[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

春田 正毅 Masatake Haruta

[スポンサーリンク]

  春田 正毅(はるた まさたけ、1947年9月27日-) は、日本の触媒化学者。 首都大学東京および同大学院 名誉教授。

学歴・職歴

1970年 名古屋工業大学 工業化学科卒業
1975年 京都大学大学院 工学研究科工業化学専攻博士課程修了
1976 – 1990年 大阪工業技術試験所 研究員
1981 – 1982年 ルーバンカトリック大学(ベルギー) 客員研究員
1990 – 1994年 大阪工業技術試験所 機能応用化学部触媒化学研究室 室長
1994 – 1994年 ウィーン工科大学 客員教授
1994 – 1999年 大阪工業技術研究所 首席研究官 兼 基礎融合特別研究室 室長
1999 – 2001年 大阪工業技術研究所 エネルギー・環境材料部 部長
2001 – 2005年 産業技術総合研究所 環境調和技術研究部門 部門長
2005 – 2009年 首都大学東京 都市環境学部(材料化学コース)教授
2009 – 2012年 首都大学東京 都市環境学部(分子応用化学コース)教授
2010年 触媒学会副会長
2012年 – 現在 首都大学東京 名誉教授
首都大学東京大学院 都市環境科学研究科分子応用化学域 特任教授

受賞歴

1992年 近畿化学協会 第44回化学賞
1997年 第15回大阪科学賞
1998年 科学技術庁長官賞(第24回研究功労者表彰)
2002年 平成13 年度触媒学会賞
2002年 International Precious Metals Institute, Henry J. Albert Award
2009年 Academia Europaea, Foreign member
2010年 日本化学会賞
2011年 Royal Society of Chemistry, Spiers Memorial Award and Fellow
2012年 Chinese Academy of Sciences, Visiting Professor for Senior
2012年 トムソンロイター栄誉賞
2014年 中日文化賞

 

研究内容

の触媒活性を最初に明らかにした研究者である。金は、化学的に安定なため、触媒としては使えないとされてきた。しかし、金を5nmの以下のクラスターにして金属酸化物の上に担持することで低温でCOの酸化が出来ることを明らかにした。この発見により金ナノ粒子の触媒活性を調べる研究が活発に行われるようになった。

発見の経緯に関するエッセイ:Haruta, M. (2013), Chance and Necessity: My Encounter with Gold Catalysts. Angew. Chem. Int. Ed.. DOI: 10.1002/anie.201305987

 

コメント&その他

  1. 2013年金ナノ粒子触媒をとりあつかうハルタゴールドというベンチャー企業を立ち上げている。
  2. 代表論文である1987年の論文は最初JACSに送ったんですが、残念ながら却下されている。

 

関連動画

 

関連論文

  • ”Novel Gold Catalysts for the Oxidation of Carbon Monoxide at a Temperature far Below 0 °C”
    Masatake Haruta, Tetsuhiko Kobayashi, Hiroshi Sano, Nobumasa Yamada Chem. Lett. 1987, 16, 405 DOI: 10.1246/cl.1987.405

 

関連書籍

 

外部リンク

 

The following two tabs change content below.
Zeolinite

Zeolinite

企業の研究員です。最近、合成の仕事が無くてストレスが溜まっています。

関連記事

  1. ウィリアム・キャンベル William C. Campbell
  2. グレッグ・フー Gregory C. Fu
  3. サン・タン San H. Thang
  4. カール・ジェラッシ Carl Djerassi
  5. ウォルフガング-クローティル Wolfgang Kroutil
  6. デヴィッド・レイ David A. Leigh
  7. ノーベル化学賞・受賞者一覧
  8. 辻 二郎 Jiro Tsuji

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 複雑な化合物を効率よく生成 名大チーム開発
  2. 乾燥剤の脱水能は?
  3. ソモライ教授2008年プリーストリー賞受賞
  4. 塗る、刷る、printable!進化するナノインクと先端デバイス技術~無機材料と印刷技術で変わる工業プロセス~
  5. ボリルアジドを用いる直接的アミノ化
  6. メールのスマートな送り方
  7. ローランド・フィッシャー Roland A. Fischer
  8. 塩谷光彦 Mitsuhiko Shionoya
  9. 抗生物質
  10. 世界の中心で成果を叫んだもの

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2019年11月号:英文版特集号

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2019年11月号がオンライン公開されました。…

製品開発職を検討する上でおさえたい3つのポイント

基礎研究と製品開発は、目的や役割がそれぞれ異なります。しかし、求人情報の応募要件を見てみると「〇〇の…

二刀流のホスフィン触媒によるアトロプ選択的合成法

不斉付加環化反応による新奇アリールナフトキノン合成法が報告された。2つの機能を有する不斉ホスフィン触…

ヒドロゲルの新たな力学強度・温度応答性制御法

第230回のスポットライトリサーチは、東京農工大学大学院工学府(村岡研究室)・石田敦也さんにお願い致…

光誘導アシルラジカルのミニスキ型ヒドロキシアルキル化反応

可視光照射条件下でのアジン類のミニスキ型ヒドロキシアルキル化反応が開発された。官能基許容性が高いため…

イオン交換が分子間電荷移動を駆動する協奏的現象の発見

第229回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 新領域創成科学研究科(竹谷・岡本研究室)・山下…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP