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積水化学、工業用接着剤で米最大手と提携

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積水化学工業は15日、包装資材などに使う工業用接着剤で米最大手のH・B・フーラー(ミネソタ州)と提携すると発表した。4月に両社の接着剤事業を統合した合弁会社を日本と中国に設立する。積水化学は段ボールなど包装材向けで、フーラーは紙おむつなど日用品向け製品で強みを持つ。両社は製品群を統合して品ぞろえを拡充、成長市場の中国で攻勢をかける。

日本では積水化学の全額出資子会社、セキスイエスダイン(大阪市)を存続会社として、フーラーの日本法人の接着剤事業を吸収。新会社「積水フーラー」(大阪市)を設立する。新会社には当初、積水が60%、フーラーが40%を出資。2007年度をメドに折半出資に切り替える。05年度に162億円の売上高を目指す。(引用:日本経済新聞)

「接着」という単語はもちろんみなさん知っているであろう。では、「接着って何?」って聞かれたら、どうであろうか?モノとモノがくっつくこと…。ここまでは何とかセーフだろう。じゃあどうやって…?かなりお手上げの人がでてくると思う。接着にもいろいろな「接着」があるのである。有機って面白いよね!! トピック 接着って? 接着剤

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くっつく力は分子間の引力から生まれる!
私たちが日ごろ何気なく使っている接着というには、考えてみると不思議なことだ。物を貼り合わせると、ぴったりくっついて離れないのは、どんな力が働いているからなのか?接着力の源は接着剤と物の表面の分子同士が引き合う引力=分子間力だというが、その力はどのようにして生まれるのか?

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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