[スポンサーリンク]

ケムステニュース

メディビック、抗がん剤「グルフォスファミド」の第II相試験を開始

[スポンサーリンク]

 

このたび、当社グループが共同開発を行っている、抗がん剤Glufosfamide(グルフォスファミド) について、米国にて臨床試験を実施しているThreshold Pharmaceuticals, Inc. (スレッシュホールド社)が、再発した進行性の軟部組織肉腫の患者を対象とした有効性と安全性を評価する第II相試験の開始を、以下の通り発表しましたのでご報告いたします。軟部組織肉腫はヒトの軟骨や脂肪、筋肉、血管、その他の結合組織または支持組織などの癌を含みます。
この試験の臨床研究者であるアリゾナ癌センターのLee Cranmer博士は次のように述べています。「若年層の患者が特に影響を受ける進行性の軟部組織肉腫は、未だ重要な医学的課題の一つとして残されています。新規の治療薬がまさに必要とされています。このような患者さんに、グルフォスファミドが新しい治療法の選択肢を与えられるかもしれないと期待しています。」(引用:
日経ププレスリリース)

 

グルフォスファミドはみてのとおり、グルコースにリン酸アミドが結合した化合物です。そのままでは生物活性はありませんが、細胞内でグルコースとリン酸アミド部位にわかれて、このリン酸部位が生物活性を示します(プロドラック参照)。

99129a7d-s

関連書籍

[amazonjs asin=”4274503615″ locale=”JP” title=”創薬科学入門—薬はどのようにつくられる?”]

 

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. MIT、空気中から低濃度の二酸化炭素を除去できる新手法を開発
  2. がん細胞を狙い撃ち 田澤富山医薬大教授ら温熱治療新装置 体内に「…
  3. 11年ぶり日本開催、国際化学五輪プレイベントを3月に
  4. 化学 2005年7月号
  5. 福井鉄道と大研化学工業、11月に電池使い車両運行実験
  6. 富士通、化合物分子設計統合支援ソフト「キャッシュ」新バージョンを…
  7. 食品アクリルアミド低減を 国連専門委「有害の恐れ」
  8. 相次ぐ海外化学企業の合併

注目情報

ピックアップ記事

  1. 金属カルベノイドのC-H挿入反応 C-H Insertion of Metal Carbenoid
  2. ノーベル化学賞、米・イスラエルの3氏に授与
  3. Junfeng Zhao
  4. 櫛田 創 Soh Kushida
  5. 触媒のチカラで拓く位置選択的シクロプロパン合成
  6. #おうち時間を充実させるオンライン講義紹介 ーナノテクー
  7. ローソン試薬 Lawesson’s Reagent
  8. レイングルーバー・バッチョ インドール合成 Leimgruber-Batcho indole synthesis
  9. ノーベル賞・田中さん愛大で講義
  10. 中国へ講演旅行へいってきました①

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2007年4月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

注目情報

最新記事

光でゆがむ分子 ― アルミニウム錯体の対称性の破れをコヒーレント振動分光で観測

第711回のスポットライトリサーチは、九州大学大学院理学研究院 化学部門(分光分析化学研究室)・江原…

有機合成のカラム精製に革新を 〜モノリスカラムで変わる「研究のスピード」〜

筆者の研究室では有機合成を行っています。合成も大変ですが、何より大変なのが精製操作。最近、とある…

酸素は系内に入り込み続ける【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

アンモニウム構造によりラジカル種の発生位置を完全に制御!

第710回のスポットライトリサーチは、関西学院大学理工学研究科 村上研究室の榊原 陽太(さかきばら …

化学つれづれ草【ある研究者の回想】

概要物理化学者で量子機能材料を専門とする著者によるエッセイ集.化学者としての研究,教育,人生…

第60回有機反応若手の会

開催概要有機反応若手の会は、有機化学分野で研究を行う全国の大学院生を中心とした若手研究者が集い、…

ノーベル賞受賞者と語り合う5日間!「第18回HOPEミーティング」参加者募集!

申し込みはこちら概要主催:独立行政法人 日本学術振興会(JSPS)開催地:神奈川…

光触媒による高効率なCO2還元の実現―まさかの光を弱く当てることが重要だった―

第709回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 理学院(前田研究室)博士後期課程2年の仲田竜一 …

「π-πスタッキング」という言葉が生む誤解【芳香環の相互作用を見直す: 前編】

芳香環が平行に並んで近接しているとき、その構造を「π–π スタッキング」と表されることがよくあります…

一重項酸素によるC(sp2)−P結合切断を用いた長波長光によるリン化合物のアンケージング

第 708 回のスポットライトリサーチは、同志社女子大学 薬学部 医療薬学科 5…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP