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化学書籍レビュー

有機金属反応剤ハンドブック―3Liから83Biまで

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  • 内容

有機合成化学によく使われている主要な元素40余について、元素の基本的性質、有機化学的特徴、代表的な化合物の合成法及び安定性・反応性、有機合成への応用の基本的考え方及び応用例を、簡潔にハンドブック形式で纏める。

  • 対象

学部生以上。

  • 評価・解説

各元素の特徴、反応性、有機合成への応用例がハンドブック形式でまとめられています。解説は各元素における第一人者の先生方によります(例えば、ホウ素は宮浦先生、ケイ素は玉尾先生、スカンジウムは小林修先生、チタンは佐藤史衛先生、スズは馬場先生、ランタノイドは柴崎先生など)。参考文献はごくごく簡単にしか記されていないものの、各金属元素について基本的なことを手っ取り早く知る目的には、大変役立つ本です。

  • 関連書籍

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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