[スポンサーリンク]

ケムステしごと

持てるキャリアを生かせるUターン転職を その難題をクリアしたLHHのマッチング力

[スポンサーリンク]

両親が暮らす故郷に戻り、家族一緒に暮らしたい――そんなUターンの希望を持つ方にとって大きな懸念となる「転職」。自身のキャリアを生かせる企業、あるいは求人があるかどうかです。「おそらくないだろう。」と決めつけて、初めからあきらめてしまう方も少なからずいるのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、LHH転職エージェント(以下、LHH)のコンサルタントが求人情報をもとに求職者とコンタクトを取り、ケミカル分野の求人が少ない地域において、Uターン転職を実現した30代の男性研究員の事例です。

企業の求人要件を満たし、「これまでのキャリアを生かす。」という求職者の希望も叶えたこの転職支援のいきさつを、担当コンサルタントのChemical & Plant紹介部Chemical West課の大屋亮悟さんが紹介します。

目次

・化学メーカーの少ない地域へのUターン希望

・求人企業を熟知しているからこそできる面接対策

・求人企業との良好な関係が導くベストマッチ

・求職者が望む暮らしにも寄り添うコンサルティング

化学メーカーの少ない地域へのUターン希望

大屋さんが所属するChemical & Plant紹介部Chemical West課は、化学製品の素材領域における技術職の転職支援を行っています。対応している主な職種は、研究開発、品質管理、品質保証、生産技術、営業などです。大屋さんもこの分野での転職支援を多く手がけていますが、この業界での転職の特色を次のように述べます。

「化学製品の素材は、非常に細かく多岐にわたります。そのため、例えば求人が同じ研究開発職であっても、その化学メーカーあるいは求人部門と、求職者が扱ってきた素材や製品分野が求人要件と適合しないと、転職が成立しないことがよくあります。転職支援のコンサルティングでも、マッチングが難しい領域と言えます。」

現に、この事例の求職者は、他のエージェントも利用して転職活動をしていましたが、そちらでは成果を得ることができなかったそうです。ケミカル素材の領域は時として、コンサルタントにとってもチャレンジングな転職支援になるようです。

今回のマッチングは、企業の求人募集に基づき、要件にあう方をお探しするかたちでスタートしました。求人企業は愛知県に本社を構える大手化学メーカーです。

「中期経営計画に基づいて、電子部品や半導体、EV用電池材料などの分野への事業の拡大を目標とし、そのための組織強化に向けて、中途採用に力を入れているところでした。」

採用人員の枠も大きく、LHHを通しての採用実績もありました。しかし、製品開発部門の専門職の採用にはある課題を抱えていました。

「愛知県は、自動車部品など機械系のメーカーは多いけれど、化学系のメーカーは関東や関西に比べると少ないです。特に素材分野の研究開発となると専門性が非常に高いので人材の流動も小さく、希望する技術者を得にくかったのです。」

そこで大屋さんは、愛知県内での採用が難しい状況を踏まえ、関東や関西など化学メーカーが多い地域からUターン・Iターンを希望する方に対象を広げて探すことにしました。それがAさんとの出会いにつながりました。

求人企業を熟知しているからこそできる面接対策

Aさんは、30代半ばの男性で、関西にある中堅化学メーカーに勤務していました。勤続年数は10年余り。主に電子部品や半導体に使うポリマー材料の製品開発に従事してきた研究者です。愛知県出身で、自身の故郷であり、両親の住む街に戻りたいというのが転職理由でした。

「一般的にはほかにもいろいろと理由があるものですが、Aさんの条件は居住地域を除けば『現職でのキャリアを生かせること』の1点だけでした。」

Aさんのキャリアは、職務経験も研究分野も、大屋さんが珍しいケース、と驚くほど求人条件に合致していました。求人企業にAさんを紹介すると、書類選考は即通過。「すぐにでも面接を実施したい。」と企業側は積極的な意向を示しました。

トントン拍子にことは運んでいましたが、大屋さんは面談を通じ、Aさんに対して少し不安に思うところがありました。

「Aさんは口数が少ないほうで、問えば答えは返ってきますが、自分から進んで話すことや、自分の考えや強みを明確に表現するのが苦手なように思えました。」

実は、Aさんにとってこれが初めての転職でした。新卒者採用と中途採用では、面接で求められる対応がかなり違います。

「化学業界の場合、研究領域もニッチなので、開発した製品の何をどのように研究したかが面接では大きなポイントになります。それをきちんと伝えられず、面接でAさんに悔いが残ることだけは避けたいと思いました。」

「受ける企業やその方にあった対策をするので、いつも同じではありませんが。」と前置きしながら、大屋さんは面接を想定した問答集をつくったと言います。Aさんが戻してきたその回答を2人で添削するという作業を繰り返したのです。

「求人企業には、LHHの紹介で何人も入社しています。そのため、面接でどんな質問が出るか、企業が好む人柄や重視するポイントも把握しているので、こういうことができます。」

言葉ひとつ、言い回しから受ける印象までも配慮し、丁寧に行った大屋さんの面接準備が、本番で功を奏したことは言うまでもありません。

求人企業との良好な関係が導くベストマッチ

面接後、Aさんから「話しやすい雰囲気でした。」というコメントが届きました。入社後の業務の将来性、どんな業務に携わってほしいかなども詳しく知ることができたと言います。

「企業側からは、一次面接の段階で最高クラスの評価をいただきました。『即戦力としてすぐに働いてもらいたい、新しい知見を入れていただきたい』と期待を寄せられましたし、Aさんも一次面接を終えてから、志望意欲が増した感じでした。」

結果としてAさんの転職は、最初の面談からわずか2カ月ほどの短期間で決まりました。また、経験が認められたことと、転職先の企業が現職の企業より給与水準が高かったこともあり、年収は160万円アップしました。

今回の事例では、大屋さんがUターン・Iターンに着目し、求人に該当する人材を見出したことが成功要因として大きいのですが、大屋さんは異なる側面からこの事例の成功ポイントをふり返ります。

「企業の求人を担当する際は、求職者のリサーチを始める前に、『現場ミーティング』を実施します。これは実際に配属される部署に出向いて行うヒアリングです。今回ですと、研究所の所長や、部署の上司、部課長クラスの方にも、業務の内容や求める人材について話を聞きました。LHHのコンサルタントは、この現場ミーティングをよく行います。」

このような現場ミーティングを実施できるのは、LHHの人材紹介サービスが、求人企業に高く評価され、信頼されているからにほかなりません。また、現場の業務を深く知ることにより、今回の事例のように求職者と求人企業の間にずれのないマッチングが可能になるのだと大屋さんは言います。

「LHHは競合他社と比べて、求人企業との関係構築がしっかりしていると思います。だから他社にはない求人情報や選考情報を求職者に伝えられる。それがLHHコンサルタントの一番の介在価値です。それがあってこそ、その一員である私も自信を持って求職者のサポートに臨めます。」

求職者が望む暮らしにも寄り添うコンサルティング

LHH転職エージェントの特色に、ビジョンマッチングがあります。これは、単に転職条件をすり合わせるのではなく、求職者のキャリアビジョン、ライフビジョンを最も重視し、その実現を図っていくLHH独自のマッチング手法です。

今回の事例では「郷里に戻り、両親・家族と一緒に暮らす。」ことが求職者の一番の希望でした。当初、Aさんは郷里のある愛知県内での求人が少ないことを知っていたようです。大屋さんはこうふり返ります。

「勤務地の範囲を中京地域まで広げて転職活動をしていました。けれど、転職先が自宅からあまりにも離れてしまうと、家族といる時間が通勤時間に取られてしまいます。それはAさんのライフビジョンに照らして現実的な選択ではないと思っていました。」

このように、求職者の生活にまで寄り添う支援のあり方も、転職におけるLHHコンサルタントの大きな介在価値と言えます。

 

