[スポンサーリンク]

archives

trans-2-[3-(4-tert-ブチルフェニル)-2-メチル-2-プロペニリデン]マロノニトリル : trans-2-[3-(4-tert-Butylphenyl)-2-methyl-2-propenylidene]malononitrile

B3635.gif

MALDI-TOF-MSを用いた合成ポリマー分析

trans-2-[3-(4-tert-ブチルフェニル)-2-メチル-2-プロペニリデン]マロノニトリル(DCTB)は,MALDI-TOF質量分析に用いられる非プロトン性マトリックスで,Luftmannらが初めてフラーレン誘導体の質量分析への利用を報告しています。その後、合成ポリマー質量分析においても有効なマトリックスであることが確認されています。例えば,GerbauxらはDCTBを用いることで,ポリチオフェンの平均分子量の測定において良好な結果を得ています。また,Brandtらはポリマー/マトリックス/カチオン化剤の調製混合比のモデル最適化を行っており,様々な合成ポリマーの分析への応用が期待されています。

L. Ulmer, J. Mattay, H. G. Torres-Garcia, H. Luftmann, Eur. J. Mass Spectrom. 2000, 6, 49; J. D. Winter, G. Deshayes, F. Boon, O. Coulembier, P. Dubois, P. Gerbaux, J. Mass Spectrom. 2011, 46, 237; H. Brandt, T. Ehmann, M. Otto, J. Am. Soc. Mass Spectrom. 2010, 21, 1870; H. Brandt, T. Ehmann, M. Otto, Anal. Chem. 2010, 82, 8169.

関連記事

  1. グラファイト、グラフェン、ナノグラフェンの構造と電子・磁気機能【…
  2. スルホニルフルオリド
  3. リチウムイオン電池製造の勘どころ【終了】
  4. トップデザイン変更
  5. ジメチル(2-ピリジル)シリル化合物
  6. テトラキス[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]ほう酸ナ…
  7. リチウムイオン電池の正極・負極≪活物質技術≫徹底解説セミナー
  8. 1,4-ジ(2-チエニル)-1,4-ブタンジオン:1,4-Di(…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 【書籍】研究者の仕事術~プロフェッショナル根性論~
  2. 教科書を書き換えるか!?ヘリウムの化合物
  3. 藤原・守谷反応 Fujiwara-Moritani Reaction
  4. 中外製薬が工場を集約へ 宇都宮など2カ所に
  5. リチャード・ホルム Richard H. Holm
  6. 硫黄 Sulfurーニンニク、タマネギから加硫剤まで
  7. コルベ電解反応 Kolbe Electrolysis
  8. 第32回「生きている動物内で生理活性分子を合成して治療する」田中克典 准主任研究員
  9. ネイティブ・ケミカル・リゲーション Native Chemical Ligation (NCL)
  10. バトフェナントロリン:Bathophenanthroline

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

北エステル化反応 Kita Esterification

概要ルテニウム触媒存在下、エチニルエチルエーテル試薬を脱水剤として用い、カルボン酸とアルコールか…

一人二役のフタルイミドが位置までも制御する

N-ヒドロキシフタルイミドを用いる逆マルコフニコフ型のヒドロアミノ化が報告された。遷移金属触媒および…

ジアゾニウム塩が開始剤と捕捉剤を“兼務”する

アリールジアゾニウム塩を用いたプレニルカルバマート/ウレアのシクロアミノジアゾ化反応が開発された。入…

パラジウム光触媒が促進するHAT過程:アルコールの脱水素反応への展開

2016年、イリノイ大学シカゴ校・Vladimir Gevorgyanらは、Pd(0)触媒の共存下、…

ウラジミール・ゲヴォルギャン Vladimir Gevorgyan

ウラジミール・ゲヴォルギャン(Vladimir Gevorgyan、1956年8月12日-)は、アメ…

有機合成化学協会誌2018年11月号:オープンアクセス・英文号!

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2018年11月号がオンライン公開されました。今月…

PAGE TOP