[スポンサーリンク]

archives

シランカップリング剤の反応、効果と応用【終了】

[スポンサーリンク]

講師        : 京都工芸繊維大学 創造連携センター / 大学院 工芸科学研究科 生体分子工学部門 教授 工学博士 山田 保治 氏
【専門】高分子合成、機能性高分子材料、複合材料
【略歴】
 1973年 住友化学工業株式会社 中央研究所
 1982年 新日鐵化学株式会社 技術研究所
 2000年 名古屋工業大学教授
 2007年 京都工芸繊維大学教授
日時        : 2011年6月22日(水) 13:00~16:30
会場        : 大阪市・天満橋 ドーンセンター 4F 中会議室3
≪会場地図はこちら≫
受講料     :
(税込) 42,000円

申し込みはこちらをクリック!
講演内容  : <趣旨>
  シランカップリング剤は、無機材料の表面改質や有機材料と無機材料の相溶性を改善する試薬として複合材料の製造など広く工業的に利用されている。一般に、ポリマーなどの有機材料とシリカなどの無機材料は表面エネルギー差が大きく相溶性が悪い。このため有機材料と無機材料間に新たな界面層を形成させ、両成分の相溶性や接着性を高めたり、無機材料の分散性を向上させるためにシランカップリング剤が使用される。近年、新しい材料としてゾルーゲル法や無機微粒子を使った有期-無機ナノコンポジット/ナノハイブリッド材料の開発研究が盛んに行われているが、シランカップリング剤は複合化に重要な役割を果たしている。ここでは、シランカップリング剤の種類、機能、作用機構、使用方法、処理効果や応用について、シランカップリング剤の基礎から応用について概説する。
1.シランカップリング剤の概要
 1.1 シランカップリング剤とは
 1.2 シランカップリング剤の種類
 1.3 シランカップリング剤の機能
 1.4 シランカップリング剤の使用方法
  ○反応条件(溶媒、温度、時間、濃度、水分、pH)
  ○シランカップリング剤の使用量
2.シランカップリング剤の反応と作用機構
 2.1 シランカップリング剤の反応
 2.2 加水分解機構
 2.3 加水分解反応と縮合反応
 2.4 反応性(反応速度)
 2.5 加水分解反応と縮合反応に及ぼすpHの影響
 2.6 無機材料への作用機構
 2.7 有機材料への作用機構
  ○ポリマー側鎖および末端の官能基との反応
  ○ポリマー主鎖へのグラフト反応
  ○各種モノマーとの共重合
  ○ポリマーとの相溶化
 2.8 シランカップリング剤の処理効果
3.シランカップリング剤の応用
 3.1 樹脂、エラストマーの架橋
 3.2 複合材料(コンパウンド)への応用
 3.3 塗料・コーティング剤への応用
 3.4 有機-無機ナノコンポジット/ナノハイブリッドへの応用
  □質疑応答・名刺交換□
申し込みはこちらをクリック!
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. ビス(ピナコラト)ジボロン:Bis(pinacolato)dib…
  2. 材料開発におけるインフォマティクス 〜DBによる材料探索、スペク…
  3. マテリアルズ・インフォマティクスにおける従来の実験計画法とベイズ…
  4. 【食品・飲料業界の方向け】 マイクロ波がもたらすプロセス効率化と…
  5. 有機ラジカルポリマー合成に有用なTEMPO型フリーラジカル
  6. 4-メルカプト安息香酸:4-Mercaptobenzoic Ac…
  7. 取り扱いやすく保存可能なオキシム試薬(O-ベンゼンスルホニルアセ…
  8. トリフルオロ酢酸パラジウム(II):Palladium(II) …

注目情報

ピックアップ記事

  1. Pixiv発!秀作化学イラスト集【Part 1】
  2. エレクトロクロミズム Electrochromism
  3. アスタキサンチン (astaxanthin)
  4. Cu(I) の構造制御による π 逆供与の調節【低圧室温水素貯蔵への一歩】
  5. ガン細胞を掴んで離さない分子の開発
  6. ねじれがあるアミド
  7. 自己多層乳化を用いたマトリョーシカ微粒子の調製 〜油と水を混ぜてすぐ固めるだけ〜
  8. モヴァッサージ脱酸素化 Movassaghi Deoxigenation
  9. 研究室でDIY!~割れないマニホールドをつくろう~
  10. Googleマイマップを持って学会に出かけよう!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2011年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

“とび跳ねる水滴”に潜む物理 〜接触時間とエネルギー源で読む撥水・防氷のテク〜

熱したフライパンに落ちた水滴が、玉になってコロコロと走り回り、冷えた面では、結露水が合体した瞬間に跳…

AI時代に研究者がすでに持っている力・これから伸ばしたい力

論文要約や文献検索など、研究現場でもAI活用が日常化する一方、「自分の仕事の先行き」に漠然とした不安…

miHub®を活用した探索的データ解析の実践

開催概要研究開発においてデータ活用が進む中、機械学習モデルの構築や予測解析に…

“ある特効薬”のはなし ~本田宗一郎氏の回想から

Tshozoです。最近実家に戻っては色々と廃棄するなどの店じまいを少しずつ進めているのですが、中…

高分子鎖を束ねた新しい共重合体「束状共重合体」が誕生

第715回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 工学系研究科(植村研究室)に所属されていた亀谷…

2026年「有機溶媒危機」へのアンサー。北大発・メカノクロスが挑む、溶媒に依存しない新たな合成法 = “メカノケミカル有機合成”の社会実装

株式会社メカノクロスは、メカノケミカル有機合成技術の社会実装に挑む北海道大学発の…

“壊れないよう” に作ってきた半導体ポリマーを、あえて “壊れるよう” に作る化学

半導体ポリマーは長いあいだ、「いかに壊れにくく、長持ちさせるか」といったような安定性を競って進歩して…

有機合成化学協会誌2026年7月号:固体高分子電解質・電子ドナー・アクセプター錯体・機械学習法・trichodermamide類・エナンチオ選択的スキップジエン合成法

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2026年7月号がオンラインで公開されています。…

第62回Vシンポ「見えない空気を科学する~センサによる室内環境・臭気の見える化と快適空間デザインの最前線~」を開催します!

こんにちは、Macyです。第62回Vシンポのご案内をさせていただきます。今回は、前回同様…

【協和ファーマケミカル】新卒採用情報(2028年卒)

協和ファーマケミカルが求めているのは、有機合成の知識や実験経験を身につけ、活かし…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP