[スポンサーリンク]

archives

トリフルオロメタンスルホン酸トリエチルシリル : Triethylsilyl Trifluoromethanesulfonate

O,P-アセタールの効果的な置換反応

藤岡らは,アセタールを出発原料とするO,P-アセタールの合成とその求核剤との置換反応を報告しています。それによれば,トリフルオロメタンスルホン酸トリエチルシリルの存在下,アセタールとトリス(2-メチルフェニル)ホスフィンを反応させることにより,O,P-アセタールを合成し,次いで求核剤を反応させ,高収率で目的物を得ています。この反応はワンポットで進行し,種々の求核剤が利用できるため注目されています。

“Remarkable effect of phosphine on the reactivity of O,P-acetal—efficient substitution reaction of O,P-acetal”

H. Fujioka, A. Goto, K. Otake, O. Kubo, K. Yahata, Y. Sawama, T. Maegawa, Chem. Commun. 2010, 46, 3976. DOI: 10.1039/C0CC00170H

GA

The structure and electronic nature of the phosphine have a significant influence on not only the formation, but also the subsequent transformation of O,P-acetals. The O,P-acetals generated from tris(o-tolyl)phosphine [(o-tol)3P] underwent efficient substitution reactions with various nucleophiles.

関連記事

  1. ケムステ新コンテンツ「化学地球儀」
  2. ケムステ国際版・中国語版始動!
  3. A-Phosパラジウム錯体
  4. アルミニウム-ポルフィリン錯体を用いる重合の分子量制御
  5. 1,3-ジオールの不斉非対称化反応による光学活性オキサゾリン誘導…
  6. 太陽電池セル/モジュール封止材料・技術【終了】
  7. トリフルオロメタンスルホン酸ランタン(III):Lanthanu…
  8. マイクロリアクターで新時代!先取りセミナー 【終了】

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. コエンザイムQ10 /coenzyme Q10
  2. 日米の研究観/技術観の違い
  3. 日本化学会と対談してきました
  4. ブラン・ウレー クロロアルキル化 Blanc-Quellet Chloroalkylation
  5. 第35回構造有機化学討論会
  6. 不斉触媒研究論文引用回数、東大柴崎教授が世界1位
  7. pH応答性硫化水素ドナー分子の開発
  8. キセノン (xenon; Xe)
  9. 立体選択的な(+)-Microcladallene Bの全合成
  10. 有機ナノチューブの新規合成法の開発

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

分子で作る惑星、その名もナノサターン!

2018年、東工大の豊田真司先生らによって、まるで土星を型どったような分子の合成が報告された。フラー…

磯部 寛之 Hiroyuki Isobe

磯部寛之(いそべひろゆき、1970年11月9日–東京都生まれ)は日本の有機化学者である。東京大学理学…

死海付近で臭素が漏洩

イスラエル警察は死海付近の向上から臭素が漏れだしたことを明らかにし、付近住民に自宅にとどまるよう呼び…

光触媒反応用途の青色LED光源を比較してみた

巷で大流行の可視光レドックス触媒反応ですが、筆者のラボでも活用するようになりました。しかし経…

宮沢賢治の元素図鑑

概要本書は宮沢賢治の作品に登場する元素を取り上げ、作品を入り口として各元素について解説した書…

電子豊富芳香環に対する触媒的芳香族求核置換反応

2017年、ノースカロライナ大学チャペルヒル校・David Nicewiczらは、可視光レドックス触…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP