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チャオ=ジュン・リー Chao-Jun Li

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チャオ=ジュン・リー (Chao-Jun Li、19xx年xx月xx日-)は、カナダの有機化学者である。マギル大学 教授。(写真:HKBU)

経歴

1983 鄭州大学 卒業
1988 マギル大学 修士号取得(T. H. Chan教授)
1992 マギル大学 博士号取得(T. H. Chan教授、D. N. Harpp教授)
1992-1994 スタンフォード大学 博士研究員(Barry M. Trost教授)
1994-1998 Tulane大学化学科 助教授
1998-2000 Tulane大学化学科 准教授
2000-2003 Tulane大学化学科 教授
2005-2008 Canadian Green Chemistry and Engineering Network, Coordinator
2008-2016 Canadian Green Chemistry and Engineering Network, Co-Chair
2003-現在 マギル大学化学科 教授, Canada Research Chair (Tier I)
2009-現在 マギル大学化学科 E. B. Eddy Chair Professor of Chemistry, Canada Research Chair (Tier I)
2009-現在 CFI Infrastructure for Green Chemistry and Green Chemicals, Director
2009-現在 FQRNT Center for Green Chemistry and Catalysis
2012-現在 NSERC CREATE Center for Green Chemistry Training, Director
2002 カリフォルニア大学バークレー校 化学科 客員教授

受賞歴

1998-2002 NSF CAREER Award

2001 Outstanding Young Oversea Scientist Award (NSFC)

2001 Presidential Green Chemistry Challenge Award

2002 Japan Society for Promotion of Science (Senior) Fellow

2010 Canadian Green Chemistry and Engineering Award

2011 Award of Merit, Federation of the Chinese Canadian Professionals

2015 R. U. Lemieux Award

研究概要

とりわけ環境調和型有機化学反応の開発・グリーンケミストリーの体現に注力した研究を長年にわたって遂行している。主な業績は以下の通り。

水中での有機化学反応の開発[2]

有機化合物は原料の溶解性や試薬失活などの問題から、ほとんど有機溶媒中で実施されるのが常であるが、多量の有機溶媒は環境負荷に直結する。このため、これを水で代替できれば、環境調和型合成の実現に寄与できる。このための基礎研究を長年にわたり取り組んでいる。

脱水素型クロスカップリング反応(CDC)の開拓[3]

両基質のC-H活性化過程を経て、水素アクセプター(酸化剤)存在下に、交差型型炭素-炭素結合形成を行う反応。Liらはこの原型となる反応を報告し、CDCと名付けた。原理的には廃棄物を水だけに減ずることが可能であり、環境調和型合成の実現に貢献する反応の一つである。

光エネルギーを活用した有機合成化学反応の開発

光励起による1電子移動過程を活用した化学反応を精力的に開発している。上図は芳香環のC-Hトリフルオロメチル化反応[4]の例。

関連動画

参考文献

  1. ”Author Profile, Chao-Jun Li” Angew. Chem. Int. Ed. 2012, 52, 1082. DOI: 10.1002/anie.201206331
  2. (a) “Organic Reactions in Aqueous Media with a focus on C-C Bond Formations” Li, C.-J. Chem. Rev. 1993, 93, 2023. DOI: 10.1021/cr00022a004 (b) “Organic Reactions in Aqueous Media with a focus on C-C Bond Formations: a Decade Update”. Li, C.-J. Chem. Rev. 2005, 105, 3095. DOI: 10.1021/cr030009u (c) “Organic Reactions in Water” Li, C.-J.; Chen, L. Chem. Soc. Rev. 2006, 35, 68. DOI: 10.1039/B507207G
  3. (a) “Cross-Dehydrogenative Coupling (CDC): Exploring C−C Bond Formations beyond Functional Group Transformations” Li, C.-J. Acc. Chem. Res. 2009, 42, 335. DOI: 10.1021/ar800164n (b) “The Cross-Dehydrogenative Coupling of C-H Bonds: A Versatile Strategy for C-C Bond Formations” Girard, S. A.; Knauber, T.; Li, C.-J. Angew. Chem. Int. Ed. 2014, 53, 74. DOI: 10.1002/anie.201304268
  4. (a) “Simple and Clean Photoinduced Aromatic Trifluoromethylation Reaction” Li, L.; Mu, X.; Liu, W.; Wang, Y.; Mi, Z.; Li, C.-J. J. Am. Chem. Soc. 2016, 138, 5809. DOI: 10.1021/jacs.6b02782

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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