[スポンサーリンク]

ケムステしごと

世界の化学企業ーグローバル企業21者の強みを探る

[スポンサーリンク]

[amazonjs asin=”480791295X” locale=”JP” title=”世界の化学企業: グローバル企業21社の強みを探る (科学のとびら)”]

 

  • 内容

大学で化学・薬学・工業化学を専攻する学生の多くが就職する化学企業.経済のグローバル化が進み,日本の化学企業が競い合うのは欧米の名門企業や台頭するアジア・中東の新興企業だ.存在感あるグローバル企業の強みはどこにあるのか.化学企業の強さは研究開発力だけでは測れない.企業経営や化学産業の歴史を交えて個々の企業の戦略をみながら,世界の化学産業界の現状をつかむことができる.グローバル展開する欧米の名門化学企業,台頭するアジア・中東の新興化学企業21社を紹介する.

主要目次:百年ぶりの変革期にある世界の化学産業/世界の主要化学企業(3M/デュポン/P&G/BASFとバイエル/ダウ・ケミカル/エクソンモービル/ファイザー/ロシュ/アムジェン/モンサント/PPGインダストリーズ/アクゾノーベル/リンデ/SABIC/FPG,LG化学,リライアンス・インダストリーズ)/世界の視点から見た日本の化学企業(ブリジストン/武田薬品工業/三菱ケミカルホールディングス)

  • 対象

化学研究・化学産業に興味がある人・携わっている人

 

  • 評価・解説

世界の化学企業どのぐらいあげることができますか?意外に名前が上がらないと思います。その世界の化学企業のなかからグローバル企業21社を抜粋して、それらの歴史や企業経営を解説しています。200ページほどのページ数で物語調に書いてある部分が多く非常に読みやすく、1日でも読破できる内容です。かなり有名で良く知られている企業から、アジア諸国の実は大きな化学企業まで幅広く紹介。世界化学企業研究の入門書として最適ではないでしょうか。化学研究に携わる方・化学産業に従事されている(もしくはいた)方・化学に興味がある学生・就職を控えている化学系大学院生など幅広い世代にオススメです。

書籍に揚げられている企業

2014-05-04_13-38-50.png

スリーエム(23)、デュポン(19)、P&G(2)、BASF(1)、バイエル(6)、ダウ・ケミカル(4)、エクソンモービル(14)、ファイザー(3)、ロシュ(16)、アムジェン(43)、モンサント(58)、PPGインダストリーズ(56)、アクゾノーベル(35)、リンデ(46)、サビック(9)、FPG(17)、LG化学(33)、リライアンス・インダストリーズ(47)、ブリジストン(22)、武田薬品工業(36)、三菱ケミカルホールディングス(15)

*括弧内の数字は書籍に紹介されている企業の売上高世界順位

 

  • 関連書籍

[amazonjs asin=”B00BTJ8OAY” locale=”JP” title=”化学経済増刊 2013年版世界化学工業白書 2013年 03月号 雑誌”][amazonjs asin=”4818822752″ locale=”JP” title=”戦後型企業集団の経営史―石油化学・石油からみた三菱の戦後”]
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. The Merck Index: An Encyclopedia…
  2. 企業の研究開発のつらさ
  3. アカデミックから民間企業への転職について考えてみる
  4. ウォーレン有機化学
  5. 化学産業を担う人々のための実践的研究開発と企業戦略
  6. 持続可能社会をつくるバイオプラスチック
  7. 有機機能材料 基礎から応用まで
  8. Classics in Total Synthesis

注目情報

ピックアップ記事

  1. 高分子学会年次大会 「合成するぞ!」Tシャツキャンペーン
  2. 平田 義正 Yoshimasa Hirata
  3. ポール・ウェンダー Paul A. Wender
  4. メタンガスと空気からメタノールを合成する
  5. 精密質量計算の盲点:不正確なデータ提出を防ぐために
  6. ライマー・チーマン反応 Reimer-Tiemann Reaction
  7. E.・ピーター・グリーンバーグ E. Peter Greenberg
  8. 【本日14時締切】マテリアルズ・インフォマティクスで活用される計算化学-その手法と概要について広く解説-
  9. ビス(トリ-tert-ブチルホスフィン)パラジウム(0):Bis(tri-tert-butylphosphine)palladium(0)
  10. 出発原料から学ぶ「Design and Strategy in Organic Synthesis」

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2014年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

7th Compound Challengeが開催されます!【エントリー〆切:2026年03月02日】 集え、”腕に覚えあり”の合成化学者!!

メルク株式会社より全世界の合成化学者と競い合うイベント、7th Compound Challenge…

乙卯研究所【急募】 有機合成化学分野(研究テーマは自由)の研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

大森 建 Ken OHMORI

大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

西川俊夫 Toshio NISHIKAWA

西川俊夫(にしかわ としお、1962年6月1日-)は、日本の有機化学者である。名古屋大学大学院生命農…

市川聡 Satoshi ICHIKAWA

市川 聡(Satoshi Ichikawa, 1971年9月28日-)は、日本の有機化学者・創薬化学…

非侵襲で使えるpH計で水溶液中のpHを測ってみた!

今回は、知っているようで知らない、なんとなく分かっているようで実は測定が難しい pH計(pHセンサー…

有馬温泉で鉄イオン水溶液について学んできた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉の金泉は、塩化物濃度と鉄濃度が日本の温泉の中で最も高い温泉で、黄褐色を呈する温泉です。この記…

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP