合物の生産を担い、富士フイルムグループ各社に供給しています。

同社は昨年から「FUJIFILM Finechemicals News」という無料のメールマガジンを発行しており、多種多様な有機薬品の製造を行ってきた経験と技術蓄積をベースに、読者に役立つ情報を配信しています。このコンテンツの一部として、ケムステの記事が使われています。

定期的に配送されるメルマガ

実際に受信したメールマガジンをみると、ケムステの記事の概要が掲載されています。「詳細はこちらから」というボタンをクリックすると、同社のサイトで記事を閲覧可能です。もちろん、ケムステの記事だけでなく、オリジナルの合成化学に関する記事もあるようなので、興味の有る方はぜひご登録ください。

「詳細はこちらから」ボタンから閲覧できる記事 記事:メチレン炭素での触媒的不斉C(sp3)-H活性化反応

 

同じくメルマガとして利用ー東京化成工業

お馴染み東京化成工業にも本年から記事を提供しています。同社の発行するものとしては冊子体である「TCIメール」が有名です、メルマガバージョンの”TCIニュース“というものも同時に発行しています。様々な新製品情報など利用例とともに配信されるため、おすすめです。

メルマガ”TCIニュース”

その中の1コーナーに、「ケムステ記事ピックアップ」として、記事を掲載されています。富士フィルムファインケミカルズと同様に概要をみて興味をもてば、「ケムステ記事ピックアップの続きを読む」をクリックすればその詳細をウェブにてみることができます。

メルマガの下段にある「ケムステ記事ピックアップ」コーナー

同社のサイトでケムステ記事が掲載されている。記事:ワインのコルク臭の原因は?

 

化学的な記事の充実にーKENKO JIMAN

最後は、化学系のサイトではなく、一般ウェブサイトである、KENKO JIMAN。様々な健康に関する記事を紹介し、記事を読んでいくと人工知能KIBITが勝手に選んでくれ、最終的に興味のあるぴったりな記事を提供してくれるそうです。ざっと見た感じでは昨今話題になったおかしな記事はないと思います。その1つのコンテンツ「身近な健康ニュース」の連載として、ケムステの記事がつかわれています。正直いって、健康に関する記事はあまりないのですが、一般うけする身近な化合物や薬の話などを中心に選んでいるようです。

KENKOJIMANウェブサイトの連載

このウェブサイトの場合は上述した2つとことなり、概要のみを表示し、興味があれば、◯◯を読むをクリックすれば、ケムステのウェブサイトに誘導されます。最近紹介された記事は「カリカリベーコンはどうして美味しいにおいなの?」という書籍を紹介した記事(下図)。

KENKOJIMANに掲載されたケムステ記事の概要

興味がある方はお問い合わせを

我々も記事の導出に関しては最近はじめたばかりです。ケムステは4000記事以上の化学に関連する記事を所有しています。自分の会社のウェブサイトに自社のオリジナルコンテンツを一からつくろうと思うと、非常に時間もお金もかかります。その際に、自社の独自コンテンツを補佐する役割として「ケムステ記事」使うことも可能です。

なお、もちろんのことですが、記事の導出にはウェブコンテンツ利用許諾契約が必要となります。ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 低分子ゲル化剤の特性・活用と、ゲル化・増粘の基礎【終了】
  2. ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研…
  3. 有機ラジカルポリマー合成に有用なTEMPO型フリーラジカル
  4. 細胞代謝学術セミナー全3回 主催:同仁化学研究所
  5. トリフルオロメタンスルホン酸すず(II) : Tin(II) T…
  6. マテリアルズ・インフォマティクスの基礎から実践技術まで学ぶワンス…
  7. Hantzschエステル:Hantzch Ester
  8. 有機合成化学協会誌2020年12月号:2H-アジリン・配糖体天然…

注目情報

ピックアップ記事

  1. インフルエンザ対策最前線
  2. 河崎 悠也 Yuuya Kawasaki
  3. 有機合成化学協会誌2017年7月号:有機ヘテロ化合物・タンパク質作用面認識分子・Lossen転位・複素環合成
  4. 「不斉化学」の研究でイタリア化学会主催の国際賞を受賞-東理大硤合教授-
  5. 100 ns以下の超高速でスピン反転を起こす純有機発光材料の設計
  6. ベン・デイヴィス Ben G. Davis
  7. 陶磁器釉の構造入門-ケイ酸、アルカリ金属に注目-
  8. 科学は探究心を与え続けてくれるもの:2016 ロレアル–ユネスコ女性科学者 日本奨励賞
  9. tert-ブトキシカルボニル保護基 Boc Protecting Group
  10. 高橋 雅英 Takahashi Masahide

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

7th Compound Challengeが開催されます!【エントリー〆切:2026年03月02日】 集え、”腕に覚えあり”の合成化学者!!

メルク株式会社より全世界の合成化学者と競い合うイベント、7th Compound Challenge…

乙卯研究所【急募】 有機合成化学分野(研究テーマは自由)の研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

大森 建 Ken OHMORI

大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

西川俊夫 Toshio NISHIKAWA

西川俊夫(にしかわ としお、1962年6月1日-)は、日本の有機化学者である。名古屋大学大学院生命農…

市川聡 Satoshi ICHIKAWA

市川 聡(Satoshi Ichikawa, 1971年9月28日-)は、日本の有機化学者・創薬化学…

非侵襲で使えるpH計で水溶液中のpHを測ってみた!

今回は、知っているようで知らない、なんとなく分かっているようで実は測定が難しい pH計(pHセンサー…

有馬温泉で鉄イオン水溶液について学んできた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉の金泉は、塩化物濃度と鉄濃度が日本の温泉の中で最も高い温泉で、黄褐色を呈する温泉です。この記…

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP