[スポンサーリンク]

ケムステニュース

IBM,high-k絶縁膜用ハフニウムの特性解析にスパコン「Blue Gene」を活用

[スポンサーリンク]

 米IBMは,高誘電率(high-k)絶縁膜と金属ゲート電極によるトランジスタを開発する過程で,スーパーコンピュータを使って新素材である二酸化ハフニウム(HfO2)の特性シミュレーションを行った。IBMがスイスで現地時間2月26日に明らかにした。

 

 このシミュレーションは,スイスのチューリッヒにあるIBMの研究所でスーパーコンピュータ「Blue Gene」を使って実施した。目的について,IBMは「HfO2の特性が,半導体業界で検討されてきたほかのhigh-kより優れている理由を知るため」と説明する(引用:日経BPnet)。

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4000113070″ locale=”JP” title=”スーパーコンピュータ (岩波講座 計算科学 別巻)”][amazonjs asin=”406154764X” locale=”JP” title=”絵でわかるスーパーコンピュータ (KS絵でわかるシリーズ)”]
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 富山化学 「YP-18 」の開発を開始
  2. DIC岡里帆の新作CMが公開
  3. 環境省、04年版「化学物質ファクトシート」作成
  4. 中国産ウナギから合成抗菌剤、厚労省が検査義務づけ
  5. 100円で買えるカーボンナノチューブ
  6. ブドウ糖で聴くウォークマン? バイオ電池をソニーが開発
  7. アルコール依存症患者の救世主現る?
  8. 三井化学、触媒科学賞の受賞者を決定

注目情報

ピックアップ記事

  1. 米国へ講演旅行へ行ってきました:Part IV
  2. Density Functional Theory in Quantum Chemistry
  3. 2007年度ノーベル化学賞を予想!(4)
  4. 学生はなんのために研究するのか? 研究でスキルアップもしませんか?
  5. AI翻訳エンジンを化学系文章で比較してみた
  6. ドーパミンで音楽にシビれる
  7. マーヴィン・カルザース Marvin H. Caruthers
  8. 2005年9-10月分の気になる化学関連ニュース投票結果
  9. 第63回「遊び人は賢者に転職できるのか」― 古川俊輔 助教
  10. アメリカの大学院で受ける授業

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2007年3月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP