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呉羽化学、明るさを保ちながら熱をカットする窓ガラス用素材

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呉羽化学工業は2004年11月19日、可視光線透過率を維持したまま太陽光の熱線を効果的に遮断する新しい樹脂素材を開発したと発表した。ビルの窓ガラスや自動車のフロントガラスなどで、明るさと涼しさの両立を可能にする。2006年の製品化を目指している。
新素材は、同社の光学フィルター「ルミクルUCF」の基本技術であるルミクルテクノロジーを窓に応用したもの。同技術は、シリコンフォトダイオードやCCDなどの視感度補正フィルターとして使用されているもので、可視域光(波長380~780nm)をそのまま透過させて明るさを保ちながら、熱のもとになる近赤外線(同780~1500nm)吸収・遮断することができる。(引用:nikkeibp

 

夏場の自動車って乗るのがいやになるぐらい暑くなります。これが防げるようなものであったらいいですね。

 

外部リンク

  • ルミクルUCFとは?:効果的に紫外線及び近赤外線をカットし、可視光透過率が高く、従来の色ガラスフィルターの特性を上回る性能を世界で初めて実現した本格的プラスチックフィルターです。

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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