[スポンサーリンク]

一般的な話題

大学入試のあれこれ ①

[スポンサーリンク]

 

大学入試もそろそろ終盤戦でしょうか。多くの国立大学では前期試験が終了したのではないかと思いますが、

「これまで力を発揮できなかった」という受験生の方も、最後まで諦めることなく頑張ってほしいと思います。

 

さて、今日は大学入試について書かせていただきたいと思いますが、内容は「つぶやき」というよりも「ぼやき」です。

勘のよい方は何の話かわかっていただけたことでしょう。

 

そうです。某国立大学の入試時間中に、その設問がインターネットの掲示板に投稿されたとのことで問題になっています。

正直私は(誰でもそうかもしれませんが)、こういった不正行為が本当に嫌いです。相撲の八百長問題というのも最近ありましたが、非常に不愉快なものです。一生懸命やっていた人にしてみれば、より一層不愉快でしょう。

 

化学の分野でも、これまでにデータの捏造など多くの不正がなされてきました。企業・大学問わず、他の会社・研究室と競争をしている以上、今後も不正が行われることは不思議なことではありません。

 

しかしながら、

  1. 何事も結果が全てかもしれないが、その「結果」というものが、きちんとした過程のもとにあってほしい。
  2. そして、心から化学に興味を持ち、化学が好きであってほしい。

 

上記の2点を心から願っています。化学が好きで研究している人であれば不正を行ったりはしないはずです。

 

若干重い話となりましたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

Avatar photo

らぱ

投稿者の記事一覧

現在、博士課程にて有機合成化学を学んでいます。 特に、生体分子を模倣した超分子化合物に興味があります。よろしくお願いします。

関連記事

  1. V字型分子が実現した固体状態の優れた光物性
  2. 医薬品への新しい合成ルートの開拓 〜協働的な触媒作用を活用〜
  3. 「人工知能時代」と人間の仕事
  4. 自由の世界へようこそ
  5. 荷電π電子系が発現するジラジカル性をイオンペア形成によって制御
  6. エーテルがDiels–Alder反応?トリチルカチオンでin s…
  7. ユシロ化学工業ってどんな会社?
  8. 「つける」と「はがす」の新技術|分子接合と表面制御 R3

注目情報

ピックアップ記事

  1. TQ: TriQuinoline
  2. 【第11回Vシンポ特別企画】講師紹介①:東原 知哉 先生
  3. 熊田誠氏死去(京大名誉教授)=有機ケイ素化学の権威
  4. タクミナ「スムーズフローポンプQ」の無料モニターキャンペーン
  5. Scifinderが実験項情報閲覧可能に!
  6. 免疫不応答の抗原抗体反応を利用できるハプテン標識化試薬
  7. 第127回―「生物学的に取扱困難な金属イオンを研究する」Ann Valentine教授
  8. 第30回光学活性化合物シンポジウムに参加してみた
  9. メリフィールド ペプチド固相合成法 Merrifield Solid-Phase Peptide Synthesis
  10. 磁力で生体触媒反応を制御する

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2011年3月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

岩田浩明 Hiroaki IWATA

岩田浩明(いわたひろあき)は、日本のデータサイエンティスト・計算科学者である。鳥取大学医学部 教授。…

人羅勇気 Yuki HITORA

人羅 勇気(ひとら ゆうき, 1987年5月3日-)は、日本の化学者である。熊本大学大学院生命科学研…

榊原康文 Yasubumi SAKAKIBARA

榊原康文(Yasubumi Sakakibara, 1960年5月13日-)は、日本の生命情報科学者…

遺伝子の転写調節因子LmrRの疎水性ポケットを利用した有機触媒反応

こんにちは,熊葛です!研究の面白さの一つに,異なる分野の研究結果を利用することが挙げられるかと思いま…

新規チオ酢酸カリウム基を利用した高速エポキシ開環反応のはなし

Tshozoです。最近エポキシ系材料を使うことになり色々勉強しておりましたところ、これまで関連記…

第52回ケムステVシンポ「生体関連セラミックス科学が切り拓く次世代型材料機能」を開催します!

続けてのケムステVシンポの会告です! 本記事は、第52回ケムステVシンポジウムの開催告知です!…

2024年ノーベル化学賞ケムステ予想当選者発表!

大変長らくお待たせしました! 2024年ノーベル化学賞予想の結果発表です!2…

“試薬の安全な取り扱い”講習動画 のご紹介

日常の試験・研究活動でご使用いただいている試薬は、取り扱い方を誤ると重大な事故や被害を引き起こす原因…

ヤーン·テラー効果 Jahn–Teller effects

縮退した電子状態にある非線形の分子は通常不安定で、分子の対称性を落とすことで縮退を解いた構造が安定で…

鉄、助けてっ(Fe)!アルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化

鉄とキラルなエナミンの協働触媒を用いたアルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化が開発された。可視光照…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP