[スポンサーリンク]

ケムステニュース

日宝化学、マイクロリアクターでオルソ酢酸メチル量産

[スポンサーリンク]



オルソ酢酸メチル

 

 日宝化学は、マイクロリアクターの商業生産利用を開始する。千町工場(千葉県いすみ市)に昨年導入した装置でまずオルソ酢酸メチルを生産。現在は大型の反応装置でバッチ生産している同製品を、机の上に置けるくらい小型の装置で連続生産する。これまで約30時間かかっていた反応がわずか200秒で行えることを確認しており、年間で1000トン規模を生産できるという(引用:化学工業日報)。

 マイクロリアクターは反応のスケールアップが容易です。スケールアップすると、大きな反応容器やスケールアップに伴う、温度の制御などがまとわりつきます。マイクロリアクターを利用すると1つ1つは極小さな反応容器ですがそれらを並列にならべることで、スケールアップしても同じ反応条件で反応を行うことができるわけです。

 今後、マイクロリアクターを利用してオルト酢酸メチル以外も合成していくそうです。


The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. スイス連邦工科大ジーベーガー教授2007年ケーバー賞を受賞
  2. アミノ酸「ヒスチジン」が脳梗塞に有効――愛媛大が解明
  3. NICT、非揮発性分子を高真空中に分子ビームとして取り出す手法を…
  4. エーザイ、アルツハイマー治療薬でスウェーデン企業と提携
  5. カネカ 日本の化学会社初のグリーンボンドを発行
  6. 金よりも価値のある化学者の貢献
  7. 臭素系難燃剤など8種を禁止 有害化学物質の規制条約
  8. 米デュポン株、来年急上昇する可能性

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. コーリー・キム酸化 Corey-Kim Oxidation
  2. イオンの出入りを制御するキャップ付き分子容器の開発
  3. 福井県内において一酸化炭素中毒事故(軽症2名)が発生
  4. 100年前のノーベル化学賞ーフリッツ・ハーバーー
  5. 太陽ホールディングスってどんな会社?
  6. 細菌ゲノム、完全合成 米チーム「人工生命」に前進
  7. 化学に耳をすませば
  8. ケムステイブニングミキサー2016へ参加しよう!
  9. 有機化合物のスペクトルデータベース SpectraBase
  10. 太陽光変換効率10%での人工光合成を達成

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2019年11月号:英文版特集号

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2019年11月号がオンライン公開されました。…

製品開発職を検討する上でおさえたい3つのポイント

基礎研究と製品開発は、目的や役割がそれぞれ異なります。しかし、求人情報の応募要件を見てみると「〇〇の…

二刀流のホスフィン触媒によるアトロプ選択的合成法

不斉付加環化反応による新奇アリールナフトキノン合成法が報告された。2つの機能を有する不斉ホスフィン触…

ヒドロゲルの新たな力学強度・温度応答性制御法

第230回のスポットライトリサーチは、東京農工大学大学院工学府(村岡研究室)・石田敦也さんにお願い致…

光誘導アシルラジカルのミニスキ型ヒドロキシアルキル化反応

可視光照射条件下でのアジン類のミニスキ型ヒドロキシアルキル化反応が開発された。官能基許容性が高いため…

イオン交換が分子間電荷移動を駆動する協奏的現象の発見

第229回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 新領域創成科学研究科(竹谷・岡本研究室)・山下…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP