[スポンサーリンク]

会告

製薬産業の最前線バイオベンチャーを訪ねてみよう! ?シリコンバレーバイオ合宿?

[スポンサーリンク]

 

 

シリコンバレーのバイオテック(日本語では、バイオベンチャー)を見学できる

「シリコンバレーバイオ合宿2013」の募集が開始されました。

 

シリコンバレーと聞くとIT産業を思い浮かべる方が多いと思いますが、シリコンバレーはIT産業だけでなく

バイオテック発祥の地でもあり、GenentechやGileadなどを始めとして多くのバイオ企業やバイオテックが集積している土地です。

 

 

今回は、バイオ合宿の簡単な紹介、そして魅力を伝えたいと思います!バイオ合宿という名前ですが、化学者にとっても非常に有益な内容です!

 

 

※ 本記事中の写真はイメージであり、バイオ合宿とは直接関係ありません。

※ 本記事は、昨年までの内容に基づいて書かれているので、訪問先、スピーカー、パネリスト等は変更になる可能性もあります。

 

魅力その① シリコンバレーのバイオテックを見学!

 

Biochemical test

(写真はイメージであり、バイオ合宿とは直接関係ありません。)

通常では立ち入ることの出来ないバイオテックの建物内を見学することが出来ます。まだスタートアップの段階のバイオテックから、ある程度成長したバイオテックまで、いくつものバイオテックを訪れます。

もちろん、建物内ではバイオテックで働く人が案内してくれますし、質問にも答えてくれます。このような見学の機会は、一人旅ではなかなか得られないものです。

 

魅力その② バイオテックで働く人の話を間近で聴く!

 

バイオ合宿では、セミナー形式でバイオテックで働く人の話を聞くことが出来ます。質問時間がかなり長めに取ってあるので、いろんな情報が得られるでしょう!海外のバイオテックに興味があっても、日本にいる限り「どうやって就職すれば良いのか?」「どのような労働環境なのか?」という情報はなかなか得られません。バイオテックに興味のある方はバイオ合宿に是非参加してみてはいかがでしょうか?

 

魅力その③ バイオテックを支える人の話を間近で聴く!

biocamp3.jpg

(写真はイメージであり、バイオ合宿とは直接関係ありません。)

バイオテックといっても研究者だけでは成り立ちません。当然、コンサルやお金を投資するベンチャーキャピタルなどの存在が不可欠です。今回の合宿では、バイオテックの経営に関わる人たちにも話を聞くことが出来ます。

 

魅力その④ スタンフォード大学、カリフォルニア大学を見学!

biocamp4.jpg

(写真はイメージであり、バイオ合宿とは直接関係ありません。)

バイオ合宿では、企業だけでなくシリコンバレーのすぐそばに位置しているスタンフォード大学カリフォルニア大学も見学します。もともとこの地は、大学と企業の結びつきも強いのです。海外の大学を見学すると日本の大学との違いにびっくりすること間違いないでしょう!

 

魅力その⑤ 海外の大学院生、ポスドクの方々の話を身近で聴く!

biocamp5.jpg

(写真はイメージであり、バイオ合宿とは直接関係ありません。)

バイオ合宿では、海外で研究をされている大学院生ポスドクの方々の話も聴けます。海外の大学への進学を考えている学生や海外で研究をしたいと考えている研究者の方などは、情報を得る良い機会ではないかと思います。

 

 

魅力その⑥ 懇親会

 

バイオ合宿では、毎晩懇親会があり個人的に相談してみたいこと、あとから疑問に思ったことなどいろんな話が聴けます。

 

魅力その⑦ 人とのつながり

biocamp7.jpg

(写真はイメージであり、バイオ合宿とは直接関係ありません。)

たった3日間の合宿ですが、他の参加者と一生の仲間となることは間違いありません!バイオ合宿が終わった後も同期会などで集まったり、他の年の参加者との交流もあります。この合宿に参加することによって人とのつながりが飛躍的に広がります!また、バイオ合宿に参加する人はやる気にあふれた方が多いので、話していて刺激を受けます。

 

魅力その⑧ バイオのことが分からなくても大丈夫!

 

バイオ合宿では、合宿2ヶ月前よりメールによる予習コースがあるので、バイオに興味があっても専門知識がないという方でも心配ありません。

 

 

体験談

筆者も昨年このツアーに参加させて頂きました。バイオ合宿という名前ですが、化学者にとっても非常に有益な内容でした。下記リンクの過去の参加者のレポートを読めば分かると思いますが、参加者のバックグラウンドは様々です。バイオテックに関する予備知識がないことを心配する必要はないです。むしろ実際に見学してはじめて分かることも多いと思います。筆者は、薬学部出身ということもあり、製薬産業については一通り理解しているつもりでしたが、実際に見学してみると自分の想像とは違うことも多々ありました。

筆者は、将来海外で働きたいと思い、どのようにして海外の企業に就職すればいいのか、ということを知るために参加しました。実際に参加して、現地で働く人の話を聴いたところ、バイオテックに来た経緯はみなさんバラバラでした。100人いれば100通りの人生があるように、自分の道は自分で探すしかないと思いました。しかし、いろんな方の話を聴いて共通して感じたことは、「挑戦しなければチャンスは訪れない」ということでした。

たった3日間の合宿ですが、非常に濃密な内容でした。約二ヶ月前から予習が始まっていたということもあり、他の合宿参加者とは非常に長い時間を共にしたような感じが残っています。現在でも彼らとは連絡を取り合っています。自分に取ってバイオ合宿は、非常に大きな経験でした。今まで自分の知らなかった世界を見せてくれたということもありますが、一番大きかったのは人との出会いです。現地で働く方、スピーカー、パネリストの方、他の参加者の方。やる気に満ちあふれた方々との会話は何よりも刺激的でした。

バイオテックに興味のある方は是非参加してほしいと思います。バイオ合宿への参加によって、きっと新しい道が開けると思います!

 

応募方法

応募時点で18歳以上であれば、応募できます。

詳しい応募資格、応募方法は、こちらのページで確認してください。

 

筆者の受けた印象では、選考においてエッセイが重視されている気がします。

 

関連リンク

 

 

ゼロ

投稿者の記事一覧

女の子。研究所勤務。趣味は読書とハイキング ♪
ハンドルネームは村上龍の「愛と幻想のファシズム」の登場人物にちなんでま〜す。5 分後の世界、ヒュウガ・ウイルスも好き!

関連記事

  1. Ph.D. Comics – Piled Highe…
  2. 水晶振動子マイクロバランス(QCM)とは~表面分析・生化学研究の…
  3. アルコールのカップリング、NHC塩がアルとおコール
  4. NHCが触媒する不斉ヒドロフッ素化
  5. 企業の組織と各部署の役割
  6. whileの使い方
  7. 春季ACSMeetingに行ってきました
  8. Callipeltosideの全合成と構造訂正

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 磁気ナノ粒子でガン細胞を選別する
  2. ケムステイブニングミキサー2016を終えて
  3. 【速報】HGS 分子構造模型「 立体化学 学生用セット」販売再開!
  4. オリンピセン (olympicene)
  5. ストライカー試薬 Stryker’s Reagent
  6. カルボン酸をホウ素に変換する新手法
  7. ジュリアス・レベック Julius Rebek, Jr.
  8. 核酸合成試薬(ホスホロアミダイト法)
  9. 誰かに話したくなる化学論文2連発
  10. Org. Proc. Res. Devのススメ

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2012年11月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

光と水で還元的環化反応をリノベーション

第609回のスポットライトリサーチは、北海道大学 大学院薬学研究院(精密合成化学研究室)の中村顕斗 …

ブーゲ-ランベルト-ベールの法則(Bouguer-Lambert-Beer’s law)

概要分子が溶けた溶液に光を通したとき,そこから出てくる光の強さは,入る前の強さと比べて小さくなる…

活性酸素種はどれでしょう? 〜三重項酸素と一重項酸素、そのほか〜

第109回薬剤師国家試験 (2024年実施) にて、以下のような問題が出題されま…

産総研がすごい!〜修士卒研究職の新育成制度を開始〜

2023年より全研究領域で修士卒研究職の採用を開始した産業技術総合研究所(以下 産総研)ですが、20…

有機合成化学協会誌2024年4月号:ミロガバリン・クロロププケアナニン・メロテルペノイド・サリチル酸誘導体・光励起ホウ素アート錯体

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年4月号がオンライン公開されています。…

日本薬学会第144年会 (横浜) に参加してきました

3月28日から31日にかけて開催された,日本薬学会第144年会 (横浜) に参加してきました.筆者自…

キシリトールのはなし

Tshozoです。 35年くらい前、ある食品メーカが「虫歯になりにくい糖分」を使ったお菓子を…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP