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大川原化工機株式会社のはなし

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Tshozoです。
本記事タイトルの企業、ニュースなどでその名前を知った方も多いと思われます。実は筆者も事件初期は本当に同社が輸出規制違反をやらかしたのかな、と思ってしまっていたのですが、話を聞いていくだに腸が煮えくり返る経緯で、複数回放映された国営放送の特集番組は不快の極致になることがわかっていたため敢えて視聴しないことを選択したくらいでございます。

ともかくこんなトラブルで同社の名前が広く知られることになってしまったのは非常に悲しく、事件経緯も個人的にどうにも許せません。ただ原因となった連中の所業を批判する文面は書けますが本サイトの趣旨とはズレますし、何より愚痴に終始しそうで面白くない。しかし今回同社の非業の死に巻き込まれざるを得なかった方の無念や、途方もない辛酸を舐めた方々のお気持ちや苦悩を思うと何もしないのはあまりにもあまりにも、なので、今回筆者は「同社がどういった技術に基づき製品をつくり、どういった分野に貢献してきたのかをご紹介し、同社の技術的な側面を記録しまとめておく」ことがきっと、そうした方々の何らかのためになるであろうと考え記事を書くことにしました。

なお何故筆者が同社を知っていたかですが、とあるご転職されてきた方と一緒に粉体関係業務をやっていた際に検討パートナーとして「大川原製作所」「大川原化工機」の2社のお名前を真っ先に挙げたのを印象的な出来事として覚えていたためでした(その後当該業務を離れたため筆者は関係せずのままでしたが)。このため筆者は同社とは関係がなく、あくまで技術者として敬意を抱いている一個人である、ということでお付き合いください。

大川原化工機、またその源流「大川原製作所」と発展の歴史、粉体エンジニアリングなど

同社沿革は同社サイトを見て頂くのが一番手っ取り早い。が、色々詳細が載っていない重要情報も何点かあることに気づきましたので、そちらを補いながらご紹介します。以下、調査で見つけた同社社長によるご発表である社会技術革新学会殿による(文献1)を基本的な下書きとして使用いたしますのでご理解ください。

最初に、今回の主題企業である大川原化工機殿(以下、「大川原化工機」と記載)はもともと静岡県の大川原製作所殿(以下、「大川原製作所」と記載)の関連会社。大川原製作所は乾燥・濃縮・粉体エンジニアリング装置の老舗で、同社沿革によると静岡県名産品「茶葉」の乾燥機械からスタートしたとの記述があります。他の文書も確認したところ、大川原化工機 大川原正明社長の御父上 大川原代治氏が大川原製作所創業者、またその後の経営には同社長のご兄弟が関わられていたようです。

こういった感じのタイトルの装置を作製されていたのが大川原製作所殿の原点
写真出典リンクを見失いました…

大川原製作所自体はその乾燥技術や粉体ハンドリング技術を原点に様々な製品を手掛け成長していくのですが、今から40年ほど前にある技術に注力した製品開発・サービスを生業とすることを目的に神奈川県内に企業体を設立しました。それが今回の「大川原化工機」です。同社は設立直後に関連技術を持っていた企業を取り込みそれを軸に企業活動を開始したわけですが、ある技術というのが今回の事件で警視庁の調査対象になった「スプレードライヤー」です。日本語で言うと「噴霧乾燥機」で、溶液のような流動体を噴霧したところに熱風を吹きかけ乾燥させて目的物を取り出すものですね。なお(文献2)に「…東京中小企業投資育成会社の資本参加を募る。この案件が日本のベンチャーキャピタル投資の第1号となった。結果、大川原化工機は大川原製作所の非子会社となっていく」とあるので、現在は人的関係などは不明ですが資本的には大川原製作所からは独立している状態です。

(文献2)より引用
一般更生としては装置上部にある供給部(Atomizer(1))から原液を噴霧し
同時に熱風を吹き当てて蒸発させ(2,3)急速に乾燥させて乾燥粉を得る(4)しくみ
よく考えると熱風量+アトマイザ流と回収に使うブロワーのマスバランスを常に
バランスと取らなくてはいけないので結構制御は難しそう

