[スポンサーリンク]

化学一般

化学するアタマ―論理的思考力を鍛える本

[スポンサーリンク]

  • 内容

化学を学ぶには、自ら問題を提起し、批判的かつ創造的に考え、適切な判断を下すことが求められる。「どのように考えるべきか」を学ぶことを目的に、化学の問題を論理的に考えるトレーニング読本。

  • 対象

高校生以上。

 

  • 評価・解説

本書は演習書ですが、唯一の答えを要求する類のものではありません。「ああだろう」「いやこうではないか」と様々な化学的データから考え、最も妥当な結論を下す―そういった、”化学する”のに必要な、論理的思考の養成を目的とした本です。題材が化学という点を除けば、論理パズル・クイズ本と言えます。化学嫌い助長する原因の一つといわれる、知識詰め込み型教育からは、到底生まれない書の一つと思えます。
化学は自分のアタマで考えてこそ面白い。化学者を志す高校生・大学生たちに、是非一読を勧めたい本です。

 

  • 関連書籍

The following two tabs change content below.
cosine

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。 関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。 素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 理系のための就活ガイド
  2. 新課程視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録
  3. 有機合成創造の軌跡―126のマイルストーン
  4. 革新的医薬品の科学 薬理・薬物動態・代謝・安全性から合成まで
  5. Lead Optimization for Medicinal …
  6. 論文・学会発表に役立つ! 研究者のためのIllustrator素…
  7. 化学の歴史
  8. The Art of Problem Solving in Or…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 熊田誠氏死去(京大名誉教授)=有機ケイ素化学の権威
  2. e.e., or not e.e.:
  3. ベックマン転位 Beckmann Rearrangement
  4. 求電子的フッ素化剤 Electrophilic Fluorination Reagent
  5. 科学とは「世界中で共有できるワクワクの源」! 2018年度ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞
  6. シクロペンタジエニル錯体の合成に一筋の光か?
  7. ロジャーアダムス賞・受賞者一覧
  8. Hantzschエステル:Hantzch Ester
  9. 熱すると縮む物質を発見 京大化学研
  10. 20年新卒の志望業界ランキング、化学は総合3位にランクイン

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

第48回―「周期表の歴史と哲学」Eric Scerri博士

第48回の海外化学者インタビューは、エリック・セリー博士です。英国で教育を受け、カリフォルニア大学ロ…

ペプチド縮合を加速する生体模倣型有機触媒

2019年、ニューヨーク大学のParamjit S. Aroraらは、活性アシル中間体への求核付加遷…

第47回―「ロタキサン・カテナン・クラウンエーテルの超分子化学」Harry Gibson教授

第47回の海外化学者インタビューは、ハリー・ギブソン教授です。バージニア工科大学の化学科に所属し、プ…

女優・吉岡里帆さんが、化学大好きキャラ「DIC岡里帆(ディーアイシーおか・りほ)」に変身!

印刷インキや有機顔料世界トップシェアのDIC株式会社は、2020年1月より、数々のヒット作に出演し、…

tRNAの新たな役割:大豆と微生物のコミュニケーション

畑に生えている大豆の根っこを抜いてみると、丸い粒みたいなものがたくさんできています。根粒(こんりゅう…

第46回―「分子レベルの情報操作を目指す」Howard Colquhoun教授

第46回の海外化学者インタビューは、ハワード・コルクホーン教授です。英国レディング大学の化学科に所属…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP