[スポンサーリンク]

archives

高分子材料中の微小異物分析技術の実際【終了】

[スポンサーリンク]

講師        : 群馬大学 大学院工学研究科 非常勤講師 工学博士 西岡 利勝 氏
【専門】
 高分子材料の赤外・ラマン分光
【活動・略歴】
 日本化学試験所認定機構(非常勤)
 高分子学会高分子表面研究会運営委員
 元・出光興産 前・群馬大学産学連携イノベーションセンター客員教授
日時        : 2010年5月19日(水) 10:30~16:30
会場        : 東京・江東区亀戸 商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 第2研修室
≪会場地図はこちら≫
受講料     :
(税込) 47,250円
 ⇒E-mail案内登録会員 44,800円
  ※資料・昼食付
上記価格より:<2名で参加の場合1名につき7,350円割引><3名で参加の場合1名につき10,500円割引>(同一法人に限ります)

申し込みはこちらをクリック!
講演内容  : <趣旨>
  電気・電子材料、光電子材料、自動車材料および包装材料など種々の工業材料では材料中の微小異物の混入が品質上問題となる場合があり、時として実用上致命的な欠陥を招くこともある。材料の製造と使用に関する問題解決の手段として高分子材料中の微小異物分析法の開発は重要な課題の一つである。微小異物の分析には顕微FT-IR、顕微ラマン、SEM-XMA、TOF-SIMS、X線マイクロディフラクメーター、マイクロXPS、走査型オージェ電子顕微鏡およびマイクロMSなどが用いられているが、特に有機微小異物の定性分析には顕微FT-IR、顕微ラマンが最も有効なツールである。
 本講座では高分子材料の微小異物分析の実際について実試料を用いて分かり易く解説する。また分析試料の前処理のノウハウについて詳細に説明し、分析相談にも対応する。
1.異物分析に使用されている分析機器の概要
 1.1 顕微FT-IR
 1.2 顕微ラマン
 1.3 その他の機器
2.試料前処理方法のテクニック
 2.1 前処理装置
 2.2 前処理の道具
 2.3 異物の採取方法
3.顕微赤外分光法による分析のテクニック
4.顕微ラマン分光法による分析のテクニック
5.X線マイクロアナライザーによる分析のテクニック
6.その他の分析機器による分析のテクニック
7.実試料の分析と解析例
 7.1 高分子材料成形品中の微小異物分析
 7.2 自動車材料中の微小異物分析
 7.3 電気・電子材料および光電子材料中の微小異物分析
8.異物発生要因の解明技術と製造現場へのアプローチ
9.異物分析に関する相談会
  □質疑応答・名刺交換□
申し込みはこちらをクリック!
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. グラフェンの量産化技術と次世代デバイスへの応用【終了】
  2. マテリアルズ・インフォマティクスの基礎から実践技術まで学ぶワンス…
  3. “つける“と“はがす“の新技術―分子接合と表面制御
  4. マイクロ波を用いた革新的製造プロセスとヘルスケア領域への事業展開…
  5. 条件最適化向けマテリアルズ・インフォマティクスSaaS 「miH…
  6. 取り扱いやすく保存可能なオキシム試薬(O-ベンゼンスルホニルアセ…
  7. 新コンテンツ「ケムステまとめ」をオープン
  8. マテリアルズ・インフォマティクスの導入・活用・推進におけるよくあ…

注目情報

ピックアップ記事

  1. カーボンナノチューブ薄膜のSEM画像を生成し、物性を予測するAIが開発される
  2. 粘土に挟まれた有機化合物は…?
  3. 第167回―「バイオ原料の活用を目指した重合法の開発」John Spevacek博士
  4. 有賀先生に質問しよう!!【第29回ケムステVシンポ特別企画】
  5. メルマガ有機化学 (by 有機化学美術館) 刊行中!!
  6. 独BASF、米樹脂メーカーのジョンソンポリマー社を買収
  7. イグノーベル賞2022が発表:化学賞は無かったけどユニークな研究が盛りだくさん
  8. 夢・化学-21 化学への招待
  9. 有機EL、寿命3万時間 京セラ開発、18年春に量産開始
  10. trans-2-[3-(4-tert-ブチルフェニル)-2-メチル-2-プロペニリデン]マロノニトリル : trans-2-[3-(4-tert-Butylphenyl)-2-methyl-2-propenylidene]malononitrile

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年5月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

有馬温泉で鉄イオン水溶液について学んできた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉の金泉は、塩化物濃度と鉄濃度が日本の温泉の中で最も高い温泉で、黄褐色を呈する温泉です。この記…

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

第58回Vシンポ「天然物フィロソフィ2」を開催します!

第58回ケムステVシンポジウムの開催告知をさせて頂きます!今回のVシンポは、コロナ蔓延の年202…

第76回「目指すは生涯現役!ロマンを追い求めて」櫛田 創 助教

第76回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第75回「デジタル技術は化学研究を革新できるのか?」熊田佳菜子 主任研究員

第75回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第74回「理想的な医薬品原薬の製造法を目指して」細谷 昌弘 サブグループ長

第74回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

第57回ケムステVシンポ「祝ノーベル化学賞!金属有機構造体–MOF」を開催します!

第57回ケムステVシンポは、北川 進 先生らの2025年ノーベル化学賞受賞を記念して…

櫛田 創 Soh Kushida

櫛田 創(くしだそう)は日本の化学者である。筑波大学 数理物質系 物質工学域・助教。専門は物理化学、…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP