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ポール・ウェンダー Paul A. Wender

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ポール・A・ウェンダー(Paul A. Wender、1947年xx月xx日-)は、アメリカの有機化学者である。米スタンフォード大学教授。(写真:Stanford News

経歴

1969 Wilkes College 卒業
1973 イェール大学 博士号取得
19xx スタンフォード大学 Bergstrom Professor of Chemistry

受賞歴

1974 NIH. Postdoctoral Fellow
1979 A. P. Sloan Fellow
1980 Dreyfus Teacher Scholar
1998 Ernest Guenther Award
1988 ICI Pharmaceutical Group’s Stuart Award for Excellence in Chemistry
1990 Arthur C. Cope Scholar Award
1991 Alexander von Humboldt Stiftung Award
1991 ASSU Teaching Award
1991 Hoagland Prize for Undergraduate Teaching
1992 Fellow, American Academy of Arts and Sciences
1992 Bing Teaching Award, Stanford
1995 Pfizer Research Award for Synthetic Organic Chemistry
1998 ACS Award for Creative work in Synthetic Organic Chemistry
2000 Dean’s Award for Distinguished Teaching
2001 Fellow, American Association for the Advancement of Science,
2003 ACS H.C. Brown Award for Creative Research in Synthetic Methods
2003 Member National Academy of Science
2006 National Institutes of Health MERIT Award
2008 The Hamilton Award (U. Nebraska)
2010 Wilbur Lucius Cross Medal (Yale Graduate Alumni),
2012 Tetrahedron Prize for Creativity in Organic Chemistry
2013 Prelog Medal (ETH, Switzerland), 2013
2015 ACS Arthur C. Cope Award

研究概要

複雑骨格を持つ生物活性天然物の全合成研究と医薬化学への展開

タキソール・ホルボール・ブリオスタチンなど様々な複雑化合物の全合成に成功し、それをもとにした新しい医薬リード化合物の創出に成功している。またその過程で独自の炭素環形成反応も開発するに至っている。

Picture

引用:Wender研究室

 

関連動画

関連文献

  1.  (a) Wender, P. A. et al. J. Am. Chem. Soc. 1997, 119, 2755. DOI: 10.1021/ja9635387 (a) Wender P. A. et al. J. Am. Chem. Soc. 1997, 119, 2757. DOI: 10.1021/ja963539z
  2. Paul A. Wender, Jung-Min Kee, and Jeffrey M. Warrington, Science 2008, 320, 649-652.
  3. Brian A. DeChristopher, Brian A. Loy, Matthew D. Marsden, Adam J. Schrier, Jerome A. Zack, & Paul A. Wender, Nature Chem, 2012, 4, 705-710.
  4. Wender, Paul A.; Fournogerakis, Dennis N.; Jeffreys, Matthew S.; Quiroz, Ryan V.; Inagaki, Fuyuhiko; Pfaffenbach, Magnus; Nature Chem20146, 448.

外部リンク

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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