[スポンサーリンク]

ケムステニュース

大鵬薬品、米社から日本での抗癌剤「アブラキサン」の開発・販売権を取得

タキソール大鵬薬品工業株式会社(社長:宇佐美 通)は、米国のアメリカンバイオサイエンス社(American BioScience, Inc.)と抗癌剤アブ
ラキサン(商品名ABRAXANE(TM))のライセンス契約を締結し、日本における開発および販売権を取得しましたので、お知らせいたします。
 
アブラキサンは、新規パクリタキセル製剤として、既存薬と同等以上の薬効を持ちながら、安全かつ簡便という優れた特性を持ちます。将来に渡ってタキサン製
剤が癌治療に果たす役割は大きいと考えられることから、アブラキサンは、癌患者の方々に、より良い治療を提供することができると確信しています。(引用:日経プレリリース
)

 パクリタクセル(タキソール)は有用な抗ガン剤で世界で年間1000億円以上売り上げています。しかし、難溶性であることが問題です。この溶解性をますために、ポリオキシエチレン系の溶媒を用いています。それに対して、過敏症などの副作用がありましたが、今回のアブアキサンはアルブミン結合型パクリタキセルで、溶解性がありそういう問題を解消しているそうです。



The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 「薬草、信じて使うこと」=自分に合ったものを選ぶ
  2. 理系が文系よりおしゃれ?
  3. 極小の「分子ペンチ」開発
  4. ナタデココ、次世代の薄型ディスプレー基板に活用
  5. 化学系プレプリントサーバー「ChemRxiv」のβ版が運用開始
  6. モザイクワクチン HIVから人類を守る救世主となるか
  7. 森林総合研究所、広葉樹害虫ヒメボクトウの性フェロモン化学構造を解…
  8. ソニー、新型リチウムイオン充電池「Nexelion」発売

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. ブレデレック オキサゾール合成 Bredereck Oxazole Synthesis
  2. ウギ反応 Ugi Reaction
  3. ビタミンと金属錯体から合成した人工の酵素
  4. 2005年4月分の気になる化学関連ニュース投票結果
  5. キラルオキサゾリジノン
  6. リスト・バルバス アルドール反応 List-Barbas Aldol Reaction
  7. エヴァンスアルドール反応 Evans Aldol Reaction
  8. 第16回 教科書が変わる心躍る研究を目指すー野崎京子教授
  9. シランカップリング剤の反応、効果と応用【終了】
  10. 香りで女性のイライラ解消 長崎大が発見、製品化も

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

ルミノール誘導体を用いるチロシン選択的タンパク質修飾法

2015年、東京工業大学・中村浩之らは、ルミノール誘導体と鉄-ポルフィリン複合体(ヘミン)を用い、チ…

酵素触媒によるアルケンのアンチマルコフニコフ酸化

酵素は、基質と複数点で相互作用することにより、化学反応を厳密にコントロールしています。通常のフラ…

イオンの出入りを制御するキャップ付き分子容器の開発

第124回のスポットライトリサーチは、金沢大学 理工研究域物質化学系錯体化学研究分野(錯体化学・超分…

リチウムイオン電池の課題のはなし-1

Tshozoです。以前リチウムイオン電池に関するトピックを2つほど紹介した(記事:リチウムイ…

アルコールをアルキル化剤に!ヘテロ芳香環のC-Hアルキル化

2015年、プリンストン大学・D. W. C. MacMillanらは、水素移動触媒(HAT)および…

三種類の分子が自発的に整列した構造をもつ超分子共重合ポリマーの開発

第123回のスポットライトリサーチは、テキサス大学オースティン校博士研究員(Jonathan L. …

Chem-Station Twitter

PAGE TOP