[スポンサーリンク]

ケムステVシンポ

第五回ケムステVシンポジウム「最先端ケムバイオ」を開催します!

[スポンサーリンク]

コロナウイルスの自粛も全国で解かれ、日本国内はだいぶ復帰に近づいてました(希望的観測)。しかし今年度の夏以降に開催される学会はほぼ全てオンラインで開催されることとなり、今後もこのような形式のシンポジウムが数多く開催されていくでしょう。

ケムステVシンポもこの流れを作り出した一つの大きなイベントとなり、コロナウイルス問題鎮静化後も継続して欲しいとの声が非常に多いです。少し開催ペースを落としますが、継続して続けることを前提にして開催していますのでご心配なく。

そこで、夏も本番に差し掛かる7月に第五回ケムステVシンポジウムを開催します!

今回のテーマは「ケミカルバイオロジー」です。

タンパク質・ペプチド、糖鎖などの分野で最先端の研究を牽引する3人の講演者をお招きしました!以下詳細。

実施概要

第五回ケムステVシンポジウム

「最先端ケムバイオ」
対象:誰でも
開催日:2020年7月7日(火)
講演会:18:00~20:00(1名35分、講演30分+質疑応答5分程度を目安、各講演間に休憩3-5分程度)
座談会:20:15~21:15
会場:オンライン(講演者はZoom使用・YouTubeライブの限定URL配信)
定員:先着4000名(途中参加・退出自由)
言語:日本語
参加費:無料
講演者
浜地 格 先生(京大・工/ERATO 教授)「生体夾雑系のタンパク質有機化学が目指すもの
安藤 弘宗 先生(岐阜大/G-CHAIN、東海機構iGCORE 教授)「合成化学で糖鎖の未知を切り拓く
山東 信介 先生(東大・工 教授)「分子設計で実現する次世代バイオイメージング

参加登録:Connpass利用ガイドはこちら

講演会Connpassイベントページで行ってください・開始15分前まで受付

Vシンポ参加登録はこちら

*参加登録してURLさえゲットすれば、YouTube Liveに間に合わなくても視聴できますので、是非参加登録をお願いします。

座談会Connpassイベントページで行ってください・開始2日前(7/5(日) 23:59)まで受付 (※学生・PD限定)

座談会参加登録はこちら

Twitterハッシュタグ#ケムステVシンポ #最先端ケムバイオ

主催Chem-Station

協賛東京化成工業株式会社/ メルク株式会社/ 島津製作所

ファシリテーター

寄立 麻琴(九大院薬 助教)

モデレーター

清川 慎介(香港科技大學、PhD学生)

尾花 満衣子(Caltech、PhD学生)

外部モデレーター

谷藤 涼(農工大 助教)

 

前回までのアンケート調査などを反映して、会を重ねるごとに方針をアップデートしています。

・外部モデレーター募集について

今回ファシリテーターを務める寄立(九大)は、ご縁があって第二回ケムステVシンポの時に外部モデレーターとして参加させていただき、ケムステスタッフに正式に移行しました。ケムステではこのような形で一緒に化学を発信してくれるメンバーを受け入れています。そこで、今回はこの会告の場で正式に外部モデレーターを募集したいと思います!ケムステの活動やVシンポジウムの活動に興味があり、外部モデレーターとしてお手伝いをしていただける方は寄立(m.yoritate3132@gmail.com)まで直接ご連絡ください。「中に入ってノウハウを得たい」「人との繋がりを増やしたい」「分野関係なく色々な化学に触れてみたい」など理由は問いません!これによって新く生まれる繋がり、大歓迎です。

・Live配信後の動画の取り扱い

配信の後日、未発表データを含む部分をカットした動画をYouTubeケムステチャンネルにアップします。

是非、ご視聴・チャンネル登録・高評価お願いします!

・座談会について

講演会後に、学生・ポスドクが参加可能な少人数制の座談会を開催します!ご快諾いただいた先生方ありがとうございます!

講演者の先生方と交流できるチャンスであると同時に、ケムステスタッフを含む参加者どうしの横のつながりも広げていきたいと考えています。たくさんの応募が見込まれますが、早い者勝ちではなく抽選で参加者を決定しますので、焦らずに参加申し込みをお済ませください。

これまでで最も遅い時間の開催なので、Vシンポと座談会の間隔を15分にしています。ご飯等はVシンポ、座談会中いずれにおいても自由に食べていただいて大丈夫なので、それぞれのペースで参加してください。

・ファシリテーターからひとこと

今回は、開催してほしいと多くの声が上がっていた(と思っている)ケミカルバイオロジーをテーマにしたVシンポジウムです。基盤となる有機合成化学は医農薬や機能性マテリアルの分野に応用されます。基盤と応用の境界領域であるケミカルバイオロジーは、生命現象の解明や生体機能の制御を化学のチカラで可能にする学問分野です。「どうやってモノを作るか」を追求する有機合成化学に対して、ケミカルバイオロジー的視点は「何を作るべきか」と言う課題を提供してくれます。

招待させていただいた先生方は、ケミカルバイオロジーの分野を牽引する豪華メンバーです。先生方の巧みな分子設計、合成、生命現象の解明などをお話ししていただきます。先生方の略歴や研究内容については、申し訳ありませんが時間の都合上シンポジウム中にファシリテーターからお伝えすることができません。Vシンポ開催前に化学者インタビューと研究者データベース記事をケムステに投稿しますので、そちらをお読みください。

ケミカルバイオロジーを専門とする学生・先生方はもちろん、ケムバイオに興味を持っている学部生・大学院生、新い研究分野に手を出そうと思っているポスドク・研究者の方々、多くの人が満足できる講演会になると確信しております。是非、参加・ご視聴をお願いします!

 

協賛企業(東京化成工業)からのお知らせ

東京化成工業

  • ウェブサイトをリニューアルしました。ぜひお越しください。
    弊社では,ケミカルバイオロジーに関する試薬を多数取り扱っています。
    ケミカルバイオロジーの製品カテゴリーページはこちら https://bit.ly/3gMIbBd

 

メルク

  • 新しい創薬モダリティツールのPROTAC®化合物、高品質な脂質製品ブランドAvanti®をはじめとしたケミカルバイオロジー研究に役立つ情報を公開中→詳しくはこちら
    ケミカルバイオロジーの最新情報はAldrich ChemNewsで!→詳しくはこちら

 

島津製作所

 

「科学技術で社会に貢献する」。人々の願いを実現し、社会に貢献するために。島津製作所はこれからも挑戦を続けていきます。今年で創業145周年を迎えました。→詳しくはこちら

分析計測技術に関するWebinar動画を公開中!会員制サービス「Shim-Solutions Club」に是非ご登録下さい(登録無料)。→詳しくはこちら

お願い:本Vシンポは協賛企業の支援を受けて完全無料で運営しています。ぜひ協賛企業のウェブサイトを訪問してください。

関連リンク

浜地格

安藤弘宗

山東信介

Macy

投稿者の記事一覧

有機合成を専門とする教員。将来取り組む研究分野を探し求める「なんでも屋」。若いうちに色々なケミストリーに触れようと邁進中。

関連記事

  1. ケムステスタッフ Zoom 懇親会を開催しました【後編】
  2. alreadyの使い方
  3. 思わぬ伏兵・豚インフルエンザ
  4. ノーベル賞の合理的予測はなぜ難しくなったのか?
  5. 第九回ケムステVシンポジウム「サイコミ夏祭り」を開催します!
  6. 2012年分子生物学会/生化学会 ケムステキャンペーン
  7. 多孔性材料の動的核偏極化【生体分子の高感度MRI観測への一歩】
  8. 海洋エアロゾル成分の真の光吸収効率の決定

注目情報

ピックアップ記事

  1. グルタミン酸 / Glutamic Acid
  2. 米陸軍に化学薬品検出スプレーを納入へ
  3. 研究助成金を獲得する秘訣
  4. 白金イオンを半導体ナノ結晶の内外に選択的に配置した触媒の合成
  5. 有機電解合成プラットフォーム「SynLectro」
  6. 有機合成化学協会誌2021年4月号:共有結合・ゲル化剤・Hoveyda-Grubbs型錯体・糸状菌ジテルペノイドピロン・Teleocidin B
  7. 骨粗しょう症治療薬、乳がん予防効果も・米国立がん研究所
  8. (−)-Salinosporamide Aの全合成
  9. 第94回日本化学会付設展示会ケムステキャンペーン!Part I
  10. MOF の実用化のはなし【京大発のスタートアップ Atomis を訪問して】

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2020年6月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP