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セルロースナノファイバーの真価

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開講期間

2019年12月11日(水)10:00~17:25 <1日のみの開催>

募集人員

25名  先着順にて承ります。

開催場所

かながわサイエンスパーク内 講義室  (川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
シャトルバス 5 分
>> Mapはこちら
◆ JR 新横浜駅より東急バス(有料)直行「溝の口駅」行き30 分
「高津中学校入口」下車徒歩3 分
>> アクセスはこちら

対象者

企業、研究機関等にご所属で、
・紙、繊維、ポリマー等を使った新素材開発に携わる方
・紙、繊維、ポリマー等の成形加工に携わる方
・エレクトロニクスデバイスの設計、開発、実装などに携わる方
・表面処理、塗料などの開発、製造に携わる方 ・・・・など
★このような課題をお持ちの方にも★
・セルロースナノファイバーを扱っているが最適化で行き詰っている
・新規参入を検討しているが何から始めたらよい?
・セルロースナノファイバーの特徴と扱い方のコツは?
・どのセルロースナノファイバーを試したらよい?

受講料(消費税込み)

20,000円

開催のご案内

軽くて強いナノマテリアル、セルロースナノファイバー。優れた性質を持つだけでなく、持続可能な資源である⽊材を原料とするため⽯油を原料とする材料の代替としても期待されています。微細繊維を得るための画期的な⽅法が⾒出されてから⼗数年、すでに⾝近な製品への実⽤化が始まり、エレクトロニクス材料や⾃動⾞等の構造材料としても研究開発が進んでいます。
しかし、その扱い難さから課題も多く、特⻑を最⼤限に活かし、弱点を克服するためには、さらなる物性理解と調製⽅法の確⽴が必要です。また、セルロースナノファイバーには様々な種類があり、製造⽅法によって性質が異なることも考慮しなければなりません。
そもそもセルロースナノファイバーとは、どのような材料なのか?本講座では、セルロースナノファイバーの性質と、その優れた性質を活かした多彩な新規材料の開発について、ご紹介いたします。さらにCNF強化樹脂を効率的に製造する⽅法として近年注⽬されている「京都プロセス」について取り上げます。
軽くて強いだけではない機能も明らかになってきたいま、多くの⼈が模索するセルロースナノファイバーの⽤途開発。研究の最新動向と将来性を確かめたい⽅にもお薦めしたい講座です。

12月11日(水)
時間 講義内容 講師
10:00~11:40

(100分)

「新素材“セルロースナノファイバー”とは?」  

●CNFの性質、優位性と可能性
●CNFの製造法別種類とメリット、デメリット
●特⻑を⽣かした⽤途は?-最新開発動向
●特⻑を最⼤限に活かし、弱点、扱い難さを克服する
●TEMPO酸化CNFを中⼼に最新の研究成果と実⽤化への課題

 

東京⼤学⼤学院 農学⽣命科学研究科
准教授 齋藤 継之●プロフィール
2003年 東京⼤学農学部を卒業後、⼤学院在学中にフランスCERMAV留学。
2008年 東京⼤学⼤学院農学⽣命科学研究科博⼠課程修了、同⼤学助教等を経て、2013年より現職。博⼠(農学)

12:40~13:40

(60分)

「セルロースナノファイバーを⽤いた多孔質材料とオールセルロース強化材料の応用展開」

●超⾼性能エアフィルタへと繋がるCNF多孔質材料
●オールセルロース材料の特徴と応用例
●炭素繊維とオールセルロース材料の複合化

北越コーポレーション株式会社 新機能材料開発室
研究ユニット ユニットリーダー 根本 純司 ⽒●プロフィール
2004年 北越製紙 (現 北越コーポレーション) 株式会社入社。 一般紙、フィルタの製造や開発に従事しつつ、CNFの開発に携わる。 2016年 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了(農学)
13:55~14:55

(60分)

「リン酸化セルロースナノファイバーの製造と特性、応⽤」

●リン酸化セルロースの製造・特⻑
●リン酸化CNFの製造・特⻑
●リン酸化CNFの⽤途展開と課題
1. 分散液(増粘剤)
2. 透明連続シート
3. その他 開発品

王⼦ホールディングス株式会社
イノベーション推進本部 CNF創造センター
上席研究員 野⼝ 裕⼀ ⽒●プロフィール
2009年 慶應義塾⼤学理⼯学部応⽤化学科修了、同年、王⼦ホールディングス株式会社⼊社、パルプ、特殊紙、環境関連のテーマを経験した後、セルロースナノファイバーに関するテーマに従事。
15:10~16:10

(60分)

「セルロースナノファイバーの自己修復性防食コーティングへの応用」

●金属材料の腐食現象、コーティング、評価方法
●自己修復性防食コーティングとは?開発思想と構造
●CNFを用いた自己修復性防食コーティングの開発と性能

広島⼤学⼤学院 ⼯学研究科 化学⼯学専攻
教授 ⽮吹 彰広●プロフィール
1990年 広島⼤学⼯学研究科修了後、ドイツハノーバー⼤学 材料科学研究所客員研究員、東洋紡株式会社等を経て、2013年より現職。博⼠(⼯学)
16:25~17:25

(60分)

「セルロースナノファイバー強化樹脂の開発」

●CNF強化樹脂の製造⽅法 「京都プロセス」のメリット
●CNF強化樹脂の性能と⽤途
-強くて軽いだけではない機能も紹介
●実⽤化に向けた課題と課題解決

地⽅独⽴⾏政法⼈京都市産業技術研究所 ⾼分⼦系チーム
チームリーダー 仙波 健 ⽒●プロフィール
1998年 京都市⼯業試験場 (現 京都市産業技術研究所) ⼊庁。2007年 京都⼯芸繊維⼤学 ⼯芸科学研究科 博⼠ (学術)。専⾨は、プラスチック材料開発、プラスチック成形加⼯。

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企画・主催

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)

後援(一部申請中)

(一社)日本木材学会 セルロース学会 (一社)繊維学会 化成品工業協会 (公社)日本化学会 (公社)高分子学会 (一社)日本合成樹脂技術協会 (一社)プラスチック成形加工学会 (一社)日本塗料工業会 NPO法人機能紙研究会 (一社)エレクトロニクス実装学会 日本電子材料技術協会 (一社)化学とマイクロ・ナノシステム学会 (公社)精密工学会 (公社)日本材料学会 (一社)資源・素材学会 (公社)応用物理学会 日本バイオマテリアル学会 (公社)電気化学会 (一社)表面技術協会 (公社)日本表面真空学会 川崎商工会議所 株式会社ケイエスピー

人材育成部 教育研修課 教育研修グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097
E-mail:ed@newkast.or.jp

*本記事はKISTECが主催する教育講座の会告です。

関連書籍

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投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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