[スポンサーリンク]

化学書籍レビュー

有機合成のための触媒反応103

 

対象

有機合成を学ぶ大学院生以上。

 

評価・解説

触媒量の金属・試薬を用いた有機合成反応を取り上げています。酸化、還元、付加、カルベン錯体の反応、カップリング、異性化・転位、縮合、脱離、重合の各章に分かれており、各々10~20ほどの反応を解説してます。ひとつの反応は見開き2ページに簡潔にまとめられており、見やすいレイアウトになっています。キーワードや参考文献・実験項やテクニックも記載されており、実用面でも役に立つような工夫がなされています。

 

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 最新ペプチド合成技術とその創薬研究への応用
  2. 研究留学術―研究者のためのアメリカ留学ガイド
  3. NMR in Organometallic Chemistry
  4. 2009年8月人気化学書籍ランキング
  5. 炭素文明論「元素の王者」が歴史を動かす
  6. ヘゲダス遷移金属による有機合成
  7. 2009年6月人気化学書籍ランキング
  8. 背信の科学者たち 論文捏造はなぜ繰り返されるのか?

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. ケテンの[2+2]環化付加反応 [2+2] Cycloaddition of Ketene
  2. ヒスチジン近傍選択的なタンパク質主鎖修飾法
  3. 1,3-ジチアン 1,3-Dithiane
  4. アスピリンの梗塞予防検証 慶応大、1万人臨床試験
  5. ボラン錯体 Borane Complex (BH3・L)
  6. バーゼル Basel:製薬・農薬・化学が集まる街
  7. ユーコミン酸 (eucomic acid)
  8. テトラメチルアンモニウム (tetramethylammonium)
  9. 触媒的芳香族求核置換反応
  10. ロバート・バーグマン Robert G. Bergman

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

三種類の分子が自発的に整列した構造をもつ超分子共重合ポリマーの開発

第123回のスポットライトリサーチは、テキサス大学オースティン校博士研究員(Jonathan L. …

超分子化学と機能性材料に関する国際シンポジウム2018

「超分子化学と機能性材料に関する国際シンポジウム2018」CEMS International Sy…

アメリカで Ph. D. を取る –研究室に訪問するの巻–

この連載は、米国の大学院で Ph.D. を取得することを目指す学生が日記感覚で近況を記録するためのも…

光触媒ラジカルカスケードが実現する網羅的天然物合成

四川大学のYong Qinらは、可視光レドックス触媒によって促進される窒素ラジカルカスケード反応によ…

有機反応を俯瞰する ー縮合反応

今回は、高校化学でも登場する有機反応であるエステル合成反応を中心に、その反応が起こるメカニズムを解説…

ご長寿化学者の記録を調べてみた

先日、G. Stork教授の論文に関するポストがありました。御年95歳という研究者でありながら、学術…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP