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化学一般

化学オリンピック完全ガイド

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内容

出場できる人の資格は? 英語に自信がなくても参加できるってほんと? どんな問題がでるの? 化学オリンピックについての疑問に、Q&A形式ですべて答えます。化学オリンピックの公式ガイドブック。

対象

化学オリンピックを志す高校生と指導教員

 

評価・解説

世界中の高校生が学力を競い合う、科学系オリンピック。中でも、一番知名度の高いものは数学オリンピックだと思います。名前ぐらいは聞いたことある人も多いのではないでしょうか。日本の高校生が金メダルを取って、新聞で紹介されるイベントだったりします。

実は、化学の世界にも化学オリンピックがあります。知識・思考力を問う「筆記問題」だけでなく、実験問題が出題されるのも化学オリンピックのユニークな点です。近年、徐々に知名度が向上しつつあり、日本勢も実は大健闘しているイベントなのです。難易度はやはり高く、大学の一般教養レベルの問題も普通に出題されます。

そのような流れの中、化学オリンピックについて解説した待望の書籍が刊行されました!「化学オリンピックって何?興味あるなぁ」という人や、「化学オリンピックで金メダルを目指してやるぜ!」という意欲ある高校生に必携の書といえます。

 

関連書籍

関連リンク

国際化学オリンピック 日本における公式ホームページ

国際化学オリンピック – Wikipedia

全国高校化学グランプリ

cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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