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三菱化学グループも石化製品を値上げ、原油高で価格転嫁

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三菱化学の子会社である日本ポリケム(東京都港区)は18日、グループで取り扱う石化製品を値上げすると発表した。原油高により基礎原料のナフサ価格が上昇しているため、製品価格に転嫁する。

 日本ポリケムのグループ会社(日本ポリエチレン・日本ポリプロ)が取り扱うポリエチレンとポリプロピレンの全製品について、5月21日納入分から、1キロあたり12―18円程度値上げする。ポリエチレンはレジ袋などに利用され、ポリプロピレンは食品容器などに加工される合成樹脂。(引用:ロイター)

 ナフサの高騰による価格転嫁です。すでに住友化学や三井化学も値上げを行っています。ポリエチレンやポリプロピレンは日常的な雑貨にも使われているため、今後、それらの商品に影響が出てくると予想されます。

 

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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