スプレー部(Atomizer)とサイクロンセパレータ部イメージ (文献3)(文献4)より引用
後者は乾燥が終わった粉体を回収する部分で、要はダ●ソンの掃除機の集塵部と同じ機構ですな

そのスプレードライヤー装置、どういう経緯で開発されたかの歴史を(文献1)に基づき整理します。最初は欧州で発展した技術で、用途は「粉ミルク(粉乳)」でした。牛乳で置いておくと腐りますが、水分を飛ばして粉ミルクにすれば適正に扱うことで長期間保存できる。使うときは粉のまま使うか、水に溶かしなおして飲むなど出来るようにする。そうしたニーズによるものだったようです。悲しい話ですが最初期は戦争による食料保存の需要急増というのが初期の本産業勃興の理由でもありました。

スプレードライヤー装置の背景と需要の変化、国内外のプレイヤー整理図
(文献1)の内容を筆者が再編集、再構成して作成
もちろんこのほかにも様々な製造メーカが居るがスペースの都合で割愛

ただ、なぜスプレードライヤーなのか。乾燥とかだけならエネルギーのかかる熱源を利用しないやり方のフィルタープレスとか濾過とかあるじゃないか、というご意見もありましょうが、上に挙げた図を見て頂きますとわかるように他の方式と違って最初(液状)から最後(粉状)まで密閉された、外部に暴露しない(コンテインメントという)状態でハンドリングし得る点、つまり衛生的に粉を製造できる事が大きなAdvantageで、これが食品衛生、製薬や電子部品原料、電池部材の合成に大きな優位性をもつ。じっさい(文献2)に明記されており「厳密なコンテインメントと自動化が容易」「原料と液形態の多様性に対応」「分散性の良い球状粒子が容易に形成できる」の3点を長所にまとめることが出来ます。特に最後の点は他の乾燥方法ではなかなか実現できない部分で要求仕様上必須なケースが多々ありますのでここも重要な点ですね。

で、その技術の本丸は実はデンマークで、昔も今も酪農(乳業含む)が盛んであると共に現代の酪農技術工業化の先導を引っ張る存在でもあります。1930年代にこの国のJohan Ernst Nyropという技術者が興した”Niro A/S“(現 GEA Process Engineering→ 現在は同社の1部門化?)という会社が粉ミルク製造のためにコンパクト形スプレードライヤーを開発し、大評判となりそれが世界中に拡大したのが1930年代以降の出来事。日本国内でも1955年から松坂貿易(現マツボー)殿を通し導入が進み、それと並行して様々な会社が噴霧乾燥機製造開発に携わりましたが、結局このNiro発の技術が世界でも大きなシェアを占めたままというのが1980年前後までの状況です。大川原化工機も創業時はこのNiro対抗機を立ち上げるところから始まったとの記載が(文献1)にありました。

Niro A/S 対抗として生み出された大川原化工機による初期噴霧乾燥機(文献1)
近年は噴霧部形状や他の企業ではガス流(超臨界とかアリ)を変えたり、粉の舞わせ形などが多様化している

なお一般的に舶来モンはメンテナンス、修理、取扱いに不便がつきもので、特に開発・製造・生産を早く回さなくてはいけない場合にこうした不便は致命傷になり得ます。また不具合が深刻になればなるほど「本社に聞かないと」で回答が遅くなるのが一般的なパターン。現在は代理店を設けサービスを拡充している企業さんもあり解消されている部分もあるでしょうが昔は話が別。ということで言語が十分に通じる領域で、乾燥に対し使い勝手によい装置でかつ高度な技術提供し得ることが出来れば欧米の強豪に対抗し得る、と考えたのが同社の創業の理由のようです。

