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化学者のつぶやき

ローカル環境でPDFを作成する(Windows版)

 

先立ってはPDFを加工できるクラウドサービスをご紹介しました。しかしネットにつながらない場所でも編集できる、ローカルなPDF編集環境がほしいという方も多いことでしょう。

Macでは各種ファイルをPDF形式に出力する機能がもともと実装されていますが、Windowsにはそれがありません。しかし有料のAcrobatは買いたくない・・・。

今回はそんな節約家のWindowsユーザ向けに、無料でローカルなPDF編集環境を実現する方法をご紹介しましょう。

Word文書・Excel文書を直接PDFに出力する

Microsoft Officeのバージョン2007以降には、Acrobatを使わず直接PDFへと出力できる機能が付いています。ご存知でしたか?

上部メニューから「ファイル→保存と送信→PDF/XPSドキュメントの作成」を選ぶだけでOKで、簡単です。意外と知られていない機能なので、是非チェックを!

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Office文章以外からもPDF出力できるPrimoPDF

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印刷可能な文書ならなんでもPDF化できる、優れもののフリーウェアです。これひとつあれば化学者御用達のChemDrawファイルなんかもちゃーんとPDF化できます。

インストールすると仮想プリンタとして働きます。この手のフリーソフトにありがちな余計なロゴ出力もなく、また日本語フォントにもちゃんと対応してくれます。筆者が試してみた限りですが、フリーのPDF出力ソフトはこれがベストだと思えます。

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簡単な編集加工にも使えるPDF Xchange Viewer

 

2015-08-01_08-36-40

もともとは軽快なPDFビューワなのですが、簡易版Acrobatとも呼べるほどに、多彩な編集機能が付属しています。もちろん無料かつ日本語対応です。できないことはページの追加と削除ぐらいでしょうか(有料のPro版ではできるようです)。

Adobe Readerよりも軽快に動作し、またタブ形式で閲覧できるので、ビューワとしてもかなり高性能です。

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関連ソフトウェア

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cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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