LHH転職エージェント コンサルタント:大屋亮悟
化学・素材業界に専門特化し、転職支援・採用支援に従事。

国内大手化学メーカーとの強固なネットワークを生かし、技術系を中心に研究開発・技術営業など幅広い職種で支援実績持つ。求人票だけでは分からない情報や選考ポイントを提供し、入社後のキャリアを見据えて、候補者様の将来像を丁寧にヒアリング。キャリアビジョン・ライフビジョンを尊重し、最適な意思決定を支援しながら入社まで伴走。

LHH転職エージェントについて


LHH転職エージェントとは、世界最大の総合人財サービス企業アデコが日本で展開する転職支援サービスのブランド名称です。国内では大都市圏を中心に事業を展開し、各領域に精通した転職コンサルタントがさまざまな業界・職種の転職サポートを行っています。ライフサイエンス・メディカル領域においては、化学業界を軸に、理化学機器、製薬、再生医療、医療機器といった分野でご活躍される方々の転職をサポートしています。

※LHH Japan公式 note

 

Avatar photo

ケムステPR

投稿者の記事一覧

ケムステのPRアカウントです。募集記事や記事体広告関連の記事を投稿します。

関連記事

  1. 有機合成化学協会誌2020年1月号:ドルテグラビルナトリウム・次…
  2. 公募開始!2020 CAS Future Leaders プログ…
  3. 三原色発光するシリコン量子ドットフィルム―太陽光、高温、高湿への…
  4. CO2の資源利用を目指した新たなプラスチック合成法
  5. 第98回日本化学会春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Pa…
  6. 「オプジーボ」の特許とおカネ
  7. 再生医療ーChemical Times特集より
  8. 標準物質ーChemical Times特集より

注目情報

ピックアップ記事

  1. カスケード反応で難関天然物をまとめて攻略!
  2. 研究室でDIY!~エバポ用真空制御装置をつくろう~ ②
  3. ヘキサニトロヘキサアザイソウルチタン / Hexanitrohexaazaisowurtzitane (HNIW)
  4. 第76回「目指すは生涯現役!ロマンを追い求めて」櫛田 創 助教
  5. ビス[α,α-ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンメタノラト]ジフェニルサルファー : Bis[alpha,alpha-bis(trifluoromethyl)benzenemethanolato]diphenylsulfur
  6. ヒノキチオール (hinokitiol)
  7. 第24回次世代を担う有機化学シンポジウム
  8. 分子のねじれの強さを調節して分子運動を制御する
  9. クリーンなラジカル反応で官能基化する
  10. 映画007シリーズで登場する毒たち

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

ポンコツ博士の国内奮闘録 ~博士、教員として過ごしてはや2年~

本稿は,少子化の影響が著しい地方私立大で学位を取得したとあるしがない博士(薬学)が、厳しい世の中を生…

2026年、過去最大規模の「有機溶媒危機」が始まった?

2026 年 2 月 28 日、アメリカとイスラエルがイランに対し軍事攻撃作戦を…

蒸留操作で水はどう動くのか【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

ペプチドを細胞に入れるには? ― クロロアルケン置換が切り拓く膜透過性の新戦略 ―

第 704 回のスポットライトリサーチは、静岡大学大学院 光医工学研究科 光医工学共…

核酸・ペプチド医薬品CDMO市場について調査結果を発表

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、核酸・…

ケモインフォマティクス

概要化合物の化学構造データやオミクスデータを情報解析するケモインフォマティクスを解説。(…

第61回Vシンポ「中分子バイオ医薬品分析の基礎と動向 ~LCからLC/MSまで、研究現場あるあるとその対処~」を開催します!

こんにちは、Macyです。第61回Vシンポのご案内をさせていただきます。今回は、Agilen…

水分はどこにあるのか【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

「MI×データ科学」コース 〜LLM・自動実験・計算・画像とベイズ最適化ハンズオン〜

1 開講期間2026年5月26日(火)、29日(金) 計2日間2 コースのねらい、特色近…

材料の数理モデリング – マルチスケール材料シミュレーション –

材料の数理モデリング概要材料科学分野におけるシミュレーションを「マルチスケール」で理解するた…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP