[スポンサーリンク]

ケムステニュース

武田薬品、14期連続で営業最高益に

[スポンサーリンク]

 

武田薬品工業の2006年3月期の連結業績は、本業のもうけを示す営業利益が前の期に比べ1%増の3900億円前後と増益を確保し、14期連続で最高益を更新したようだ。これまでは小幅減益を予想していたが、日米欧で糖尿病薬など生活習慣病薬が伸びた。ただ、新薬開発など先行投資負担も大きく、利益の伸びは鈍っている。(引用:日本経済新聞

アクトスプロブレス

?

?

?

?

 

?

 主力の高血圧症治療薬「ブロプレス」や糖尿病治療薬「アクトス」などの販売が好調であったそうです。ただ、武田の最主力製品である抗かいよう剤「プレバシド」(日本名タケプロン)の売り上げが鈍化し、経常利益が思ったほど伸びなかったようです。

 プレバシドは米国において1995年に発売されたプロトンポンプ阻害剤です。
 
 現在、同社は成分であランソプラゾールの光学異性体を独自の製剤技術により有効血中濃度を持続させた製剤である、TAK-390MRのフェーズIII開発中です。
 
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. <理研研究員>「論文3本」の実験データ改ざん
  2. キレーション療法ってなに?
  3. イグノーベル賞2020が発表 ただし化学賞は無し!
  4. カーボンナノペーパー開発 信州大、ナノテク新素材
  5. 日本で発展する化学向けAIと量子コンピューターテクノロジー
  6. 九大発、化学アウトリーチのクラウドファンディング「光化学の面白さ…
  7. 2016年化学10大ニュース
  8. 分子の動きを電子顕微鏡で観察

注目情報

ピックアップ記事

  1. 産官学の深耕ー社会への発信+若い力への後押しー第1回CSJ化学フェスタ
  2. ボリルメタン~メタンの触媒的ホウ素化反応
  3. 化学系必見!博物館特集 野辺山天文台編~HC11Nってどんな分子?~
  4. 標準物質ーChemical Times特集より
  5. 使い方次第で猛毒、薬に
  6. 【書籍】「ルールを変える思考法」から化学的ビジネス理論を学ぶ
  7. 個性あるジャーナル表紙
  8. OIST Science Challenge 2022 (オンライン)に参加してみた
  9. 「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」の申請と試験の大変さ 危険物質
  10. スケールアップ検討法・反応・晶析と実験のスピードアップ化【終了】

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2006年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP