[スポンサーリンク]

化学書籍レビュー

人名反応に学ぶ有機合成戦略

[スポンサーリンク]

[amazonjs asin=”4759810684″ locale=”JP” title=”人名反応に学ぶ有機合成戦略”]

 

対象

有機合成を学ぶ大学院生以上。

 

評価・解説

本書は2005年3月に発売された”Strategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis”の邦訳版です。

[amazonjs asin=”0124297854″ locale=”JP” title=”Strategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis”]

かつてない充実度を見せる人名反応集の決定版です。原著では750ページ以上にわたって250の人名反応がとりあげられ、実際の化合物合成への適用や反応機構の詳細な記述、充実した参考文献一覧などが記されています。

また4色カラー刷りで、見開きに1つの人名反応がまとめられているという非常に見やすいレイアウトになっていることも特徴です。

原著は参考文献集のCD-ROM化バージョンも発売されていますが、好みに応じて選択すると良いと思います。多くは辞書的に使われると思うので、個人的にはCD-ROM化されていないバージョンの方が使いやすいと思えます。

これまでに無かった形式の本で、内容の充実度に比して値段も安く、数ある人名反応集の中では一番のオススメです。邦訳版は原著より価格が安く、さらにおすすめです(参考文献集はCD-ROM化)。私も買いました!

 

関連書籍

[amazonjs asin=”4807908405″ locale=”JP” title=”有機合成における人名反応750″][amazonjs asin=”4061543733″ locale=”JP” title=”改訂 有機人名反応 そのしくみとポイント (KS化学専門書)”][amazonjs asin=”4061543296″ locale=”JP” title=”有機人名反応 そのしくみとポイント (KS化学専門書)”[amazonjs asin=”3319039784″ locale=”JP” title=”Name Reactions: A Collection of Detailed Mechanisms and Synthetic Applications Fifth Edition”]
Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 化学装置~化学業界のリーディングマガジン~
  2. 高分子の合成(上)(下)
  3. 【書評】きちんと単位を書きましょう 国際単位系 (SI) に基づ…
  4. 【書籍】文系でも3時間でわかる 超有機化学入門: 研究者120年…
  5. マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-
  6. これならわかるNMR/二次元NMR
  7. 【書評】科学実験でスラスラわかる! 本当はおもしろい 中学入試の…
  8. トップ・ドラッグ―その合成ルートをさぐる

注目情報

ピックアップ記事

  1. 数々の日本企業がIntel 2023 EPIC Supplier Program Awardを受賞
  2. 科学捜査! ― 見えない指紋を化学の力で光らせよ ―
  3. ヒト胚研究、ついに未知領域へ
  4. MI-6、データ解析とノウハウ蓄積のための実験計画プラットフォーム「miHub」を全面刷新
  5. 製薬各社 2011年度 第2四半期決算
  6. アミジルラジカルで遠隔位C(sp3)-H結合を切断する
  7. 200MHzのNMRが持ち歩けるって本当!?
  8. マクコーマック反応 McCormack Reaction
  9. 葉緑素だけが集積したナノシート
  10. オペレーションはイノベーションの夢を見るか? その2

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2008年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

第6回鈴木章賞授賞式&第10回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ

計算科学、情報科学、実験科学の3分野融合による新たな化学反応開発に興味のある方はぜひご参加ください!…

条件の「前後」も実験条件である【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

そのpH、“本当にその場所”の値ですか?ニードル式pHセンサーを使ってみた!

突然ですが、「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はあ…

「骨格編集」×「ナノカーボン合成」〜ナノカーボン合成の新戦略を実証〜

第719回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院工学研究科(忍久保研究室)博士後期課程2年の平…

【書評】立体化学 はじめの一歩

立体化学は,分子の三次元構造を理解するための重要な分野であり,有機化学や…

水のシミュレーション入門 — 水分子を計算機の中でどう”描く”か —

身近なのに、計算機にとって手強い"水"。本記事では、点電荷モデルから機械学習まで、その"描き方"の進…

◆◇◆◇ 第36回フォーラム・イン・ドージン開催のご案内 ◆◇◆◇

同仁化学研究所が熊本から世界へ情報発信するフォーラム・イン・ドージンの開催ご案内です。今年は『な…

『力』による円偏光発光のon/off制御を単一分子レベルで実現

第718回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 物質理工学院(相良研究室)博士後期課程2年の野中…

数日かかっていた反応機構解析を、わずか数分に!

機械学習ポテンシャルが変える計算化学の現在近年、DFT計算による反応機構解析は広く行われるよ…

海外ポスドクのオファーをもらう【アメリカで Ph.D. を取る: 進路編】

ポスドクとして海外に留学する場合、希望する研究室の教授に直接連絡を取り、面接などを通して適性を判断さ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP