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化学書籍レビュー

創薬化学―有機合成からのアプローチ

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  • 内容

本書では、薬の効き方を学び、薬をつくるという創薬化学において、有機化学、有機合成化学がこのうえなく役に立ち、重要であることを、薬学部および薬に関与する可能性のある分野の有機化学を専攻する、理学部化学、工学部化学、農学部化学系などの学生に早い時期に知ってもらうため、わかりやすく解説した。

  • 対象

医薬業界を志す有機合成を専門とする大学生以上

 

  • 評価・解説

 

「薬の効き方を学び、薬をつくる」という創薬化学において、有機合成がいかに利用されているかを詳しく解説しています。前半にはエーザイ・杉本八郎さんのアリセプトなど、有名な薬剤の合成法・エピソードなども述べられています。後半は現在の医薬品の合成実例を紹介しています。製薬業界に就職を希望する、有機合成専攻の学生は必読!

 

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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