富山化学工業は20日、自社開発のアルツハイマー型認知症治療薬「T-817MA」の臨床第1相(フェーズ1)試験を米国で開始した、と発表した。これを受けて株価は商いを伴って上伸している。ラットの試験では進行抑制効果が確認されたとしている。フェーズ2試験は、米国で06年第4四半期に開始する予定。 (引用:ラジオNIKKEI)
アルツハイマー関連の薬は日本ではエーザイのアリセプトしかありませんが、海外ではガランタミンがレミニールという商品名で治療薬として認知されています。開発中のもので言えば第一製薬の「SUNY7017」(一般名・塩酸メマンチン)があります。まだまだフェーズI。薬になるかどうかはわかりませんがうまくいくとよいですね。アルツハイマー関連の薬についてのニュースは関連ニュースをご覧ください。
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