折しも1980年代は電子回路や食品工学が大きく発展し、このスプレードライ技術もその発展のさなかにいました。(文献1)によると袋ラーメン用の乾燥調味料への採用を皮切りに使い勝手や機能を高めながら国内産業のニーズに合わせて製品を改良し、また同業他社を取り込みながら製品幅を広げ、現在では年商30億円レベルまで成長しました。

同社の1990年以降の技術的・商売的な発展の歴史 (文献1)より引用
2015年に防爆対応、欧州規格対応を行ったことは
地味ながら非常に大きな意味を持つと思われる

こうしたことで、国内有数のシェア((文献1)では50%以上)、中国でも10%近いシェアを獲得したのに加え台湾をはじめとしたアジアへの活動拡大を続けているほか、また分野拡張という点では排ガス処理装置や超微粒子製造プロセスの開拓にも力を入れ地道に商売を広げてきている印象です。

ここで噴霧乾燥のエンジニアリングについて少し詳細を述べると奥が深く、単純に霧吹きと熱風を混ぜてぶつけるだけ、というわけにはいきません(文献2)(文献3)。あくまで素人が初歩的な理解をしたうえで描くとすると、粉体乾燥がどういう原理で成り立つかはおおざっぱには下図のように示せるかと思います。

(文献3)に筆者が加筆して引用 液粒子の初期状態、安定性、乾燥風の安定性などが
粒子形状に大きく影響し得ることが想像できる

あくまで電池用活物質材料が希望する粒子の一例として😊と😢の絵を置きました
(uninflated shellは用途によっては嫌われるが…)

上図のように、たとえば電子部品やコンデンサ、流動性の高い精密フィラーに要求されるような真球状の粒子が欲しければ、一番左の粒子状溶液”initial droplet”を徹底的に綺麗に作らなければならない。そして、それを適正温度のガス流で均一に乾燥しながら収縮させていかなければいけない。しかもこれを安定して連続して作っていかなければならないという、まさにフローケミストリーそのままのメカニズムと言えます。

ただ条件がうまくいかないと、(文献3)に載ってるようにまぁ凸凹だったり綺麗なものもあったり汚いものもあったりすることになる。しかしピシっと決まった条件では下図のようにめっちゃ綺麗な中実っぽい粒子群が出来る。それが出来る装置と条件を探すしかない、ということになります。

(文献5)より引用 同社製品の実力
おそらく相当色々なところに使われていると思うが
中間材料であったり秘匿性の高いものが多いため企業が開示している粒子形状は
ほとんど表に出てきていないもよう

こうしたものを何日も何日も連続して製造できる条件を固め、安定化させ、洗浄・メンテナンスを繰り返しても再現性良く実現できるようにする職人的ノウハウと工学的な積み重ねが同社の強みでしょう。そりゃ巨大エンジニアリング会社であるGEAには規模的に色々かなわんところもあるでしょうが、巨大化するとだいたい官僚的になって応答が効きにくく動きが悪くなったり次の開発の糸口を見失ったりする。そういうこと方向に向かうことなく顧客密着型で企業活動を進める同社のスタンスの方が筆者は好きです。

で、同社の最近の活動として特記すべき事項としては、同社新製品に挙がっているロータリーエッジ形の噴霧機構(リンク・下図右)。ポイントは今まで霧吹き式だったのを回転金属円盤端部から水が飛び散るような機構に変更している点です。子供のころ傘をぶん回して水滴を飛ばしていた遊びがあったと思いますが、アレです。従来は複雑な構造の回転部が多かった(下図左)のですが目詰まりとか清掃が大変だったから、というのが開発の動機ではないでしょうか。新構造は液膜が回転部に対しフルオープンで接触するため目詰まりが発生しないのは容易に想像できるほか、剪断のような急速な流れ変動が起きにくいため粒度分布が広がりにくく、端部の形状を工夫することで様々な微粒子を製造し得ることがうかがえます。

