[スポンサーリンク]

ケムステニュース

<飲む発毛薬>万有製薬に問い合わせ殺到

[スポンサーリンク]

プロペシア国内初の飲む発毛薬「プロペシア」(一般名・フィナステリド)が年内にも発売されるのを受け、輸入・販売する万有製薬(本社・東京都)には、厚生労働省が承
認した10月11日以降、1000件以上の問い合わせが殺到している。薄毛に悩む男性は800万人とも言われ、「夢の薬」への期待は高まるが、以前から輸
入している医師は「良い薬だが過大な期待は禁物」と話している。
 プロペシアは98年に米国で販売開始。日本では、男性型脱毛症の男性414人を
対象に01年から臨床試験が行われた。毎日1錠(1ミリグラム)を1年間服用した139人のうち58%が改善し、40%が現状維持、薄毛が進行したのは
2%だった。0.2ミリグラム服用の137人も同様の結果だった。
 これに対し、偽薬を服用した138人は、22%が進行し改善は6%にとどまった。厚労省は脱毛症の進行を遅らせる効果を認め、輸入販売を承認した。同社によると、予想以上の反響で出荷体制の整備に時間がかかり、発売が当初より約1カ月遅れるという。(引用:毎日新聞)

 どんな効果があるのか。オールマィティな発毛剤を開発すれば冗談でなくノーベル賞を取れるとよくいいます。ミノキジルやアデノシンなども効果があると言わ
れ、育毛剤が多数発売されていますが、その辺の効果はどうなんでしょう。今回のプロペシアは経口薬というところが、いままでのものと異なっています。

関連サイト

何はともあれ育毛剤

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 奇跡の素材「グラフェン」を使った世界初のシューズが発売
  2. 進む分析機器の開発
  3. 核のごみを貴金属に 現代の錬金術、実験へ
  4. 酸化亜鉛を用い青色ダイオード 東北大開発 コスト減期待
  5. 大塚製薬4200億円で米バイオベンチャーを買収
  6. picoSpin世界最小NMRシステムの販売開始
  7. 環境省、04年版「化学物質ファクトシート」作成
  8. 国際化学オリンピックで日本代表4人メダル受賞

注目情報

ピックアップ記事

  1. アメリカ化学留学 ”立志編 ー留学の種類ー”!
  2. 君はホンモノの潤滑油を知っているか?:自己PRで潤滑油であることをアピールする前に中身や仕組みを知っておこう
  3. 研究者1名からでも始められるMIの検討-スモールスタートに取り組む前の3つのステップ-
  4. 怒涛の編集長 壁村耐三 ~論文と漫画の共通項~
  5. バイオ触媒によるトリフルオロメチルシクロプロパンの不斉合成
  6. 続々と提供される化学に特化したAIサービス
  7. ダン・シェヒトマン Daniel Shechtman
  8. Q&A型ウェビナー カーボンニュートラル実現のためのマイクロ波プロセス 〜ケミカルリサイクル・乾燥・濃縮・焼成・剥離〜
  9. アルツハイマー病に対する抗体医薬が米国FDAで承認
  10. 結晶データの登録・検索サービス(Access Structures&Deposit Structures)が公開

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年11月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP