[スポンサーリンク]

ケムステニュース

ダイヤモンド半導体について調査結果を発表

[スポンサーリンク]

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、究極の半導体として期待されるダイヤモンド半導体について調査を実施、その結果を発表した。

【調査結果】

◆脱炭素社会の実現に向けたグローバルな取り組みや、電気自動車(EV)をはじめとするモビリティの電動化に伴い、電力変換効率のさらなる向上が求められており、社会インフラを支える中核技術として次世代パワー半導体への関心が高まっている。半導体材料として従来主流であったSi(シリコン)に加え、SiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)といったワイドバンドギャップ(WBG)半導体の実用化が進む中、それらを凌駕する特性を持つ新材料として、ダイヤモンド半導体が注目を集めており、その潜在的な市場価値は非常に大きく、今後の産業競争力の鍵を握る技術として有望視されている。

◆ダイヤモンドは、広いバンドギャップ、高い熱伝導率、絶縁破壊電界の高さ、キャリア移動度などにおいて他の材料を大きく上回る物性を有しており、これらの特性により、より小型・軽量・高効率な電力変換デバイスの実現が可能とされる。また、高温・高耐圧・高周波といった極限環境での使用にも耐えうる性能を持つことから、自動車(特にEV)、再生可能エネルギー、宇宙・航空、鉄道、データセンターなど、高度な性能が求められる幅広い分野での応用が期待されている。

◆しかしながら、ダイヤモンド半導体の実用化・産業化に向けては、依然として多くの技術的課題が存在している。特に、高品質な単結晶ダイヤモンド基板の製造コスト、結晶成長やドーピング制御、接合形成・加工技術、さらには量産体制の確立などが大きなハードルとされている。また、既存のSiCやGaNとの性能・コスト面での競合関係や市場浸透の可能性を見極めるためには、より精緻な市場分析が求められる。その一方で、国内外のスタートアップ企業や大学・研究機関による技術革新が進展しており、EVの普及や次世代電力網の構築といったマクロトレンドも相まって、2030年代にはダイヤモンド半導体の本格的な市場立ち上がりと需要拡大が加速する可能性が高い。

◆本調査レポートは、ダイヤモンド半導体に関する技術動向・市場予測・参入企業の戦略・応用分野別のニーズ分析などを総合的に捉え、今後の市場成長ポテンシャルおよび実用化に向けた展望を明らかにすることを目的としている。加えて、国内外における研究開発の進展状況や政策支援の動きも取り上げ、今後の業界プレイヤーにとってのビジネスチャンスやリスクを明示することで、戦略立案や投資判断に役立つ実践的なインサイトを提供する。また、巻末には、国内外主要企業13社の技術開発の状況や製品戦略などの概要をまとめており、競合分析やパートナー選定の参考資料として活用できる内容となっている。

【調査要覧】

<主な掲載企業>Orbray、イーディーピー、Mipox、大熊ダイヤモンドデバイス、Power Diamond Systems、ジェイテックコーポレーション、住友電気工業、ダイヤモンドセミコンダクター、Advent Diamond、Element Six、Diamond Quanta、DIAMFAB、Great Lakes Crystal Technologies

【調査実査日】

2025年4月~2025年5月

<資料名>
2025年 ダイヤモンド半導体市場の将来展望―研究開発の最前線と商業化への道筋
URL:
https://www.tpc-osaka.com/c/chemical/mr410250661
発刊日:2025年6月6日 頒価:108,900円(税込)

【会社概要】

会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】

電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com

Avatar photo

ケムステPR

投稿者の記事一覧

ケムステのPRアカウントです。募集記事や記事体広告関連の記事を投稿します。

関連記事

  1. 高峰譲吉の「アドレナリン」107年目”名誉回復…
  2. 住友化学が通期予想据え置き、カギ握る情報電子化学の回復
  3. 画期的な糖尿病治療剤を開発
  4. 2011年10大化学ニュース【後編】
  5. インフルエンザ治療薬「CS‐8958」、09年度中にも国内申請へ…
  6. カーボンナノチューブの毒性を和らげる長さ
  7. 日本発元素がついに周期表に!!「原子番号113番」の命名権が理研…
  8. メリフィールド氏死去 ノーベル化学賞受賞者

注目情報

ピックアップ記事

  1. Ti触媒、結合切って繋げて二刀流!!アルコールの脱ラセミ化反応
  2. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」シリーズ
  3. 「イオンで農薬中和」は不当表示・公取委、米販2社に警告
  4. 超一流化学者の真剣勝負が生み出した丸かぶり論文
  5. GlycoProfile アジド糖
  6. ソラノエクレピンA (solanoeclepin A)
  7. 野依不斉水素化反応 Noyori Asymmetric Hydrogenation
  8. 分子機械を組み合わせてアメーバ型分子ロボットを作製
  9. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑫:「コクヨのペーパーナイフ」の巻
  10. ノーベル化学賞解説 on Twitter

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

注目情報

最新記事

光でゆがむ分子 ― アルミニウム錯体の対称性の破れをコヒーレント振動分光で観測

第711回のスポットライトリサーチは、九州大学大学院理学研究院 化学部門(分光分析化学研究室)・江原…

有機合成のカラム精製に革新を 〜モノリスカラムで変わる「研究のスピード」〜

筆者の研究室では有機合成を行っています。合成も大変ですが、何より大変なのが精製操作。最近、とある…

酸素は系内に入り込み続ける【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

アンモニウム構造によりラジカル種の発生位置を完全に制御!

第710回のスポットライトリサーチは、関西学院大学理工学研究科 村上研究室の榊原 陽太(さかきばら …

化学つれづれ草【ある研究者の回想】

概要物理化学者で量子機能材料を専門とする著者によるエッセイ集.化学者としての研究,教育,人生…

第60回有機反応若手の会

開催概要有機反応若手の会は、有機化学分野で研究を行う全国の大学院生を中心とした若手研究者が集い、…

ノーベル賞受賞者と語り合う5日間!「第18回HOPEミーティング」参加者募集!

申し込みはこちら概要主催:独立行政法人 日本学術振興会(JSPS)開催地:神奈川…

光触媒による高効率なCO2還元の実現―まさかの光を弱く当てることが重要だった―

第709回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 理学院(前田研究室)博士後期課程2年の仲田竜一 …

「π-πスタッキング」という言葉が生む誤解【芳香環の相互作用を見直す: 前編】

芳香環が平行に並んで近接しているとき、その構造を「π–π スタッキング」と表されることがよくあります…

一重項酸素によるC(sp2)−P結合切断を用いた長波長光によるリン化合物のアンケージング

第 708 回のスポットライトリサーチは、同志社女子大学 薬学部 医療薬学科 5…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP