[スポンサーリンク]

ケムステニュース

ハーバード大Whitesides教授プリーストリーメダルを受賞

[スポンサーリンク]

米国ハーバード大のWhitesides教授(66)が2007年プリーストリーメダルを受賞することが決定しました。この賞はアメリカ化学会によって与えられる最も栄誉のある賞です。(引用,写真:C&EN
酸素の発見者であるプリーストリーから名付けられたこの賞は、1923年から毎年1人選ばれています。過去の受賞者としても、ノーベル賞をもらってもよいくらい化学の分野で一つの分野を確立した化学者が受賞しています。というよりも、他の賞と異なりノーベル化学賞をもらってからこのプリーストリーメダルを受賞する例も多く見られます。例えばノーベル化学賞を1979年にホウ素化学で受賞したブラウンは1981年に、福井健一とともに1981年に受賞したホフマンが1990年に、最近では1990年に有機合成及び逆合成解析の開発でノーベル賞を受賞したコーリーが2004年に受賞しています。それだけ名誉のある賞です。

Whitesides教授は分野はもちろん化学の枠を超えた研究を行い、900以上の論文、50以上の特許を有しており、最近ノーベル化学賞の最終候補に毎年残っている有名な研究者です。

1960年にハーバード大を卒業後、1964年にカリフォルニア工科大学で博士号を取得し、1963年から1982年までマサチューセッツ工科大学(MIT)で教授陣のメンバーとなり、その後2004年までハーバード大の教授でした。現在は初代のWoodford L. & Ann A. Flowers University Professorに任命され、現在でも精力的に研究を行っています。

今年のノーベル化学賞は彼になるのでしょうか?

関連リンク

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 凸版印刷、有機ELパネル開発
  2. 武田薬品、高血圧治療剤が米で心不全の効能追加
  3. 特許の関係を「地図」に ベンチャー企業が作成
  4. 第2回国際ナノカーレースにてNIMS-MANAチームが優勝
  5. CAS番号の登録が1億個突破!
  6. メスゴキブリのフェロモン合成、駆除に活用・日米チーム
  7. 富士フイルムのインフルエンザ治療薬、エボラ治療に
  8. 豊丘出身、元島さんCMC開発

注目情報

ピックアップ記事

  1. 光化学フロンティア:未来材料を生む有機光化学の基礎
  2. 株式会社ナード研究所ってどんな会社?
  3. パラジウム価格上昇中
  4. 化学者のためのエレクトロニクス講座~代表的な半導体素子編
  5. マッテソン増炭反応 Matteson Homologation
  6. 吉野 彰 Akira Yoshino
  7. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」②(解答編)
  8. 定型抗精神病薬 「ピモジド」の化学修飾により新規難治性疼痛治療薬として極めて有望な化合物の創製に成功
  9. マイクロ波によるケミカルリサイクル 〜PlaWave®︎の開発動向と事業展望〜
  10. 化学で「透明人間」になれますか? 人類の夢をかなえる最新研究15

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2006年6月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

粉末 X 線回折の基礎知識【実践·データ解釈編】

粉末 X 線回折 (powder x-ray diffraction; PXRD) は、固体粉末の試…

異方的成長による量子ニードルの合成を実現

第693回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科(佃研究室)の髙野慎二郎 助教にお願…

miHub®で叶える、研究開発現場でのデータ活用と人材育成のヒント

参加申し込みする開催概要多くの化学・素材メーカー様でMI導入が進む一…

医薬品容器・包装材市場について調査結果を発表

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、医…

X 線回折の基礎知識【原理 · 基礎知識編】

X 線回折 (X-ray diffraction) は、原子の配列に関する情報を得るために使われる分…

有機合成化学協会誌2026年1月号:エナミンの極性転換・2-メチル-6-ニトロ安息香酸無水物(MNBA)・細胞内有機化学反応・データ駆動型マルチパラメータスクリーニング・位置選択的重水素化法

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2026年1月号がオンラインで公開されています。…

偶然と観察と探求の成果:中毒解毒剤から窒素酸化物を窒素分子へ変換する分子へ!

第692回のスポットライトリサーチは、同志社大学大学院理工学研究科(小寺・北岸研究室)博士後期課程3…

嬉野温泉で論文執筆缶詰め旅行をしてみた【化学者が行く温泉巡りの旅】

論文を書かなきゃ!でもせっかくの休暇なのでお出かけしたい! そうだ!人里離れた温泉地で缶詰めして一気…

光の強さで分子集合を巧みに制御!様々な形を持つ非平衡超分子集合体の作り分けを実現

第691回のスポットライトリサーチは、千葉大学大学院 融合理工学府 分子集合体化学研究室(矢貝研究室…

化学系研究職の転職は難しいのか?求人動向と転職を成功させる考え方

化学系研究職の転職の難点は「専門性のニッチさ」と考えられることが多いですが、企業が求めるのは研究プロ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP