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4-ヨードフェノキシ酢酸:4-Iodophenoxyaceticacid

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超原子価ヨウ素化合物によるp-ジアルコキシベンゼンからp-キノンへの触媒的酸化反応

矢倉らは超原子価ヨウ素化合物によるp-ジアルコキシベンゼンからp-キノンへの触媒的酸化反応を報告しています。この報告によると,本反応は室温下,2,2,2-トリフルオロエタノール-水溶媒中,共酸化剤Oxoneと触媒量の4-ヨードフェノキシ酢酸から超原子価ヨウ素化合物を系内で発生させ,酸化反応に用いています。さらに,本反応をチャバネゴキブリの性ホルモンであるブラッテラキノンの合成に応用しています。

 

“Catalytic Hypervalent Iodine Oxidation of p-Dialkoxybenzenes to p-Quinones Using 4-Iodophenoxyacetic Acid and Oxone®”

T. Yakura, Y. Yamauchi, Y. Tian, M. Omoto, Chem. Pharm. Bull. 2008, 56, 1632. DOI: 10.1248/cpb.56.1632

A catalytic hypervalent iodine oxidation of p-dialkoxybenzenes using 4-iodophenoxyacetic acid (1) and 2KHSO5 · KHSO4 · K2SO4 (Oxone®) was developed. Reaction of p-dialkoxybenzenes (2) with a catalytic amount of 1 in the presence of Oxone® as a co-oxidant in 2,2,2-trifluoroethanol–water (1 : 2) gave the corresponding p-quinones (3) in excellent yields without purification. This procedure was applied to synthesis of blattellaquinone (9), the sex pheromone of the German cockroach, Blattella germanica.

 

 

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