[スポンサーリンク]

ケムステニュース

エストロゲン、閉経を境に正反対の作用

[スポンサーリンク]

エストラジオールエストロゲンは若年女性においては心血管を弛緩させるが、閉経後の女性では化学変化が生じて逆の作用を来すことが、先ごろオーランドで開かれた「第2回女性、心疾患および脳卒中に関する国際会議」でジョージア医科大学の科学者らによって明らかにされた。閉経後女性におけるホルモン補充療法(HRT)による冠動脈疾患のリスク増大の原因解明と、こうした化学変化に手を加えることによりエストロゲンが再度安全なものとなることが期待される。(引用:週刊米国健康ニュース

 

エストロゲン(Estrogen)は卵巣濾胞や胎盤などから分泌される女性ホルモンの総称です。エストラジオール-17β、エストロン、エストリオールなどが含まれるが、エストラジオール-17βが最も作用が強いとされています。エストロゲンの分泌が減少すると(40代半ばごろ)に更年期症状などの原因となるため、多くのエストロゲン製剤が開発されています。

 

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 分析化学の約50年来の難問を解決、実用的な微量分析法を実現
  2. 素材・化学で「どう作るか」を高度化する共同研究拠点、産総研が3カ…
  3. メラノーマ治療薬のリード化合物を発見
  4. 地位確認求め労働審判
  5. 発見が困難なガンを放射性医薬品で可視化することに成功
  6. 発明対価280万円認める 大塚製薬元部長が逆転勝訴
  7. 【鎮痛・抗炎症薬】医師の認知・愛用率のトップはロキソニン
  8. ドイツのマックス・プランク研究所をご存じですか

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第40回「分子エレクトロニクスの新たなプラットフォームを目指して」Paul Low教授
  2. 暑いほどエコな太陽熱冷房
  3. サラシノール/Salacinol
  4. ジェフリー·ロング Jeffrey R. Long
  5. コバルト触媒でアリル位C(sp3)–H結合を切断し二酸化炭素を組み込む
  6. はやぶさ2が持ち帰った有機化合物
  7. 透明なカニ・透明な紙:バイオナノファイバーの世界
  8. 「第55回国際化学オリンピック スイス大会」 日本代表が決定!:代表チームへの特別インタビュー
  9. アイディア創出のインセンティブ~KAKENデータベースの利用法
  10. ふにふにふわふわ☆マシュマロゲルがスゴい!?

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年3月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

【12月開催】第十四回 マツモトファインケミカル技術セミナー   有機金属化合物 オルガチックスの性状、反応性とその用途

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合物を“オルガチッ…

保護基の使用を最小限に抑えたペプチド伸長反応の開発

第584回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院 薬学系研究科 有機合成化学教室(金井研究室)の…

【ナード研究所】新卒採用情報(2025年卒)

NARDでの業務は、「研究すること」。入社から、30代・40代・50代……

書類選考は3分で決まる!面接に進める人、進めない人

人事担当者は面接に進む人、進まない人をどう判断しているのか?転職活動中の方から、…

期待度⭘!サンドイッチ化合物の新顔「シクロセン」

π共役系配位子と金属が交互に配位しながら環を形成したサンドイッチ化合物の合成が達成された。嵩高い置換…

塩基が肝!シクロヘキセンのcis-1,3-カルボホウ素化反応

ニッケル触媒を用いたシクロヘキセンの位置および立体選択的なカルボホウ素化反応が開発された。用いる塩基…

中国へ行ってきました 西安・上海・北京編①

2015年(もう8年前ですね)、中国に講演旅行に行った際に記事を書きました(実は途中で断念し最後まで…

アゾ重合開始剤の特徴と選び方

ラジカル重合はビニルモノマーなどの重合に用いられる方法で、開始反応、成長反応、停止反応を素反応とする…

先端事例から深掘りする、マテリアルズ・インフォマティクスと計算科学の融合

開催日:2023/12/20 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

最新の電子顕微鏡法によりポリエチレン分子鎖の向きを可視化することに成功

第583回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 陣内研究室の狩野見 …

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP