[スポンサーリンク]

archives

水素化ほう素ナトリウム : Sodium Borohydride

[スポンサーリンク]

ほう化ニッケルが媒介する1,3-ジチオランの開裂反応

KhuranaとMagooはほう化ニッケルが媒介する1,3-ジチオランの還元的脱硫反応により対応する炭化水素が高収率で得られることを報告しています。本報告によれば,メタノール/THF (4:1)中で1,3-ジチオランと塩化ニッケル(II),水素化ほう素ナトリウムを1:5:15または1:10:30のモル比で用いたときに反応が効果的に進行しています。この水素化分解反応は室温下の温和条件で進行し,短時間で完結します。なお,反応に際して空気の遮断を必要としません。

“Nickel Boride–Mediated Cleavage of 1,3-Dithiolanes: A Convenient Approach to Reductive Desulfurization”

J. M. Khurana, D. Magoo, Synth. Commun. 2010, 40, 2908. DOI: 10.1080/00397910903340652

1,3-Dithiolanes are rapidly cleaved by nickel boride, generating corresponding hydrocarbons in excellent yields. The hydrogenolysis is rapid at room temperature and does not require protection from the atmosphere. Mild reaction conditions, simple workup, and good yields of pure products are some of the major advantages of the procedure.

TCI

TCI

投稿者の記事一覧

有機試薬メーカーです。

関連記事

  1. NHC (Bode触媒2) と酸共触媒を用いるα,β-不飽和アル…
  2. [(オキシド)フェニル(トリフルオロメチル)-λ4-スルファニリ…
  3. ノーベル化学賞への道公開
  4. マテリアルズ・インフォマティクスの推進成功事例 -なぜあの企業は…
  5. 3成分開始剤系を用いたリビングラジカル重合
  6. 第5回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ
  7. 固体高分子電解質の基礎、材料技術と実用化【終了】
  8. 研究者・開発者に必要なマーケティング技術と活用方法【終了】

注目情報

ピックアップ記事

  1. 有機合成から無機固体材料設計・固体物理へ: 分子でないものの分子科学を求めて –ジャン ロッシェ材料研究所より
  2. sp3炭素のクロスカップリング反応の機構解明研究
  3. 伊與木 健太 Kenta IYOKI
  4. 共有結合性有機構造体(COF)の新規合成・薄膜化手法を開発
  5. 学会風景2001
  6. ペニシリン penicillin
  7. (+)-ゴニオトキシンの全合成
  8. ケムステタイムトラベル2010 ~今こそ昔の記事を見てみよう~
  9. 不安定さが取り柄!1,2,3-シクロヘキサトリエンの多彩な反応
  10. 生合成を模倣した有機合成

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2011年9月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

第6回鈴木章賞授賞式&第10回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ

計算科学、情報科学、実験科学の3分野融合による新たな化学反応開発に興味のある方はぜひご参加ください!…

条件の「前後」も実験条件である【プロセス化学者のつぶやき】

前回まで1. 設定温度と系内の実温度のお話2. 温度値をどう判断するか3. 反応操作をし…

そのpH、“本当にその場所”の値ですか?ニードル式pHセンサーを使ってみた!

突然ですが、「培養の再現性がなんか悪い」「同じ条件のはずなのに結果がズレる」といった経験はあ…

「骨格編集」×「ナノカーボン合成」〜ナノカーボン合成の新戦略を実証〜

第719回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院工学研究科(忍久保研究室)博士後期課程2年の平…

【書評】立体化学 はじめの一歩

立体化学は,分子の三次元構造を理解するための重要な分野であり,有機化学や…

水のシミュレーション入門 — 水分子を計算機の中でどう”描く”か —

身近なのに、計算機にとって手強い"水"。本記事では、点電荷モデルから機械学習まで、その"描き方"の進…

◆◇◆◇ 第36回フォーラム・イン・ドージン開催のご案内 ◆◇◆◇

同仁化学研究所が熊本から世界へ情報発信するフォーラム・イン・ドージンの開催ご案内です。今年は『な…

『力』による円偏光発光のon/off制御を単一分子レベルで実現

第718回のスポットライトリサーチは、東京科学大学 物質理工学院(相良研究室)博士後期課程2年の野中…

数日かかっていた反応機構解析を、わずか数分に!

機械学習ポテンシャルが変える計算化学の現在近年、DFT計算による反応機構解析は広く行われるよ…

海外ポスドクのオファーをもらう【アメリカで Ph.D. を取る: 進路編】

ポスドクとして海外に留学する場合、希望する研究室の教授に直接連絡を取り、面接などを通して適性を判断さ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP