[スポンサーリンク]

ケムステニュース

材料費格安、光触媒型の太陽電池 富大教授が開発、シリコン型から脱却

富大工学部の蓮覚寺聖一教授(無機材料物性化学)は、屋外用の太陽光発電システムに使われる単結晶シリコンの約百分の一の材料費で太陽電池を開発することに成功した。現在、普及しているものはシリコン半導体太陽電池が主流だが、蓮覚寺教授が作ったのは金属イオンを含むゼリー状のゲル体を誘導性ガラスで挟んだ「光触媒型太陽電池」。加工の工程が簡単で、実用化されれば製造コストの大幅削減が可能となる。

 光触媒型太陽電池は、鉄、マンガンなど、複数の金属イオンを含んだゼリー状の溶液であるゲル体を約千分の一ミリの厚さに延ばし、二枚の誘導性ガラスで挟む。電極をつなぐと光の刺激を受けた電子がプラス、マイナスに分かれて電流が流れる仕組みとなっている。開発したゲル体は二五〇度までの加熱に耐えられる。(引用:北国新聞)

The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. CAS番号の登録が1億個突破!
  2. 三和化学と住友製薬、糖尿病食後過血糖改善剤「ミグリトール」の共同…
  3. 2007年秋の褒章
  4. 小学2年生が危険物取扱者甲種に合格!
  5. NMR が、2016年度グッドデザイン賞を受賞
  6. 「超分子」でナノホース合成 人工毛細血管に道
  7. 酸素ボンベ爆発、男性死亡 
  8. 祝!明治日本の産業革命遺産 世界遺産登録

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第30回 弱い相互作用を活用した高分子材料創製―Marcus Weck教授
  2. ルーブ・ゴールドバーグ反応 その1
  3. リンと窒素だけから成る芳香環
  4. Illustrated Guide to Home Chemistry Experiments
  5. シャンカー・バラスブラマニアン Shankar Balasubramanian
  6. 環境省、04年版「化学物質ファクトシート」作成
  7. 2012年Wolf化学賞はナノケミストリーのLieber博士,Alivisatos博士に!
  8. ボイヤー・シュミット・オーブ転位 Boyer-Schmidt-Aube Rearrangement
  9. <理研研究員>「論文3本」の実験データ改ざん
  10. 2017年10大化学ニュース

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

AIで世界最高精度のNMR化学シフト予測を達成

理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター環境代謝分析研究チームの菊地淳チームリーダー、伊藤研悟特…

イミニウム励起触媒系による炭素ラジカルの不斉1,4-付加

2017年、カタルーニャ化学研究所・Paolo Melchiorreらは、イミニウム有機触媒系を可視…

ケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト【2018年版】

各媒体からかき集めた情報を元に、「未来にノーベル化学賞の受賞確率がある化学者」をリストアップしていま…

巨大複雑天然物ポリセオナミドBの細胞死誘導メカニズムの解明

第161回目のスポットライトリサーチは、早田敦 (はやた あつし)さんにお願いしました。早田…

イグノーベル化学賞2018「汚れ洗浄剤としてヒトの唾液はどれほど有効か?」

Tshozoです。今年もIg Nobel賞、発表されましたね。色々と興味深い発表が続く中、NHKで放…

最近のwebから〜固体の水素水?・化合物名の商標登録〜

皆様夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。大学はそろそろ後学期が始まってきたところです。小…

PAGE TOP