[スポンサーリンク]

一般的な話題

若手研究者に朗報!? Reaxys Prizeに応募しよう

[スポンサーリンク]

博士課程で研究を行っている学生の皆さん、もしくは博士課程を修了して1年以内の皆様対象のReaxys Prizeという賞の募集が始まっています。Reaxys(リアクシス)とはご存知かもしれませんが、昨年からエルゼビアが提供している合成反応、合成計画データベースです。導入体験記はこちら。(Reaxys体験レポート/ログイン、物質検索編反応検索編)
受賞者はなんとお小遣い付き(賞金)でドイツに招待されて発表までできます。英語で応募しなければなりませんが、推薦書、CV、主要論文1報のみで応募できるのでぜひ応募してみてはいかがでしょうか。


申し込みサイトでも詳細を確認することはできますが、こちらに詳細をまとめておきます。

 

対象

博士課程在籍および博士課程修了後12ヶ月以内の有機化学、有機金属化学、無機化学を専門とするもの

 

必要なもの

 

1.指導教員の推薦書
 
指導教員の署名付きで、今回応募した研究内容の科学的な重要性、また、研究内容に対して応募者がどのような貢献を行ったか、この賞に値するかを記載してもらいます(英語)。

2.主要論文

博士論文の内容に値する主要な論文を1つ提出する。国際的な論文で査読ありのもの。

3.履歴書

CV。経歴、論文リストを含む。

 

申し込み方法

オンラインのみで提出。

 

締切

2010年2月28日まで

 

受賞者には…

上位三人ー記念盾、2000ドルのお小遣い、ドイツで行われるEuCheMS 2010 meeting(2010年8月29日?9月2日)への招待(渡航費、宿泊費含む)、EuCheMSでのオーラルプレゼンテーション、Reaxysの1年間無料アクセス権

ファイナリストー証明書、ドイツで行われるEuCheMS 2010 meeting(2010年8月29日?9月2日)への招待(渡航費、宿泊費含む)、EuCheMSでのポスタープレゼンテーション、Reaxysの1年間無料アクセス権

 

EuCheMS 2010 meeting(ヨーロッパ化学会議)は今年で3回目でドイツのニュルンベルグで行われます。

近年国際学会やシンポジウムの増加、国際交流としての留学制度が充実していますが、学生や修了後すぐの研究者が海外へinviteされるチャンスはほとんどないのではないでしょうか。是非申し込んでみてくださいね。

 

申込サイトはこちら

 

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. マテリアルズ・インフォマティクスの導入・活用・推進におけるよくあ…
  2. 臭素もすごいぞ!環状ジアリール-λ3-ブロマンの化学
  3. 2011年ノーベル化学賞予測―トムソン・ロイター版
  4. 超高速レーザー分光を用いた有機EL発光材料の分子構造変化の実測
  5. 農工大で爆発事故発生―だが毎度のフォローアップは適切か?
  6. 化学研究ライフハック:情報収集の機会損失を減らす「Read It…
  7. マテリアルズ・インフォマティクス適用のためのテーマ検討の進め方と…
  8. 【太陽HD】新卒採用情報(20年卒)

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. フォトメカニカル有機結晶を紫外線照射、世界最速で剥離
  2. 新しい芳香族トリフルオロメチル化試薬
  3. 特許の基礎知識(3) 方法特許に注意! カリクレイン事件の紹介
  4. 白川英樹 Hideki Shirakawa
  5. 計算化学:DFT計算って何?Part II
  6. シンガポールへ行ってきた:NTUとNUS化学科訪問
  7. カリカリベーコンはどうして美味しいにおいなの?
  8. シスプラチン しすぷらちん cisplatin
  9. 持続可能社会をつくるバイオプラスチック
  10. ワイリー・サイエンスカフェ開設記念クイズ・キャンペーン

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年2月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

注目情報

最新記事

カルボン酸β位のC–Hをベターに臭素化できる配位子さん!

カルボン酸のb位C(sp3)–H結合を直接臭素化できるイソキノリン配位子が開発された。イソキノリンに…

【12月開催】第十四回 マツモトファインケミカル技術セミナー   有機金属化合物 オルガチックスの性状、反応性とその用途

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

保護基の使用を最小限に抑えたペプチド伸長反応の開発

第584回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 薬学系研究科 有機合成化学教室(金井研究室)の…

【ナード研究所】新卒採用情報(2025年卒)

NARDでの業務は、「研究すること」。入社から、30代・40代・50代……

書類選考は3分で決まる!面接に進める人、進めない人

人事担当者は面接に進む人、進まない人をどう判断しているのか?転職活動中の方から、…

期待度⭘!サンドイッチ化合物の新顔「シクロセン」

π共役系配位子と金属が交互に配位しながら環を形成したサンドイッチ化合物の合成が達成された。嵩高い置換…

塩基が肝!シクロヘキセンのcis-1,3-カルボホウ素化反応

ニッケル触媒を用いたシクロヘキセンの位置および立体選択的なカルボホウ素化反応が開発された。用いる塩基…

中国へ行ってきました 西安・上海・北京編①

2015年(もう8年前ですね)、中国に講演旅行に行った際に記事を書きました(実は途中で断念し最後まで…

アゾ重合開始剤の特徴と選び方

ラジカル重合はビニルモノマーなどの重合に用いられる方法で、開始反応、成長反応、停止反応を素反応とする…

先端事例から深掘りする、マテリアルズ・インフォマティクスと計算科学の融合

開催日:2023/12/20 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP