[スポンサーリンク]

archives

スケールアップ検討法・反応・晶析と実験のスピードアップ化【終了】

[スポンサーリンク]

講師 : 純正化学(株) 顧問 橋場 功 氏
日時 : 2009年10月16日(金) 11:00?16:00
会場 : 大阪市・天満橋 ドーンセンター 4F 中会議室2
≪会場地図はこちら≫
受講料 :
(税込) 47,250円
 ⇒E-mail案内登録会員 44,800円
  ※本講座は、資料・昼食代を含みます。
上記価格より:<2名で参加の場合1名につき7,350円割引><3名で参加の場合1名につき10,500円割引>

申し込みはこちらをクリック!
講演内容 : 製造研究について次の3項目の話をする。スケールアップトラブルの未然防止に役立ててほしい。
 1)スケールアップトラブルの原理
 2)晶析
 3)実験スピードアップ
何に付けても最も大切な事は早いという事である。
1.スケールアップトラブルの原理を実施例から説明
 →原理は同じ事をすれば同じ結果、スケールは関係ない。
 →パイロット実験はラボと同じ事する、時々反応条件が違う実験になっている
 →ラボとパイロット違う事をしている、トラブルと言えない すごく簡単な話
2.製造研究ではなるべく晶析を省く事が1つの大きなテーマ
 →晶析は生産性が悪い操作、装置は高くなる:製品は高くなる
 →結晶多型の解決法として滴下晶析法を開発した
 →最近は装置の密閉性が高くなり濾過操作は爆発の危険性が高くなった
3.滴下晶析法を温度一定の晶析と定義すると濾過の問題はほとんど解決できる
 →結晶多型の出し分け、難濾過性の解決、粒度分布のコントロール、反応に影響
 →結晶化がしにくい化合物も多い
4.製造研究において実験のスピードアップは最も重要
 →1実験3日では製造研究はできない。日に2回正確な実験をする
 →やり方はある。考え方、道具(HPLC,GC等)、小さな実験(道具の工夫)
 →化学実験の文化を変えないといけない:管理者の責任は重大
○実験者を放っておくと20年かかっても製造研究はできそうもない。
  教育すると5年で1人前になる。経験だが失敗はしない方が良い、辛い。
  □質疑応答・名刺交換□

申し込みはこちらをクリック!
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. アクティブボロン酸~ヘテロ芳香環のクロスカップリングに~
  2. 新しい芳香族トリフルオロメチル化試薬
  3. ナノ粒子の機能と応用 ?コロイダルシリカを中心に?【終了】
  4. 【3/10開催】 高活性酸化触媒の可能性 第1回Wako有機合成…
  5. 光反応性ジアジリンアミノ酸:Fmoc-Tdf-OH, H-Tdf…
  6. (-)-MTPA-Cl
  7. MI-6 / エスマット共催ウェビナー:デジタルで製造業の生産性…
  8. オンライン|次世代医療・診断・分析のためのマイクロ流体デバイス~…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 有機EL素子の開発と照明への応用
  2. カリックスアレーン /calixarene
  3. アキラル色素分子にキラル光学特性を付与するミセルを開発
  4. 「炭素-炭素結合を切って組み替える合成」テキサス大学オースティン校・Dong研より
  5. ブラン環化 Blanc Cyclization
  6. 有機合成化学協会誌2025年1月号:完全キャップ化メッセンジャーRNA・COVID-19経口治療薬・発光機能分子・感圧化学センサー・キュバンScaffold Editing
  7. ロジャー・チェン Roger Y. Tsien
  8. 【太陽ホールディングス】新卒採用情報(2026卒)
  9. ペプチド修飾グラフェン電界効果トランジスタを用いた匂い分子の高感度センシング
  10. 人生、宇宙、命名の答え

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年10月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

データ駆動型生成AIの限界に迫る!生成AIで信頼性の高い分子設計へ

第663回のスポットライトリサーチは、横浜市立大学大学院 生命医科学研究科(生命情報科学研究室)博士…

MDSのはなし 骨髄異形成症候群とそのお薬の開発状況 その2

Tshozoです。前回はMDSについての簡易な情報と歴史と原因を述べるだけで終わってしまったので…

水-有機溶媒の二液相間電子伝達により進行する人工光合成反応

第662回のスポットライトリサーチは、京都大学 大学院工学研究科 物質エネルギー化学専攻 阿部竜研究…

ケムステイブニングミキサー 2025 報告

3月26日から29日の日本化学会第105春季年会に参加されたみなさま、おつかれさまでした!運営に…

【テーマ別ショートウェビナー】今こそ変革の時!マイクロ波が拓く脱炭素時代のプロセス革新

■ウェビナー概要プロセスの脱炭素化及び効率化のキーテクノロジーである”マイクロ波…

予期せぬパラジウム移動を経る環化反応でベンゾヘテロールを作る

1,2-Pd移動を含む予期せぬ連続反応として進行することがわかり、高収率で生成物が得られた。 合…

【27卒】太陽HD研究開発 1day仕事体験

太陽HDでの研究開発職を体感してみませんか?私たちの研究活動についてより近くで体験していただく場…

熱がダメなら光当てれば?Lugdunomycinの全合成

光化学を駆使した、天然物Lugdunomycinの全合成が報告された。紫外光照射による異性化でイソベ…

第59回有機反応若手の会

開催概要有機反応若手の会は、全国の有機化学を研究する大学院生を中心とした若手研究…

多環式分子を一挙に合成!新たなo-キノジメタン生成法の開発

第661回のスポットライトリサーチは、早稲田大学大学院先進理工学研究科(山口潤一郎研究室)博士課程1…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP