[スポンサーリンク]

ケムステニュース

首席随員に野依良治氏 5月の両陛下欧州訪問

[スポンサーリンク]

野依良治


5月下旬に予定されている天皇、皇后両陛下のスウェーデンなど欧州5カ国訪問の首席随員を、ノーベル化学賞受賞者で理化学研究所理事長の野依良治氏(68)が務めることが27日の閣議で決まった。

 首席随員は首相や外相の経験者が務めることが多いが、今回は国賓でなく公式賓客としての訪問で、スウェーデンで生物学者リンネの生誕300年記念行事に出席されることからも科学者である野依氏が適任とされた(引用:東京新聞)。

 政府の教育再生会議の座長に引き続き、このような大役で完全に公人となってしまいましたね。できるだけ日本の科学技術に特に化学に教育にしても予算にしても力を入れていってほしいと思います。

 ちなみにリンネ(1707-1787)はスウェーデンの生物学者で、動植物についての情報を整理して分類表を作り、名前を簡潔に、かつその特徴を記述することによってその類似生物との相違点を記したそうです。そのため分類学の父ともよばれています。

  • 関連リンク

両陛下会見全文 リンネ生誕300年記念行事での天皇陛下の会見全文

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 期待のアルツハイマー型認知症治療薬がPIIへ‐富山化学
  2. 伯東、高機能高分子材料「デンドリマー」、製造期間10分の1に
  3. 牛糞からプラスチック原料 水素とベンゼン、北大が成功
  4. 「マイクロリアクター」装置化に成功
  5. 高脂血症薬がウイルス抑制/C型肝炎で厚労省研究班
  6. 歯のバイオフィルム除去と病原体検出を狙ったマイクロロボットの開発…
  7. 三井化学、「環状オレフィンコポリマー(商標:アペル)」の生産能力…
  8. 新元素、2度目の合成成功―理研が命名権獲得

注目情報

ピックアップ記事

  1. 理系の海外大学院・研究留学記
  2. 究極の黒を炭素材料で作る
  3. リスト・バルバス アルドール反応 List-Barbas Aldol Reaction
  4. 日本薬学会第138年会 付設展示会ケムステキャンペーン
  5. 宇部興産、MCPTや京大と共同でスワン酸化反応を室温で反応させる技術を開発
  6. 中村 浩之 Hiroyuki NAKAMURA
  7. 【ケムステSlackに訊いてみた①】有機合成を学ぶオススメ参考書を教えて!
  8. Ni(0)/SPoxIm錯体を利用した室温におけるCOの可逆的化学吸着反応
  9. 小林製薬、「神薬」2種類を今春刷新
  10. 第104回―「生体分子を用いる有機エレクトロニクス」David Cahen教授

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2007年4月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

注目情報

最新記事

欧米化学メーカーのR&D戦略について調査結果を発表

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、欧米化…

有馬温泉でラドン泉の放射線量を計算してみた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉は、日本の温泉で最も高い塩分濃度を持ち黄褐色を呈する金泉と二酸化炭素と放射性のラドンを含んだ…

アミンホウ素を「くっつける」・「つかう」 ~ポリフルオロアレーンの光触媒的C–Fホウ素化反応と鈴木・宮浦カップリングの開発~

第684回のスポットライトリサーチは、名古屋工業大学大学院工学研究科(中村研究室)安川直樹 助教と修…

第56回ケムステVシンポ「デバイスとともに進化する未来の化学」を開催します!

第56回ケムステVシンポの会告を致します。3年前(32回)・2年前(41回)・昨年(49回)…

骨粗鬆症を通じてみる薬の工夫

お久しぶりです。以前記事を挙げてから1年以上たってしまい、時間の進む速さに驚いていま…

インドの農薬市場と各社の事業戦略について調査結果を発表

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、インド…

【味の素ファインテクノ】新卒採用情報(2027卒)

当社は入社時研修を経て、先輩指導のもと、実践(※)の場でご活躍いただきます。…

味の素グループの化学メーカー「味の素ファインテクノ社」を紹介します

食品会社として知られる味の素社ですが、味の素ファインテクノ社はその味の素グループ…

味の素ファインテクノ社の技術と社会貢献

味の素ファインテクノ社は、電子材料の分野において独創的な製品を開発し、お客様の中にイノベーションを起…

サステナブル社会の実現に貢献する新製品開発

味の素ファインテクノ社が開発し、これから事業に発展して、社会に大きく貢献する製品…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP