[スポンサーリンク]

一般的な話題

ベンゼン環が速く・キレイに描けるルーズリーフ

[スポンサーリンク]

[amazonjs asin=”B076GYMJTX” locale=”JP” title=”化学系 Science-Leaf(サイエンス リーフ)”]

皆様はベンゼン環、綺麗に描けますでしょうか?
なめるな、描けるに決まっているじゃないかと言う方が多いかも知れません。
実は私自身もあまりベンゼン環に苦労したことがありません(苦労した経験を忘れてしまっているだけかも?)

なぜこんな話をしたかといいますと、つい先日、ベンゼン環を速く・キレイに描けるルーズリーフが新日本カレンダー株式会社より発売されました。
こちらは東京理科大学の文具研究同好会との共同開発によって生まれた商品だそうでして、以下のようなコンセプトの元開発されたとのことです。

化学系の学生は、このベンゼン環を描く機会が多くあるものの、速くキレイに描くことが難しく、「講義中に板書を写すのが間に合わない」「見返したときに解読できない…」といった悩みがありました。
今回、「ベンゼン環が描きやすいノートがあればいいのに!」と願う東京理科大学 文具研究同好会と新日本カレンダーの共同開発により、ベンゼン環が速くキレイに描けるルーズリーフ「Science-Leaf」が誕生しました。

引用元:プレスリリースページ

実際に購入して使用してみましたので描きやすかった構造などをお伝えしたいと思います。

  • ベンゼン環などの六員環化合物
  • 大環状ラクトンなどの中員環~大員環化合物
  • カルボラン
  • 直鎖の長い構造
  • ステロイド骨格やキノン構造などの天然物の6員環を多く含む母核

は非常に描きやすい印象でした。鎖状の場合は素早く描こうとするとぶれることがありますが、ガイドがあるためすらすらと書くことができました。
ポリプロピオネートなどを扱う方にもオススメです。
金属錯体や縮環型有機化合物など、罫線にかえって惑わされることがあるというのは欠点としてあげられます。
実際、筆者の周りの後輩達に使用感をアンケートしてみたところ六員環よりも五員環の方が描きづらいとの意見が上がりました。
またイス型配座やエンベロープ型などを描こうとしましたが筆者の図形感覚ではどこの点とどこの点を結ぶと綺麗に描けるかがわかりませんでした笑
しかし、研究室に入る前の有機化学をこれから学ぶという人たちにとっては複雑な構造を描くこともないためよいのではないかと思いました。
最後に、筆者が描きやすかった構造を集めたルーズリーフの画像を以下に貼ります。参考までに。

まとめ

速報的な形で使用感をお伝え致しましたがいかがでしたでしょうか。
筆者がご紹介した使用方法や描きやすい化合物を述べたものは個人的な意見であり、あくまで一例に過ぎません。
筆者自身まだまだ多くの可能性を感じたルーズリーフでした。
皆様も一度使用してみてはいかがでしょうか?
また使用された方で、こんなのがあるよ!などがございましたら追記としてご紹介させて頂きたいのでコメント欄に寄せて頂けると幸いです。

gladsaxe

投稿者の記事一覧

コアスタッフで有りながらケムステのファンの一人。薬理化合物の合成・天然物の全合成・反応開発・計算化学を扱っているしがない助教です。学生だったのがもう教員も数年目になってしまいました。時間は早い。。。

関連記事

  1. アメリカ大学院留学:卒業後の進路とインダストリー就活(3)
  2. 「フント則を破る」励起一重項と三重項のエネルギーが逆転した発光材…
  3. ケムステスタッフ Zoom 懇親会を開催しました【後編】
  4. ルテニウム触媒によるC-C結合活性化を介した水素移動付加環化型カ…
  5. 有機合成化学協会誌2019年4月号:農薬・導電性電荷移動錯体・高…
  6. 【ユシロ】新卒採用情報(2026卒)
  7. ケムステイブニングミキサー2019に参加しよう!
  8. 始めよう!3Dプリンターを使った実験器具DIY:3D CADを使…

注目情報

ピックアップ記事

  1. アルデヒドのC-Hクロスカップリングによるケトン合成
  2. フリーラジカルの祖は一体誰か?
  3. フィリップ・イートン Phillip E. Eaton
  4. 生命由来の有機分子を見分ける新手法を開発
  5. 「生合成に基づいた網羅的な天然物全合成」—カリフォルニア大学バークレー校・Sarpong研より
  6. 第165回―「光電変換へ応用可能な金属錯体の開発」Ed Constable教授
  7. 祝100周年!ー同位体ー
  8. リッター反応 Ritter Reaction
  9. シクロファン+ペリレンビスイミドで芳香環を認識
  10. コエンザイムQ10 /coenzyme Q10

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年10月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

大森 建 Ken OHMORI

大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

西川俊夫 Toshio NISHIKAWA

西川俊夫(にしかわ としお、1962年6月1日-)は、日本の有機化学者である。名古屋大学大学院生命農…

市川聡 Satoshi ICHIKAWA

市川 聡(Satoshi Ichikawa, 1971年9月28日-)は、日本の有機化学者・創薬化学…

非侵襲で使えるpH計で水溶液中のpHを測ってみた!

今回は、知っているようで知らない、なんとなく分かっているようで実は測定が難しい pH計(pHセンサー…

有馬温泉で鉄イオン水溶液について学んできた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉の金泉は、塩化物濃度と鉄濃度が日本の温泉の中で最も高い温泉で、黄褐色を呈する温泉です。この記…

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

第58回Vシンポ「天然物フィロソフィ2」を開催します!

第58回ケムステVシンポジウムの開催告知をさせて頂きます!今回のVシンポは、コロナ蔓延の年202…

第76回「目指すは生涯現役!ロマンを追い求めて」櫛田 創 助教

第76回目の研究者インタビューは、第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」の講…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP