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危険物取扱者

甲種危険物取扱者・合格体験記~読者の皆さん編

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ケムステに投稿していただいた方の甲種危険物取扱者 体験記です。勉強方法の参考に、また自分の気持ちを高めるために是非読んでみてください。

エボ吉さん

資格試験は初めてでしたが、専門知識があるほうなので、会社から危険物甲種を受けろといわれ、昨年の11月に受験しました。

応募は確か三ヶ月ほど前(あまり記憶にない)なので、ちんたら勉強しても余裕だろうと高をくくっていたらあっという間に受験2週間前。慌てて勉強しようと試みましたが、仕事が忙しく、なかなか手がつけられない。さらには連休の甘い誘惑に負けて遊びに行ってしまう始末。これでは、上司に頭が上がらないと血の気がひき始めたのが受験四日前。幸いにも連休中だったので、勉強時間はあり放題。とりあえずファミレスに入り浸り、コーヒー片手に協会発行の参考書(法令、実務、問題集)を時間・体力・やる気の続く限り必死に勉強をしました。

勉強法は参考書を各項ずつ読んで意味を理解し、その項に対応した問題を問題集の中から解いていきました。このとき、問題の解答がわからない及び回答が間違いの時は再度、参考書を自分がなぜわからなかったのかを分析しながら読み返し、次項へと進むという方法をとりました。専門知識があれば実務の性質や消火法などは理解が容易なので後回しにし、法令を重点的に勉強しました。専門知識のない方は、身近な現象(氷が溶けるとか、加熱されたジュースの缶が破裂するとか)を化学に結びつけながら勉強すれば、比較的簡単に専門分野の理解ができると思います。法令は「暗記もの」と考える人が殆どのように思いますが(あくまで自分の周りの方々の意見を聞いた印象)、なぜそのような規則ができたのか管理する側の立場に立って考え、理解すれば自ずと知識として身につきました。これが勉強する時の一番のコツだと思います。もう一つの勉強のコツは、友人が同様の資格試験を受けるのであれば、勉強した内容を簡単にわかり易く参考書に沿って教授すれば、頭の中の整理がつきます。もしかしたら、友人にも感謝され、軽食ぐらいはおごってもらえるかもしれません。

試験は某高校で行われました。公立高校なので空調なぞまったくなく、昨年は暖かかったとはいえ、寒さを感じる時期なので身体が冷えないよう服装に気遣いました。試験は余裕をもって一時間前に会場に入り、試験前に参考書の自身のない項を読み返しました。友人がいるのであれば、無理やりでも出そうな問題を出題し、答えてもらうと案外記憶に鮮明に残って、自分も友人もハッピーになれます(試験にその問題がヒットすればですが…)。試験中、特に気をつけたいのは、マイペースを保つこと、生理現象や周囲の雰囲気には一切気に掛けないよう集中力を日々養いましょう。もう一つ重要なのが、問題をよく読むこと。問題の意味を取り間違えたら何にもなりません。問題を読むときのポイントはなぜこの問題が出たのか、どんなことが聞きたくてこのような問題を出題したのか、問題の日本語はどのように成り立って完成されており、さらにはどう解釈するのが妥当なのかをよく考えることだと(私は)心がけています。また、試験には制限時間がありますから、消去法を活用することをお勧めします。余った試験時間はどんなに自信があっても、再度答案用紙を真剣に読み返したほうがいいです(あたりまえかもしれませんが、試験が開始して直ぐ退室する方もいるので)。あとは、自分の知識をフル回転させれば、この資格試験は合格です。最後に、あまり意識する方はいませんが、試験後友人・知人に試験の内容は会話にあまり用いないほうがいいと思います。「やっと試験が終わったのに鬱陶しい奴」と感じる方もおられますから。場の雰囲気を考え穏便に会話をしながら帰宅することをお勧めします。

以上、長々と失礼致しました。

トシさん

受験時期:平成10年1月下旬使用した参考書:国家・資格試験合格シリーズ「甲種危険物取扱者」(有紀書房)合格のコツ:出る問題は大体同じ感じなので、参考書の問題をきちんと解いておくといいと思います。大学の専門が化学だったので、基礎的な物理学および基礎的な化学、危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法についての問題はなんなく出来たが、危険物に関する法令だけは勉強が必要だった。でも法律もよく出る問題は決まっていたような印象。

鈴木規泰さん

市が主催の講習会にでたら、試験に出そうな所を教えてくれた。

バグースさん

私は大学生で、資格が何かほしいなーと思っていて、化学の単位が15単位以上になったとき甲種危険物取扱者に挑戦してみました。はじめての資格試験で心配だったため1ヶ月以上前から勉強を始めました。化学の物性や基礎の部分は一応学生なので簡単に思えましたが、法令の部分がなれていない部分だったので覚えるのに大変でした。

試験は東京で笹塚の近くにある消防なんとかセンターで受けました。やはり法令の部分が難しく、テスト中に自己採点してみたら、法令の部分が6割ぎりぎりでした。受かっていたらいいなーと思いつつ発表を待ち、東京では当日に発表なのでどきどきしていました。結果は合格。合格率は40%くらいだった気がする。(うれしくてはっきりおぼえていない)資格をはじめて受験して受かったのでとてもうれしかったです。あの電光掲示板で発表されるのは、車の免許の筆記試験を思い出しとてもどきどきしますよ。

桃木理恵さん

甲種は、平成6年12月に静岡県で受験しました。使用した参考書は、静岡県危険物安全協会連合会で売っている、「危険物取扱者必携」です。元々、短大の化学科卒なため、甲種の受験資格はあったのですが、この試験の1年前に乙4類を受験し、合格しています。私の場合、乙4を受験してからあまり時間が経ってなかったので、法令などはほとんど覚えていたので、参考にはならないかもしれませんが。試験の1ヶ月ぐらい前から参考書を開いて暗記しました。2週間前からは、とにかくガンガン問題集をこなすことです。受験までに、先輩に借りたりして、3冊こなしました。問題集を完璧に出来れば、80%ぐらいは見覚えのある問題が出題されてますから。どうしても、見たことのない問題が出題されても、消去法でだいたい2個の答えが残ります。五者択一ですからどちらかが正解です。落ち着いて考えてみましょう。性質と消火法は、乙4に重点が置かれていました。あとの類は、参考書に太字で書かれてるポピュラーなものと、あまり頭に残らなかったようなものが半々ぐらい。乙種に合格のあと、2年以上の実務経験で受験資格を得た方は、法令なども忘れているでしょうから、大変かと思いますが、頑張って。あと、先輩で乙の1類から6類までを取った方がいましたが、その分、問題もきっちりやらなきゃならないし、お金の無駄なので、どうかと思います。例え、全部に合格して甲種免状の立場と同じになったとしても、免状の「甲種」の部分は空欄になってますから。

もじもじくんさん

先日2回目にしてやっと合格しました。 市販の問題集を2冊やっていきましたが,全く紹介されていない物質についても問題で出てきました。(第一類) 東京の幡ヶ谷の試験会場で受けましたが,道に迷ったため,開始時間ぎりぎりに到着しました。試験会場には,早めに行って復習したほうがいいですね。

かねっちさん

受験日は、去年の2月でした。いきなり甲種だと、自分にとって無謀だと思い、既に乙四種を取ってから受験しました。細かく暗記部分が多い法令は全く同じなので気楽に余裕で合格と考えていました。しかし、世の中そんな甘くなく1~6類までの危険物を全て網羅するのは、根気との我慢比べで、途中で何度投げ出そうかと思いました。一個人としては、危険物の性質や特徴は、1~6類と数にしたら数百個ありかなり面倒くさいし、難関と思いがちですが、意外や意外化学と物理の問題の方が、受験する問題でえらい難易度が変わり、手を焼くと思われます。ちなみに自分は、受験の際、化学と物理の問題がチンプンカンプンで正直落ちたと思いました。マー結果的には受かったのですが・・・ 皆さんも、化学と物理を軽視してはいけないと思いますよ。

ひろぽんさん

私は昨年11月に危険物甲種を受けて、無事合格しました。応用化学系の学部を卒業して、現在も有機合成専攻で大学院に所属しています。もともと就職活動のために始めたモノだったので、動機は不純でしたが、目的がはっきりしていて頑張れたと思います。化学系の人ならまず物理学に関する所は大丈夫だと思います。ただ試薬の色や、沸点など聞かれたとき多少驚きましたが、日常での試薬の色、沸点等、何げに考えておけばそう困る程ではありませんでした。化学系(理系)にとって頭が痛いのが、法律に関する問題でした。これは本当に「覚えるだけ」といった感じでひたすら覚えました。指定数量などは、危険度が増すにつれて小さくなることなどを手がかりになんとかおさえました。実際に受けてみて思ったことは、どの選択問題も「あからさまに間違っている」ものを消去していけばまず大はずれはないと言うことです。化学系なら大丈夫だと思います。これは法律に関することでも同じ事が言えました。結局は頑張ることが近道ですが、理由を考えて覚えていくのがもっと近道だったような気がしました。

hiropenさん

取得したのが、あまりにも昔なのではきっりとは憶えていませんが昭和59年頃だと思います。幸い研究所に就職したので、周りのひとは化学の専門家ばかりで、仕事終了後にみっちり指導されました。受かるまで毎年勉強してもらうーといわれたので、必死に夜も勉強しました。その間2週間ぐらいでしたが、教え方がよかったのか無事合格できました。へたな参考書よりやっぱり専門家に教わった方が短期間勉強するだけで合格できるように思います。

※以前HTML版で公開していたものを移行したものです。

cosine

cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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