[スポンサーリンク]

ナノ化学

ポール・アリヴィサトス Paul Alivisatos

アルマンド・ポール・アリヴィサトス (Armand Paul Alivisatos、1959年11月12日(シカゴ生まれ)-)は、アメリカの無機化学者である。米カリフォルニア大学バークリー校教授。ローレンス・バークリー国立研究所 Director。

経歴

1981 シカゴ大学 卒業
1986 カリフォルニア大学バークリー校 博士号取得(Charles Harris教授)
1986 AT&T Bell研究所 博士研究員(with Louis Brus)
1988 カリフォルニア大学バークリー校 助教授
1993 カリフォルニア大学バークリー校 准教授
1995 カリフォルニア大学バークリー校 教授
1998-2001 カリフォルニア大学バークリー校 Chancellor’s Professor
2002-2008 ローレンス・バークリー国立研究所 Material Science Division Director
2008-2009 ローレンス・バークリー国立研究所 Deputy Director of Laboratory
2009-現在  ローレンス・バークリー国立研究所 Director

 

受賞歴

1991 Alfred P. Sloan Foundation fellowship
1991 ACS Exxon Solid State Chemistry Fellowship
1994 Coblentz Award for Advances in Molecular Spectroscopy
1994 Wilson Prize at Harvard
1995 Materials Research Society Outstanding Young Investigator Award
2005 ACS Award in Colloid and Surface Chemistry
2006 E. O. Lawrence Award
2006 Rank Prize
2006 University of Chicago Distinguished Alumni Award
2006 Eni Italgas Prize for Energy and Environment (2006)
2007 Ernest Orlando Lawrence Award
2009 Nanoscience Prize, International Society for Nanoscale Science, Computation & Engineering
2011 Linus Pauling Award
2011 Von Hippel Award, Materials Research Society
2012 Wolf Prize in Chemistry
2014 National Medal of Science,
2014 ACS Award in the Chemistry of Materials
2015 Axion Award, Hellenic American Professional Society
2015 Spiers Memorial Award, Royal Society of Chemistry
2016 Dan David Prize for the Future
2017 NAS Award in Chemical Sciences

 

研究概要

  • ナノ結晶を用いるナノスケールの構造体作成
  • 量子ドットをもちいた生物学的タグ:量子ドットに表面修飾を加え、特定の生物学的ターゲットのイメージング
  • LEDを量子ドットで作製:大面積フラットパネルディスプレイに使用可能な有機ELと同等の潜在的利点を持つLEDを量子ドットで作製できるのではないかという提案

コメント&その他

  1. トムソンロイター社の調査によると、2001-2010の10年間における化学領域の論文引用ランキングは世界第5位となっています。
  2. 米国化学会の発行するNano Lettersの創始者である。
  3. 量子ドット技術を初期段階で企業化した”Nanosys”の創設者である。
  4. 数々のナノ化学に関する業績から「ナノテクの父」と称されている

名言集

 

関連動画

 

関連文献

  • Alivisatos P. et al. Nature 382, 609 – 611 (15 August 1996); doi:10.1038/382609a0
  • Bruchez, M., Moronne, M., Gin, P., Weiss, S., Alivisatos, A.P., Science, 1998, 281, 2013.
  • Colvin, V.L., Schlamp, M.C., Alivisatos, A.P., Nature, 1994, 370, 354.

関連書籍

 

外部リンク

The following two tabs change content below.
Green

Green

静岡で化学を教えています。よろしくお願いします。
Green

最新記事 by Green (全て見る)

関連記事

  1. デービーメダル―受賞者一覧
  2. チャド・マーキン Chad A. Mirkin
  3. 村橋 俊一 Shunichi Murahashi
  4. 森田浩介 Kosuke Morita
  5. ジェイ・キースリング Jay Keasling
  6. 柴崎正勝 Masakatsu Shibasaki
  7. エリック・アレクサニアン Eric J. Alexanian
  8. ケー・シー・ニコラウ K. C. Nicolaou

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. メンデレーエフ空港
  2. レフォルマトスキー反応 Reformatsky Reaction
  3. 抗生物質の話
  4. 森田浩介 Kosuke Morita
  5. ペリ環状反応―第三の有機反応機構
  6. ビタミンDで肺ガンの生存率が上がる?
  7. V字型分子が実現した固体状態の優れた光物性
  8. ロナルド・ブレズロウ Ronald Breslow
  9. トクヤマが参入へ/燃料電池部材市場
  10. 最近の有機化学論文2

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

シクロペンタジエニル錯体の合成に一筋の光か?

β-炭素脱離を用いるシクロペンタジエニル(Cp)錯体の新たな調製法が報告された。本法により反応系中で…

ルミノール誘導体を用いるチロシン選択的タンパク質修飾法

2015年、東京工業大学・中村浩之らは、ルミノール誘導体と鉄-ポルフィリン複合体(ヘミン)を用い、チ…

酵素触媒によるアルケンのアンチマルコフニコフ酸化

酵素は、基質と複数点で相互作用することにより、化学反応を厳密にコントロールしています。通常のフラ…

イオンの出入りを制御するキャップ付き分子容器の開発

第124回のスポットライトリサーチは、金沢大学 理工研究域物質化学系錯体化学研究分野(錯体化学・超分…

リチウムイオン電池の課題のはなし-1

Tshozoです。以前リチウムイオン電池に関するトピックを2つほど紹介した(記事:リチウムイ…

アルコールをアルキル化剤に!ヘテロ芳香環のC-Hアルキル化

2015年、プリンストン大学・D. W. C. MacMillanらは、水素移動触媒(HAT)および…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP