[スポンサーリンク]

archives

進化する カップリング反応と 応用展開

★鈴木-宮浦クロスカップリングから数年、カップリング反応は更に進化し、応用分野を拡大していた
★天然物、創薬、有機EL、CNT、ナノグラフェン、、、 新しい触媒と新しい可能性がここに
 
日時 2012年9月28日(金)  11:00~15:45
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第3講習室
会場地図
受講料(税込) 47,250円 ( S&T会員受講料 44,800円 )   S&T会員登録について
上記価格より:(同一法人に限ります)
  2名で参加の場合1名につき7,350円割引
  3名以上で参加の場合1名につき10,500円割引
備考 ※資料・昼食付
 
 
 

申し込み・詳細はこちらをクリック!

  • 講師
 
第1部 脱レアメタルカップリング反応の最先端                                     
(11:00~13:00)
立命館大学薬学部 教授 薬学博士 北 泰行 氏
【講師情報】
 
第2部 ~分子をつなげて価値を生むカップリング~
 (13:45~15:45)   C-Hカップリングと医農薬・ナノカーボン合成への展開
名古屋大学 大学院理学研究科 教授 博士(工学) 伊丹 健一郎 氏
 
 
  • プログラム

 

 

第1部 脱レアメタルカップリング反応の最先端
 
  ヨウ素はその原子価を容易に拡張し、オクテット則を超える原子価を形成することが知られており、これらの化合物は超原子価ヨウ素化合物と呼ばれる。 我々は30年位前から超原子価ヨウ素反応剤を、鉛、水銀、タリウムなどの毒性の大きい重金属酸化剤の代替として用いる研究に取り組んできたが、ヨウ素反応剤が、単に重金属酸化剤の代替ではなく、これらとは異なる特徴的な反応性を示すことを次々と明らかにし、これらを精密有機合成や複雑な天然物合成に応用してきた。
 最近になって、我々は、希少金属[パラジウムやニッケルなど]を用いないで、ヨウ素反応剤によるクロスカップリング反応を発見し、目下その応用展開を計っている。 また、これらを触媒的に用いたり、不斉合成反応剤として用いうることも明らかにした。本講演では、ヨウ素反応剤を用いるカップリング反応を中心にして、その発見と有機エレクトロルミネッセンス(EL)、ディスコティック液晶、天然物ならびに創薬鍵化合物の合成研究への応用について紹介する。
 
1.クロスカップリング反応について 
 
2.なぜヨウ素反応剤を用いたのか 
 
3.グリーンサスティナブルなヨウ素反応剤 
 
4.ヨウ素反応剤の不斉合成への応用 
 
5.機能性分子(有機ELやディスコティック液晶等)合成への応用 
 
6.天然物合成、創薬科学への応用
 
  □質疑応答・名刺交換□
 
第2部 ~分子をつなげて価値を生むカップリング~
         C-Hカップリングと医農薬・ナノカーボン合成への展開
 
 近年、分子をつなげるカップリング技術の進化が著しい。本講演では次世代型のカップリングとして大注目されている「C-Hカップリング」について概説する。このような新しいカップリングは医農薬や天然物などの生物活性分子群の迅速合成を可能にするとともにケミカルバイオロジー研究を加速する。また、構造が明確に定まったカーボンナノチューブやナノグラフェンのボトムアップ合成にもC-Hカップリングが威力を発揮する。今後C-Hカップリングは、分子合成を扱うあらゆる分野での必須ツールになるだろう。
 
1.C−Hカップリング 
 1.1 理想的な一段階カップリング 
 1.2 新触媒をどのようにして開発したか
 
2.医農薬・天然物の迅速合成 
 
3.カーボンナノリング・ナノチューブのボトムアップ合成 
 
4.新奇ナノグラフェンのボトムアップ合成 
 
  □質疑応答・名刺交換□
 
申し込み・詳細はこちらをクリック!
 
The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 統合失調症治療の新しいターゲット分子候補−HDAC2
  2. 色素増感太陽電池用部材の開発・高効率化と製品開発動向【終了】
  3. PdCl2(dppf)
  4. 免疫不応答の抗原抗体反応を利用できるハプテン標識化試薬
  5. サーバーを移転しました
  6. ボロントリフルオリド – エチルエーテル コンプレッ…
  7. Grubbs第一世代触媒
  8. リビングラジカル重合による高分子材料合成技術【終了】

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 独バイエル、2004年は3部門全てで増収となった可能性=CEO
  2. CYP総合データベース: SuperCYP
  3. フィンランド理科教科書 化学編
  4. アート オブ プロセスケミストリー : メルク社プロセス研究所での実例
  5. タミフルの効果
  6. 水素結合水H4O
  7. 塩谷光彦 Mitsuhiko Shionoya
  8. 第36回 生体を模倣する化学― Simon Webb教授
  9. 武田薬、糖尿病治療剤「アクトス」の効能を追加申請
  10. シュタウディンガー反応 Staudinger Reaction

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

ルミノール誘導体を用いるチロシン選択的タンパク質修飾法

2015年、東京工業大学・中村浩之らは、ルミノール誘導体と鉄-ポルフィリン複合体(ヘミン)を用い、チ…

酵素触媒によるアルケンのアンチマルコフニコフ酸化

酵素は、基質と複数点で相互作用することにより、化学反応を厳密にコントロールしています。通常のフラ…

イオンの出入りを制御するキャップ付き分子容器の開発

第124回のスポットライトリサーチは、金沢大学 理工研究域物質化学系錯体化学研究分野(錯体化学・超分…

リチウムイオン電池の課題のはなし-1

Tshozoです。以前リチウムイオン電池に関するトピックを2つほど紹介した(記事:リチウムイ…

アルコールをアルキル化剤に!ヘテロ芳香環のC-Hアルキル化

2015年、プリンストン大学・D. W. C. MacMillanらは、水素移動触媒(HAT)および…

三種類の分子が自発的に整列した構造をもつ超分子共重合ポリマーの開発

第123回のスポットライトリサーチは、テキサス大学オースティン校博士研究員(Jonathan L. …

Chem-Station Twitter

PAGE TOP