大川原化工ページの情報をもとに筆者作成
おそらく原液が回転部上下から供給されると思うがほとんど情報が提供されていなくて推定しか出来ない…

・・・と思ったら動画が公開されていました!
回転部が全く動いていないように見える恐ろしい加工技術のもとに
成り立っている、新しい噴霧乾燥機構といえます

ただ10000rpmを超えるような回転数で動かす(はず)の回転部シールや液供給、液膜安定性含めたバランスと要求される微粒子サイズを全て整合するには相当難易度が高いような気がします。現物を見てみたいもんですが、筆者は現状なかなかその類の業務に携われないため雌伏しながらその機会をうかがうとしましょう。蛇足ながら技術的にはドイツのメーカー Reiter-oft社が製作する静電塗装用アトマイザーで類似構造(リンク)があったのですが偶然の一致でしょう。本機構に粒子の静電反発を応用したら、また面白いものが出来上がるかもしれません。

また昨年のモリモト医薬社の発表によると、子会社のMII社が開発した凍結乾燥技術を大川原化工機へライセンス供与とともに提携し医薬品プロセスに本格的に乗り出す、とのこと。概して低温・不活性雰囲気下・高度なコンテイメント技術に加えGMPなど高度な衛生条件に対する規格などへの事務能力が必要になるバイオ関係については大川原化工機はHP内含め大きく謳っておらず、また同社の開発傾向をみているとどちらかというと熱風乾燥が主力で、減圧が必要になりそうな凍結乾燥はもしかしたら不得意だったのかもしれません。ただプロセス全体と粉体ハンドリング技術は同社の技術範囲内ですし今回の提携でバイオ系への参入の準備が整ったとみてよく、是非国内外での活躍を期待したいところです。こういうダイナミックな商売枠組立てや仕掛け、決断は企業の大小ではなく間違いなくこうした「技術の中身と動向を最もよく判断できる経営者」が居る企業の方が迅速に出来ていますよね。

ということで、このように多用途、多品種にこたえて様々な顧客のニーズに対応した製品をもとに商売している中で発生したのが、冒頭で述べた降って湧いたような災難としか言いようのない悪意を疑うレベルの害悪でした。しかしながら(伝聞によると)同社従業員は本件のトラブルの初期から今回の勝訴に至るまで一人の従業員も会社を立ち去らなかったそうです。こうした難局を乗り切ったからどうこう言うのは部外者にはとても口を出せるものではないですが、筆者としては同社が引き続き多様な顧客と連携し、後述の社是や創業の意思に沿った活動を継続されていくことを切に願うものであります。

おわりに

皮肉にも、スプレードライヤーのAdvantageとして挙げた「厳密なコンテインメントが容易」という観点が今回同社が警視庁に目をつけられた観点で、先行するGEA社が既に医療関係に進出していることも考えると、確かに設計次第では外部に暴露なく製剤化し得る事が出来てしまうというのが徒になったのかもしれません。しかし今回亡くなられた技術者程の長い経験と技術的素養を持つ人がそんな基本的なところ(悪用され得ると問題になるため、そうならないような構成を装置仕様に織り込むこと)を見逃した設計を行うわけがない。

案の定、同社が今回の訴訟に対し同社社員が徹底的に実験して収集した反論データ(リンク・装置が許す最大の温度で微粉処理層内を熱処理したとしても、必ず温度がそこまで到達し得ない=必ず殺菌が不十分な部分(測定プローブ部)が存在する)が今回の起訴取下げの基本理由に繋がりました。こうした基礎的な事実を無視したまま連中が何故畜生のような所業に至ったのかはおそらく国営放送のドキュメンタリーで詳細が報道されているでしょう。蛇足かつ経験的な話ですが、同社の弁護をご担当された主幹弁護士の方があちらの系統でなかった、つまり権力と対峙し戦い続ける側にいたことも、同社の実質勝訴(両者とも控訴してますが)につながった重要なポイントだったと思われます。

