Pure science
Mar
14
2009
先日、ある教授の講演を聴く機会がありました。
その教授は「これでもかっ!!」ってくらいのpure scienceを展開されていました。
普段、我々が実験室レベルで行っている研究も"pure"ちゃ"pure"なんですが、やはり
「何かの役に立つ。やる意味がある」というものであると思います。
しかし、その教授は「こんなの何の役に立つの?」というような素朴な疑問の答えを追っていました。
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その教授の講演を聴いて日々の実験生活の中で忘れていた何かを取り戻せた気がしました。
というのも、近年では日本を含め世界中で、「こんなの何の役に立つの?」なんていう研究はやりにくくなっているのが現状であります。もちろん、そーいった研究を遂行されている方や、基礎研究を大事にする研究者が数多くおられることも分かっています。しかし、論文数などから判断すると応用研究の数が圧倒的に多いということは紛れも無い事実であります。
(単純に結果が出にくいということも関連しているのかも知れませんが)
筆者も化学者の端くれとして、素朴な疑問を追う研究というものを大事にしたいと思いますし
それがやりにくくなっている現状そのものを残念に思います。
かくいう筆者も、今現在携わっているテーマは素朴な疑問を追うというものではありません。しかし、そんな中でも、日々の実験結果に対して常に「なんでなんだろう」という姿勢を忘れずにやっていきたいと感じた講演でした。
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