10日午前9時50分ごろ、神奈川県横須賀市久里浜にある岩谷産業の横須賀ガスセンター敷地内で、液体酸素ボンベ1本が爆発した。巻き込まれた同社従業員一名が死亡した。県警浦賀署によると、ボンベは重さ約132キロで、屋外でボンベの洗浄などの作業中だった。同署が原因を調べている。(引用:産経ニュース9月10日)
化学実験では液体酸素ボンベを使うことはあまりありませんが、酸素をよく使う医療現場では使われているようです。液体酸素の危険性は、寒剤の使用前講習などでよく説明されている通り、液体酸素が有機物に触れると爆発します。この事件も、液体酸素に何らかの有機物が触れたことによる爆発の可能性が高そうです。
液体窒素を冷媒とした場合には、操作のミスにより液体酸素がトラップなどにたまる可能性が十分にあります。取り扱いには十分に注意すべきです。
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