で。

明治時代のどなたの言葉か忘れましたが「真の国賊は内にあり」とはよく言ったもので、今回意図的か無関心かを問わず同社を対象に”功績をあげようとした”人物らの行動はまさに国益を蹂躙する畜生。この”畜生”とは「強弱たがいに危害を加え、相手を飲みこんだり、食い殺したりして、しばらくでも安らかであったためしがない。昼も夜もつねに恐怖心をいだいている」(源信・往生要集)(文献6)もののことを指します(初期仏教では単純に人間以外の生物のことを指していたようですが、北方仏教の流れをくむ中で徐々に変化しました)。ただ、これと同類のどのような強い言葉を持ってきても非難しきれるものではありません。

翻って大川原製作所の創業者殿が掲げた創業の精神を今一度見直すと

”わが社は最新の理論と最高の技術を駆使して、世界最秀の商品を廉価に作ろう。そうして、われわれは企業の発展を通じて平和で豊かで健康な社会を作り、科学と自然の調和した次代文化のさきがけとなろう。“ 

”われわれは、適正な利潤を確保し、企業の発展、社員の幸福、社会への貢献を永続させよう。”

牧歌的に聞こえるかもしれませんが、こうした素朴かつ重要な精神を失った連中が今妖怪化して世界中で暴れているのを考えると今一度腹に落とす必要がある内容ではないかと。また(文献1)、

周辺諸国・中国への創業者の思い入れは強いものがあり、戦争体験と抑留体験、さらに戦後の混乱期の体験に基づいたものであり、平和共存と、技術立国への思いであった。それを受けてまずは、10年で技術を高め、合わせて、出来るところから海外と積極的に交流を持とうとした。

創業者大川原代治氏のご年齢が太平洋戦争当時で30代前後と推定されますので、間違いなく徴兵にかかったでしょう。また抑留と記載がありますから(おそらくシベリアではなく)中国本土で何らかの重要な体験があったと思われ、創業者の意思を受けてご子息もそれらに基づいた企業活動を為されてきたのだと筆者は信じます。じっさい筆者の父方の実家も小規模な商売を営んでおり、中小企業における創業者や経営者の精神というのがどれだけ重要な位置を占めるかを経験的に実感しているのがその理由です。もちろん商売は綺麗事やカッコつけるだけでは済まない部分がほとんどでしょうが、同社に関わられる方々がこうした精神性を以って業務に携わられていることも信じたいです。

最後になりますが、今回の様々な事象のなかで明らかになった基礎的な事実と、上述した同社の社是や創業の精神性をどなたがが見直し、自分らがどれだけ悪辣な行為をしでかしたかを振り返ってもらいたいもんですがたぶんあたまの良い方々はそんなことやらんでしょうね。大悲が無くただ知恵とか分別とか沽券とかがあるという、そういうもんは一種不治の病気なのかもしれんと思ってしまうほど、非道な案件であったのを辛く思う次第であります。

それでは今回はこんなところで。

参考文献:

1. ” “当社(大川原化工機)の技術戦略と事業戦略”(液体の微粒化、乾燥、粒子づくりへの取り組み”, 大川原正明社長, 大川原化工機㈱, 社会技術革新学会 第9回学術総会 予稿集, 2015, リンク

2. “中国構造転換期の中の進出日系中小企業 ―長江下流域(上海、蘇州、無錫)の事情―” 明星大学経済学研究紀要 Vol.48 No.1, 2016年 リンク 

3. “Spray Drying Techniques for Food Ingredient Encapsulation”, John Wiley & Sons, Ltd, リンク

4. “Milk Powder Technology, Evaporation and Spray Drying”, Vagn Westergaard, GEA Niro, Copenhagen, February 2010, リンク

5. “粉末製品の性状の要求変化に伴う噴霧乾燥技術の発展 -液体の微粒化から見た1975年からの20年-”, 小金井稔元, 大川原化工機㈱ 社会技術革新学会第1 回学術総会 (2007.10.12),  リンク

6. “生活の中の仏教用語 – [239]”, 中川 皓三郎, 大谷大学 教授 リンク

Tshozo

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メーカ開発経験者(電気)。56歳。コンピュータを電算機と呼ぶ程度の老人。クラウジウスの論文から化学の世界に入る。ショーペンハウアーが嫌い。

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