[スポンサーリンク]

ケムステニュース

メリフィールド氏死去 ノーベル化学賞受賞者

[スポンサーリンク]

 

 

ロバート・ブルース・メリフィールド
ロバート・メリフィールド氏(ノーベル化学賞受賞者)米紙ニューヨーク・タイムズによると、14日、ニュージャージー州の自宅で死去、84歳。死因は明らかにされていない。

 テキサス州フォートワース出身。米ロックフェラー大学教授としてタンパク質の研究に取り組み、1984年、ペプチド化学合成法の開発によりノーベル化学賞を受賞した。同大学名誉教授。(引用:徳島新聞)(写真出典:Nobel Foundation 

 

 

 

メリフィールド氏はペプチドの固相合成法を開発した人です。固相合成法は液相の合成法と比較し、原料、縮合剤を洗い流すだけでよい、ペプチド鎖が高分子の樹脂で隔てられていることから、それぞれのペプチド鎖が遠く、水素結合などで反応点がなかに入り込むのを防ぐなどの利点があります。

 

彼はこの合成法を開発し、それまで数十が限界であったペプチド鎖を倍以上に簡単に伸ばすことに成功しました。その結果、現在、自動合成装置なども発達し、酵素やホルモンなども合成できるようになり、生化学的、生物学研究に非常に貢献しました。

 

ご冥福をお祈りいたします。

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4944157681″ locale=”JP” title=”次世代ペプチド医薬創製 (遺伝子医学MOOK別冊)”][amazonjs asin=”B001945R3Q” locale=”JP” title=”Chemistry of Peptide Synthesis”]

 

外部リンク

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. エーザイ、米国で抗てんかん剤「Banzel」(ルフィナミド)の小…
  2. 環境省、04年版「化学物質ファクトシート」作成
  3. 第32回生体分子科学討論会 
  4. 痛風薬「フェブキソスタット」の米国売上高が好発進
  5. ヤンセン 新たな抗HIV薬の製造販売承認を取得
  6. 化学工場で膀胱がん、20人に…労災認定議論へ
  7. 東海カーボンと三菱化学、カーボンブラックの共同会社を断念
  8. 高脂血症薬がウイルス抑制/C型肝炎で厚労省研究班

注目情報

ピックアップ記事

  1. 交響曲第6番「炭素物語」
  2. 書いたのは機械。テキストの自動生成による初の学術文献が出版
  3. 化学系学生のための就活2019
  4. 中村 修二 Shuji Nakamura
  5. 奈良坂・プラサード還元 Narasaka-Prasad Reduction
  6. 総合化学4社、最高益を更新 製造業の需要高く
  7. 日本の化学産業を支える静岡県
  8. 日本発化学ジャーナルの行く末は?
  9. 米国へ講演旅行へ行ってきました:Part IV
  10. 理研の研究者が考える“実験ロボット”の未来とは?

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2006年5月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目情報

最新記事

【新規事業のヒントをお探しの方へ】イノベーションを生み出すマイクロ波技術の基本と活用事例

新しい技術を活用したビジネスの創出や、既存事業の付加価値向上を検討されている方向けのセミナーです。…

わざと失敗する実験【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3.反応操作をしな…

CIPイノベーション共創プログラム「有機電解合成の今:最新技術動向と化学品製造への応用の可能性」

日本化学会第106春季年会(2026)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「有機電解合…

CIPイノベーション共創プログラム「世界を変えるバイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第106春季年会(2026)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「世界を変え…

年会特別企画「XAFSと化学:錯体, 触媒からリュウグウまで –放射光ことはじめ」

放射光施設を利用したX線吸収分光法(XAFS)は、物質の電子状態や局所構造を元素選択的に明らかにでき…

超公聴会 2026 で発表します!!【YouTube 配信】

超公聴会は、今年度博士号を取得する大学院生が公聴会の内容を持ち寄ってオンライン上で発表する会です。主…

日本化学会 第106春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part II (3/16 追記)

さて、Part Iに引き続きPart II!年会をさらに盛り上げる企画として、2011年より…

凍結乾燥の常識を覆す!マイクロ波導入による乾燥時間短縮と効率化

「凍結乾燥は時間がかかるもの」と諦めていませんか?医薬品や食品、新素材開発において、品質を維…

日本化学会 第106春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part I (3/16追記)

まだ寒い日が続いておりますが、あっという間に3月になりました。今年も日本化学会春季年会の季節です。…

アムホテリシンBのはなし 70年前に開発された奇跡の抗真菌薬

Tshozoです。以前から自身の体調不良を記事にしているのですが、昨今流行りのAIには産み出せな…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP