[スポンサーリンク]

ケムステニュース

米で処方せん不要の「やせ薬」発売、売り切れ続出

[スポンサーリンク]

 alli.gif

 米食品医薬品局(FDA)が初めて認可した処方せん不要のダイエット薬が6月中旬、全米で発売され、ドラッグストアで売り切れが続出する人気となっている。  同薬は英製薬大手グラクソ・スミスクラインが開発した「alli(商品名、アライ)」。摂取した脂肪分の25%を吸収できなくすることで、薬を飲まずにダイエットした場合に比べて「5割増しの減量効果」があるという(引用:日本経済新聞)。


 Alli(アライ)は1999年に米国で処方箋薬として認可されているロシュとグラクソスミスクライン共同開発のXenical(ゼニカル、化合物名:orlistat オリスタッド)の用量を減らしたものです。化学構造は図のようなβ-ラクトンを有しています。

 5割増、どうやらたとえば食事療法と運動して通常は5キロやせたとすると、同時にAlliを服用することで7キロから8キロやせるということ。 アメリカでは半端ない肥満な方々が横行しているので、そのような方には朗報ではないかと。

 ただし、通常の人がダイエットで使用するという間違った使い方も、間違いなくでてくるだろうと思います。 処方箋不要といっても、薬であるので普通の方はがんばってダイエットをすることをお勧めします。もちろん日本では発売されていません。発売されたら、相当話題になりそうな薬ですね。

  • 関連リンク

alli? debuts through the alli Experience – GlaxoSmithKline

グラクソスミスクラインのアライに関するプレスリリース

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 薄くて巻ける有機ELディスプレー・京大など開発
  2. 吉岡里帆さん演じる「化学大好きDIC岡里帆(ディーアイシーおか・…
  3. 産総研より刺激に応じて自在に剥がせるプライマーが開発される
  4. ハワイ州で日焼け止め成分に規制
  5. 「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律施行令の一部を改正す…
  6. 新元素、2度目の合成成功―理研が命名権獲得
  7. ダイエット食から未承認薬
  8. 第46回藤原賞、岡本佳男氏と大隅良典氏に

注目情報

ピックアップ記事

  1. 有機合成化学協会誌2025年2月号:C–H結合変換反応・脱炭酸・ベンゾジアゼピン系医薬品・ベンザイン・超分子ポリマー
  2. パール・クノール ピロール合成 Paal-Knorr Pyrrole Synthesis
  3. アメリカで Ph.D. を取る –エッセイを書くの巻– (後編)
  4. 高橋 雅英 Takahashi Masahide
  5. シャンカー・バラスブラマニアン Shankar Balasubramanian
  6. エリック・ソレンセン Eric J. Sorensen
  7. 原子力機構大洗研 150時間連続で水素製造 高温ガス炉 実用化へ大きく前進
  8. アルツハイマー病・ワクチン開発相次ぐ、副作用回避へ知恵絞る
  9. ピクテ・スペングラー反応 Pictet-Spengler Reaction
  10. 春日大社

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2007年6月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

注目情報

最新記事

<製品サンプル進呈>細胞増殖/毒性測定 はじめてを応援キャンペーン【同仁化学研究所】

Cell Counting Kit-8(CCK-8)は同仁化学研究所で開発され、世界中で細胞増殖や細…

ポンコツ博士の国内奮闘録 ~博士、教員として過ごしてはや2年~

本稿は,少子化の影響が著しい地方私立大で学位を取得したとあるしがない博士(薬学)が、厳しい世の中を生…

2026年、過去最大規模の「有機溶媒危機」が始まった?

2026 年 2 月 28 日、アメリカとイスラエルがイランに対し軍事攻撃作戦を…

蒸留操作で水はどう動くのか【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

ペプチドを細胞に入れるには? ― クロロアルケン置換が切り拓く膜透過性の新戦略 ―

第 704 回のスポットライトリサーチは、静岡大学大学院 光医工学研究科 光医工学共…

核酸・ペプチド医薬品CDMO市場について調査結果を発表

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、核酸・…

ケモインフォマティクス

概要化合物の化学構造データやオミクスデータを情報解析するケモインフォマティクスを解説。(…

第61回Vシンポ「中分子バイオ医薬品分析の基礎と動向 ~LCからLC/MSまで、研究現場あるあるとその対処~」を開催します!

こんにちは、Macyです。第61回Vシンポのご案内をさせていただきます。今回は、Agilen…

水分はどこにあるのか【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

「MI×データ科学」コース 〜LLM・自動実験・計算・画像とベイズ最適化ハンズオン〜

1 開講期間2026年5月26日(火)、29日(金) 計2日間2 コースのねらい、特色近…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP